雑草のように勝手に生えるユリ(タカサゴユリ)

鉢の中から「タカサゴが生えてるな~」と思ってたのですが、「一輪だけなので花咲かすか~」って感じで今咲きました^^ こうやって見ると結構綺麗ですね。真夏に咲く花は貴重だし、お盆の花として重宝しそうです。勝手に生えてくるのでタダですし(笑)

タカサゴユリはテッポウユリと似てますので間違えやすいですが、大きな特徴が花びらのこの薄紫の筋です。テッポウユリにはこれがなく真っ白です。あとテッポウユリは6月頃が花期なのとタカサゴユリよりかなり小型です。タカサゴユリはデカイと胸の高さぐらいまで伸びますがテッポウユリは背丈50cm~1mくらいとかなりちっちゃいです。

あと大きな特徴はタカサゴユリは他のユリより葉っぱがかなり細いので、慣れるとほんとにすぐ「あ、タカサゴ生えてる(抜かないと!)」って判別出来ます。

これは、お客さんの畑に生えてた奴ですが、こいつは筋が入ってなく真っ白ですね?多分、タカサゴとテッポウユリの交配雑種だと思います。

ほっとくと種が飛んでこんな感じでどんどん増えてきます。増やしたくなかったら抜くか花後にすぐ切ってしまいましょう(繁殖率は結構すごいです)。お客様宅もタカサゴ発生率はかなり多いのですが、お好きな方は「切らないでそのままにして^^」という方も居ます。

私はこいつはあまり好きではなく速攻駆除対象だったのですが、一輪だけだったので咲かせてみました。ここは畑なので良いですが、庭でここまで増えるとかなりうっとおしいので適度に抜いたほうが良いとは思いますし、繁殖力が旺盛なので国としては要注意侵入植物のようです(強い外来種は在来種を駆逐してしまうので) 個人的にもタカサゴユリは発見したら抜いたほうが良いと思います。

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芝生用除草剤 シバゲン

たまたまネットで見つけた芝生用除草剤、以前ホムセンで買った粉を振りかけるタイプのを使った時、芝生まで枯れてしまったのでそれ以降使ったことなかったのですが、ためしに買ってみました。これ、たった20gで3000円ほどしますので高いと思ったのですが、希釈倍率が散布面積にもよるのですが概ね10,000倍とかなり薄めで撒くようでコスパは良いと思います。

このスプーンすり切りで1gのようですが、これを10㍑の水で薄めるのでうちでは余って使いきれないです(笑)うちは3㍑ぐらいで十分なのでこのスプーン三分の一を計るのがむずかしいですね・・・

撒く前はこんな感じ。ちなみに穴ぽこだらけなのはピンポイントでグリホ系除草剤を撒いたからです(笑) この程度ならすぐ芝は復活して穴を埋めてくれますが・・・

撒いてから二週間ちょい経ってこんな感じ。シバゲンは遅効性で枯れるまで20日~30日くらいかかるそうで、実際枯れるのに時間かかりましたね・・・ この画像の雑草もほぼ枯れてますが、まだ青い所があるので完全に枯れるにはまだちょっと日数かかる感じです。

しかし、ほんとに芝生は枯らさずに雑草だけ枯れてくれました^^ 

芝生内にカタバミが入るとかなりやっかいですが、カタバミだけ綺麗に枯れてます。

こちらもやっかいなスズメノカタビラ、枯れてます^^

ということで使った感想は、めちゃくちゃ使えます!「あんなに薄めの倍率でほんとに効くのかな?」と思ったのですが、あきらかに芝生内の雑草が消えて、尚且つ芝生は枯れずに綺麗になってます。これでかなり労力がいる芝生内の除草作業をしなくて済みます。これだけ暑いと庭仕事は何もやる気が起きないですから・・・

しかし便利な世の中になってますが、世の中便利になればなるほど地球の環境は悪化してるのかもしれません。ほんとに今年の異常な猛暑はこの先の地球の未来にかなり不安を感じるのでいろいろ考えさせられます・・・

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真夏に咲くナツズイセン(夏水仙)

うちに植わってるので一番綺麗だと思うナツズイセンです。50球ぐらい植わってるのですが、今のとこ咲いてくれたのは三本だけです。まだ咲くかもしれませんが、まったく芽が出てないので多分咲かないような気がします。今年の7月の気温は過去百何年で一番高かったそうです。ここまで暑くて、しかもここ3週間ほどまったく雨が降ってないので植物には厳しい環境になってるので咲いてくれないのも仕方がないです。

ピンクにうっすら青のグラデーションがこの時期、涼し気でほんとに良いです^^

他の地域は夕方に結構雨が降ってるようですが、ここらはまったく雨が降ってないですね~

庭木や街の樹木たちが心配です。しかし雑草ってほんと強いですね?地面カラカラだと思うのですが、アスファルトの隙間とかでよく枯れないですね?

