半分でも生きてるキンモクセイ

ちょっと画像が判りづらいですが幹がカミナリに打たれて半分に裂けたみたいになってますが、そんなのへっちゃらとばかりにふつうに枝葉を出して生きてるキンモクセイです。こういうのは大概上の方を水平に寸胴切りして切り口が雨で染みて内部の木質部が腐りこのようになってしまうパターンが多いとおもうのですが、こいつの場合は半分にパカッっと割れてしまったのが逆によかったように思います、なぜかと言うと、割れたおかげで水の逃げ道が出来て木質部が乾燥し腐り進行が抑えられたからのような気がします。

こちらのお宅には他にも頂部を水平に寸胴切りされた樹木があるのですが、内部の木質部が腐り、外側だけで辛うじて生きてるイトヒバは葉色も悪く、幹を揺らすとグラグラしてかなり弱っておりました。水平に切るとどうしても水がたまりやすいので腐りやすいですね。 雨が流れ落ちるように斜めに切ってあげると良いと思います。

これ以上大きくなると困るからという理由でやむをえず芯止めするパターンは多いですね。しかし芯を止めたらもう大きくならないわけではないです(樹種によっては管理がしやすくなる場合もありますが・・・)。多くの樹木は上へ上へと伸びたいわけですから芯を切られても脇枝たちが伸びて樹勢が乗ってきたら次の頂芽になってしまいます。芯止めしたらもう剪定をせずほったらかしでも大きくならないわけではないので結局毎年剪定することに変りはなく、見た目がかっこ悪くなるだけ損のような気がします。

ただ、大きくなりすぎてしまった樹を小さく仕立て直したいという場合は全然ありです。私どもも高い木より低い木のが断然仕事がしやすいので(大きい木のが風格があり格好いい場合が多いですが・・・) 

どっちにしろある程度太い樹芯を切断する時は斜めに切ることが大切です。枯れても良いなら気にする必要ないですが・・・

庭園リフォーム(ガーデンリフォーム)

お庭のリフォームのご依頼がありました^^ お客様によると「15年前?ぐらいに作ってもらったのですが、お庭に手がかけられず荒れてしまっているのでなるべく手のかからないように砂利でも敷こうかと思ってるのですが一度見て欲しい」とのことでした。

坪庭より広い横長の二坪くらいの立派なお庭ですが、芝生と雑草で少々荒れておりますね。後ろに竹垣がございますが10年以上の時を経て朽ちております。竹垣をざっと見たら骨組みはわりとしっかりしており胴縁はプラ竹なのでまだしっかりしておりました。

なのでこれに竹ぼうきの竹穂を挿して竹穂垣のご提案と芝生は剥がして防草シートを敷いた上に化粧砂利。樹木回りは玉竜のグランドカバーということで話がまとまりました。

あと手水鉢のある石組みのとこなのですが水琴窟が仕込まれておりました。私、恥ずかしながら水琴窟のことを知らなかったのです(未熟者だ~)調べてみると水滴で音が反響するとても風流なしかけのようです(贅沢な仕掛けです)お客様によると今はもう穴が詰まってるのか?音はしないようです。なのでここの掃除もしようかと思ってます。

こんな感じでお庭の模様替えをしていきたいと思います。なにぶん、当方開業2年目の弱小個人事業主なので材料屋さんとのコネがありません。なので材料はほぼカーマと憩いの農園からの調達になっております。プロのくせにほとんどDIYレベルですがご了承くださいませ。逆に言うと「DIYでこのくらい出来る」という参考になるかもしれません。長いですがよろしくお付き合いくださいませm(_ _)m

まず、竹垣の修復をしようかとおもいます。ホムセンで買占めしない程度に(ご迷惑になると思い)いろんなお店を回りちょこちょこと竹ぼうきを買い集めました。竹ぼうきですので竹穂と竹の柄をバラす作業がめんどいですが予算は安くあがると思いますので・・・

こんな感じで既存の骨組みに竹穂を挿していきます。当初見積もりよりかなりの量がいりますね。少ないと後ろが透けて見えてしまってかっこよくないです。

こんな感じになりました。上のぼさぼさのとこを横に真っ直ぐ切るタイプもあるのですが「今のほうが自然で良くないですか?」ということでお客様の意見が合いこのままということに・・・

お次は整地作業に取り掛かります。一週間前に除草剤を撒いたのですがあまり枯れてませんね?(濃度を間違えたのか?)夏より枯れが遅いような気がする・・・ これはちょっと誤算でしたがしょうがありません芝生を引っこ抜いてきます(これが大変)

整地作業が一番大変でした。お客様によると水はけも悪い箇所があるということで、暗渠排水とまではいきませんが溝を掘り砂利を敷こうかと思います。

整地で掘った土が結構あります。残土で持って帰ってもよいのですが手間なので角に築山を作ろうかと思います。地産地消?で効率良いしエコです(笑)

整地作業終わりました(土木作業は疲れますね)

水琴窟の砂利をかたします。やはり長年経過しておりますのでものすごい土が詰まってました。砂利を掬っては洗いを繰り返し結構難儀でした~。

綺麗に掃除してくと穴がありました^^ ここが詰まってましたので音が鳴らないわけです。

綺麗に洗った石を戻し生まれ変りました。音の方はというと微かに鳴りました。これがなんとも心地のよい音で「贅沢な趣味だな~」と思いました。しかし、石の厚みがありすぎなのか私のやり方が悪いのか?わかりませんが音がかなりちっちゃいので耳を澄まさないと聞こえません・・・

竹ぼうきの余った柄の竹も余さず有効活用しました。ほんとは四つ目垣の立子はもうちょい太いほうが良いのですが、資源の有効活用なのでエコです^^ 胴縁と支柱三本だけ買い足しましたがかなり安上がりな四つ目垣です^^

もう化粧砂利と玉竜も完了しちゃってますが。砂利は大量に必要なら砂利屋さんで買うほうが安上がりだと思いますが、今回はそんなに必要ないのでカーマで事足りました。ただ砂利敷くだけじゃつまらないと思い、三箇所、植栽スペース(花壇)を設けましたが、ここは本来自然石で囲んだほうが良いと思うのですが、自然石が意外とお値段しますので御影縁石とピンコロで間に合わせました・・・

石枠は強度を考えるとモルタルで固めたほうが良いですが、手間も費用も掛かるので土に乗っけたというか埋めただけです。それでも雨降って地固まるといいますが自然にがっちりきまると思います。なによりまた模様替えしたい時に簡単に石が外れますし、石もそのまま再利用できますのでエコです(エコが好きですね・・・)

作業期間にツワブキが咲いてくれました^^ こういう季節の経過を肌で感じられるのもこの仕事の良いとこです。

↓ BEFORE AFTERです

最後までお読みいただきありがとうございます。まだまだ粗は目立ちますが、お客様には大変喜んで頂きまして私も非常に達成感がありました。今まで剪定の仕事がほとんどだったので今回のお庭の模様替えは大変楽しく出来ました(剪定も楽しいですが・・・)

いつかは最初からお庭作りをしてみたいですね~(いつのことになるやら・・・)

今回のパターンは重機も要らないのでDIYでも十分に出来ますので興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか? ちなみに材料費はざっと4万円ぐらいでした。

庭石がわりと高いのがネックですね(和風の庭は自然石があるとないとじゃ風情が段違いです)今は庭石の需要がないので撤去するにもお金がかかります。しかし買う場合も意外と高いので業者さんとコネがあれば経費削減出来るかもしれません。 私の場合、お客様から要らない石をストックしとけば安上がりですが、石は重いし保管場所も取るしでなかなか難しい問題でもあります。

間違った剪定で弱った樹木(サザンカ)

かなりちっちゃいサザンカですが上の枝2本が完全に枯れてしまったようです。昔はもっとでかかったのですが父が「後ろに植わってるコブシが見えない」ということで適当にバサバサと切ったのですが・・・

夏ぐらいから枯れが目立つな~とは思ってたのですが、サザンカは丈夫で胴吹きもよくするのでまさか主枝ごと枯れるとは思ってなかったです・・・

よく見ると適切な位置で切っていない枝だらけで傷が巻けずに中は枯れ枯れ状態と思われます。

これは、主幹なのですがかなりの焼け(盆栽用語ですがようは枯れてるという意味)が入ってますね。樹木は幹枝の周りの形成層で生命活動をしてるので中身の木質部は腐って空洞になっても強度的にはもんだいですが生命活動は維持出きるのですが、これだけ焼けだらけですので水の通り道が遮断されてしまったのかもしれません

一番下の根元も切った跡がありますね? ここも腐りが入ってます・・・ まだ一応生きてますがどうなるでしょうか?