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電線に触れてる高木の伐採

草刈りでお邪魔したところ、この樹が気になったのでお客様に「電線に触れてるので切ったほうがいいですよ?」ということで追加の仕事となりました。これ以上高くなると私では危なくて手に負えません。蔓植物が電線に絡まってなかったのでよかったです。あと一年もほっとくと電線に絡まってプロに頼むと数万レベルかかってしまいますので、ほんと良かったです。

これ樹木はアブラギリなのですがそれに絡まってるアレチウリがめちゃくちゃやっかいです。こいつはヤブガラシがかわいく思えるほど半端じゃないほどの成長力とツルの丈夫さを持ち合わせてます(堅いとこはほとんどロープ)ちなみに侵略的外来種です。この樹は推定7,8mぐらいですが頂上までなんなく絡まって樹全体を覆ってしまってます。ここまですごいツル植物はなかなかないんじゃないでしょうか?

うちは4mの二連はしごしか持ってないのですが、なるべく上の方で切らないと危険です。登れそうだったのですが、ちょいと厳しいということで開業当初に買った6mの林業枝打ち用のモンキーラダーというはしごを初出動させました(笑)これ3万5千円ぐらいして結構高かったのですが、ようやく使う機会に恵まれました^^

大分、上の方まで届きました^^ 7m級の二連か三連ハシゴのが扱いやすいかもしれませんが、今はなんでも値段が高くなってるのと重量が20㌔とかかなり重いので買うか迷っております。このモンキーラダーは10㌔ちょっとなのでとても軽いです。ただ6mあるので立てる時バランス保つのが厳しくて狭いとこで気を抜くと倒してぶつけてえらいことになりそうです。

あと普段は2mの棒三本に分かれてて収納と運ぶのは便利ですが組み立てるのがめんどくさいのと、ほとんど垂直に立てないと連結部分が折れそうで怖いです。

なんとか無事終わりました。お客様が「根元から伐採は忍びない」ということで半分残しております。一時間くらいかかってしまいました。ツル植物がハンパなかったですね~。切断してもツルが絡まって途中でぶら下がってしまってイライラしました(笑)

にしてもほんとに電線にギリギリ触れるか触れないかぐらいなので私にも出来ましたが、上の方はほんとにちゃんと確認してから仕事しないと大惨事になりかねませんのでこういう仕事はあまり安請け合いしない方が良いと思いました。

なんにせよ無事仕事が終わって感謝です。

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異常な猛暑、庭木にも水やりを

今週は暑かったですね。外仕事は地獄の一週間だったと思います。というか最近は猛暑日ばかりで休まる暇がないのではないでしょうか?私は個人事業主なので自分のさじ加減でスケジュールを決めれますので無理せず出来ますが、勤め人の方はほんとに大変だと思います。

冗談抜きに昨今の夏は、命の危険がどの人にも身近に迫ってるほどの猛暑だと思います。ちなみには私は汗かきなので午前中だけで水分を5㍑ほど消費します。今週はすべて半日仕事だったので良かったですが、8時間労働だと単純計算で一日10㍑ぐらいの汗が出るということになるのでほんとにゾっとします(恐)

熱中症の初期症状の筋肉のつりがハンパじゃなく仕事が捗りません。そろそろ空調服を買わないと仕事にならないような気がしてきました。あれかなり涼しいらしいですが、モコモコしてるのとバッテリーの充電がめんどくさそうで避けてたのですが・・・

ということで人間はもうヘトヘトになりエアコンなしでは生活出来ないような夏になってしまいましたが、植物にもキツイ環境になってきています。ほとんどの人はそこらに生えてる草や樹木のことなんて気にもしてないと思いますが、私は植物が好きですし、仕事柄「ここまで暑いとお客様宅の庭木が枯れはしないか?」と心配になってきます。

植物(草木)は人間なんかより全然強いと思いますが、昨今の猛暑は異常ですので暑さと水切れで枯れる木が結構出てきます。特に注意するのは、今年植えたばかりの庭木、植えて三年以内の庭木(まだしっかり根付いてないので)、あとは当たり前ですが、暑さと乾燥に弱い樹木なのですが、メジャーな庭木だとハナミズキ、モミジ、洋風のコニファー類(根が浅くて高温多湿に弱い種類が多い)は地植えと言えども水切れに注意してください。