ちなみに正しい剪定位置とは?、こちらの樹木医様のサイトがわかりやすいのでリンクさせて頂きました。

重い石を割る

庭に長らくほったらかしてた謎のコンクリートの塊、転がして動かすことはなんとか出来ますが1人で持ち上げることはとても出来ません。しかし庭石ならともかく見た目もそっけないコンクリは邪魔でしかありません。最近、電動工具をいくつか買ったのでそれで石を割って撤去したいと思います。

本日の従業員たちです^^ 電動ドライバドリルはマキタのミドルクラスで振動付きなので石に穴空けれます。もっとハイパワーモデルのがよかったかもしれませんが重量も重くなるのでこいつに決めました。ディスクグライダーはマキタの充電式にしては安かったですね~ 13,000円くらいでした。

ディスクグライダーって安いのだと3000円くらいから売っててびっくりしますがマキタのいいやつは20000円ぐらいしますね。

ディスクグライダーっていろいろ便利ですね?ですがかなり危険な道具らしいので注意して作業したいと思います。石を切るにはダイヤモンドカッターを使います。写真のはカーマで一番安い奴です(たしか1000円しなかったと思います)

ちなみにマキタ本社は西尾市のお隣、安城市にあります^^

安全対策アイテムです。 保護メガネは必須です! そして皮手袋に安全靴。削った埃がそうとう出ますので前掛け(エプロン)してやります。

とりあえず長年置きっぱなしだったのでかなり埋まってます。バールで「おらしょっ」と引っこ抜きます。サイズは60cm×30cm×18cmでした。よくホムセンで売ってる御影石の縁石(棒みたいな奴)5、6本分くらいですね?

ざっと重量を予測計算してみますと0.6×0.3×0.18=0.0324 水の重さ1に対して石の重さは材質によって2~3倍なので今回2.5倍で見積もると0.0324×2.5=0.081t キロに直すと81キロと出ました(予想重量)計算あってますかね? 間違ってたらすみません・・・

この石を捨てるのもいろいろ手間とお金がかかる場合もあるので食パンみたいに薄切りスライスして庭に敷石として再利用しようかと思いとりあえず端っこにドリルで穴空けましたが、これがうまく奥まで掘ってくれません。多分、このブツは砂利が混ざったコンクリなので小石が邪魔して奥までいかないんだと思います。ためしに普通のコンクリブロックに穴空けたら、いとも簡単に下まで貫通しましたので・・・

他にそこらの庭石もやってみたのですがなかなか手ごわかったです。やはり石でもいろいろあるので硬い石にはうちのドリルはパワー不足は否めません。

穴がかなり浅いのですが写真のセリ矢という石割道具をぶっさして金槌で叩きます。このセリ矢もほんとはもっと径が太いのがほしかったのですがうちのドリルは最大で13mmまでしか差し込めませんので致し方ありません。 ちなみにこのセリ矢3本ぐらいほしかったのですが意外とお値段お高くて2本での勝負となります。

セリ矢を交互に叩いていきますが、ご覧の通りジグザクで失敗どころか下まで割れず、表面が少しかけただけでした。やはり穴も浅いしディスクグライダーで切れ込みをいれてないので当然と言えば当然の結果ですね・・・

こいつはコンクリの加工物なのであれですが天然の石には石目という割れやすい目があるそうです。熟練の方はその目に沿ってセリ矢を打ち込み、パカッとあざやかに割るそうです。

あまりに大変なのでもう食パン薄切りスライスは辞めにしました(根性なし)今度はグラインダーで三辺に切れ目を入れてからセリ矢を打ち込みます。今回は運よくドリルが結構奥まで入ったので成功の予感・・・

カンカンカンと打ち込みますとあっさりパカっと綺麗に割れました~。 これは気持ちいいですね^^ これでもまだかなり重い、無理すれば持ち運べなくもないですが、腰をやられるのでもう半分っこずつにします。

なんとか四等分に割れました(汗)これなら楽に持ち運べ撤去出来ます。

ちなみに近くの菊に大量の削り粉がかかってシルバーリーフみたいになってます。かわいそうなので水をかけました。

グラインダーで切断する時って持つ向き(刃の回転方向)によって前か後ろに粉が飛びますね?私は今回前に粉が飛ぶ向きで作業しましたが逆に持ってたら自分が粉だらけになってましたかね? しかし顔に石粒がガンガン当たりますのでメガネ必須ですね。ノーメガネだと下手したら失明します・・・ 逆向きのが安全かもしれませんが右利きだと工具の構造上どうしても・・・

最後に体重計に乗ってもらって重量を測りました。1本18k~23kだったので ×4で大体80kgということになります。予想重量計算とほぼ合致しましたね^^

最近は庭に石を入れるより「撤去して欲しい」という依頼のが多いようです。昔と違ってお庭のスペースがないのと 庭スペースを駐車場にするためにそうするケースが多いようです。

昔はりっぱな庭だと庭石だけでも何百万という時代だったようですが、買うと高い石もいざ売ろうとしても売れないどころか大きい石なら逆に何万、何十万と撤去料がかかってしまうご時勢です。なにぶん重量物なので致し方ありませんが・・・

しかし、現在でも立派な庭石や沓脱石はそれなり良いお値段します。需要がなくてもそれ相応の値がするのもやはり重量物なので人件費がかかるからですかね?

ちなみに当中村園芸は小さな植木屋で重機がないので重い石の撤去は出来ませんのでご了承くださいませ m(_ _)m 

節約して撤去をするなら今回のテーマのように石を割るのも一つの手かもしれません(手間と危険と道具を揃えるお金がかかりますが・・・)

※ご自分で石を割られる場合は大変危険ですのでくれぐれもお気をつけくださいませ。

庭にカブトムシの幼虫が居た・・・

ちょっとサイズ感がわかりずらいですが、コガネムシの幼虫より明らかに巨大なのでカブトムシの幼虫だと思います。子供の頃なら飛び上がって喜んだでしょうが、今は「へ~、まだ西尾も自然が残ってるんだな~」ぐらいなもんでした^^

先日、花壇の雑草やら芝生やらをむしってたのですが、まだ残暑があるでしょうからマルチングをしたほうがいいと思い腐葉土を引っ張り出したのですが在庫がちょろっとしかなくて、しょうがないので庭の落ち葉を蒔こうとかき集めましたらこいつが出てきたということなのです。

うちで剪定した枝葉は庭にほっぽっとくのですが、植木屋を開業してからはお客様宅から出た剪定枝も量が少ないときは庭にほっぽるのですが、狭い庭ですので結構な厚みになってしまいます。が、葉は8割ほど、幹は5割ほど、枝はその中間ぐらい?が水分なので夏の日差しを浴びたらすぐに干からびて体積が減ります。ことしの夏は雨が多かったので腐りも早く、写真のように下の方はとてもいい感じに腐葉土化していました。

腐葉土は買うと高いし品質もマチマチなのでこのように自給自足が環境にも金銭的にも最高ですが、問題は場所ですね~。うちがもうちょっと広ければよかったのですが贅沢は言えません。仕事をがんばって枝葉処理の場を得たいです・・・

庭にちょっといいかんじの蕾を上げてる謎の草があったので放置してましたらニラだと判明しました^^ 葉っぱがヘナヘナでなんかやる気のない草だな~と思ってたのですが花は意外と綺麗ですね。 こいつはわりとそこらに勝手に生えてくるようです。

※スイセンとの誤食にはお気をつけくださいませ、ニラは匂いですぐわかります。