おおよその判断基準といたしまして、例外はあると思いますが、常緑樹より落葉樹のが夏の暑さと乾燥に弱い傾向があります。見れば解ると思いますが、落葉樹のが葉っぱが薄くてペラペラして頼りない樹木が多いですよね?反対に常緑樹は葉っぱが厚く、表面はろう物質(ワックス層)でテカテカして水の蒸散を落葉樹より抑えれると思います。

このろう質はクチクラ層と言って、どの植物にもあるのですが、判断基準は葉っぱがピカピカテカテカしてるほど乾燥に強いと思います。常緑樹のツバキ、サザンカは葉っぱがテカテカしてますが昨今の夏の暑さもへっちゃらで強いと思います。ただ、夏に伸びる枝葉はコゲること多いですね~。

あとは何と言っても松は暑さ乾燥に強いです。あれだけ分厚いウロコ樹皮に覆われてたらそら強いですわね。松が猛暑で枯れだしたら地球の終わりが迫ってるんじゃないですかね? 松が枯れる原因はほとんど松枯病か寿命だと思います。松で有名な実相寺の樹齢何百年レベルの黒松の巨木が去年一本枯れましたね?最近見たら綺麗に伐採されてました。小学校の頃、実相寺は帰り道によく通ったのでなんか悲しかったです・・・

基本的に日本原産で何十年も植わってる庭木はあまり心配する必要はないと思います。あと、サルスベリやキョウチクトウなど夏に花が咲く植物も暑さ乾燥に強い傾向です。

ということで、うちの地植えして3年くらいのハナミズキです。多少うどんこ病で白くなってますが、一度消毒しましたのでかなりマシですし、定期的に水やりしてますのでこれでも元気なほうだと思います。ハナミズキはほんとにほっとくとヘロヘロで葉っぱがボロボロになり、落葉して最悪枯れます。

今日の朝、ジョウロ一杯(8㍑)水をやって夕方地面を見たらこんな感じです。表面はカラカラでしたが、少し掘るとまだしっかり湿ってました。ちなみに枯草でマルチングをしてます。夏の乾燥予防にマルチングをお勧めします^^

今日はほんとに暑くて、鉢植えは朝、水やって昼にはカラカラというブツが多かったですね。そういう時は夕方まで待たずにすぐお水をあげてよいです。よく「夏の暑い時期の昼の水やりは鉢内が熱湯になって植物が弱る」と言いますが、そのまま水やらずにしおれて枯れる可能性のが高いんじゃないですかね? 私はむしろ真昼のアツアツの時にたっぷり水をやって夕方はスルーすることのが多いですね。人間だってアッつい時間帯に冷たいシャワー浴びた方が気持ち良いじゃないですか?

水やりのコツは鉢植えと地植えで多少違うと思いますが、基本的には「乾いてからたっぷりと」です、水やりはメリハリが肝心です。やる時はたっぷりと。やらない時はやらない。「毎日ちょろっと」は良くないやり方です。植物は湿りと乾燥を繰り返すのが健康に生育してく場合が多いです。植物は水分を求めて根を伸ばすので、いつも湿ってると根を伸ばさなくても水が飲めるので甘えて根を伸ばさなくなり丈夫に育っていかないです。あと酸素不足で根腐れしてしまいます。

地植えの水やりはほとんどの人がホースで表面が濡れるくらいちょろっとしかやりませんが、やるときはほんとに嫌ってほど、ホースで1分くらいはあげないと地面の下まで水が浸透していきません。そこまでしっかり水やりすれば三日~一週間くらいは持つと思います(樹種や環境にもよりますが)あとこの時期はたっぷりと葉水もしてあげてください。よく「暑い時期の葉水はレンズ効果で葉っぱが焼ける」と言いますが、そんなことはありませんので安心してあげてください。人間と同じでたっぷりシャワーしてあげれば気化熱で一時的でも涼しくなると思います。

と言っても現代人は忙しくて「庭木にまで水やりをする暇がない!」という方も多いと思いますので、目安といたしましては梅雨明け後二週間くらい、まとまった雨が降らない場合は庭木に目をやってあげてください。現在この地域は梅雨明け後10日ぐらい猛暑日連続でまとまった雨が降ってないので私は結構庭木にも水やりしてます。庭木全部は大変だし水道代が嵩みますので、松とか丈夫で乾燥に強いものは除外してハナミズキや植えて年数が浅い若い樹を中心にやっております。

ちなみにこいつは夏のおなじみ雑草ツユクサです。地面はカラカラなのにまったくへっちゃらですね~。

地面を少し掘ってみましたが、カラカラです!なんで枯れないのか不思議でしょうがありません(すごい)この場所は菊も植わってますが菊も乾燥に強いですね。園芸品種は結構しおれる奴が多いですが、野菊は異常に強いです・・・

雑草は嫌われ者ですがこの異常な生命力で地球の地面を保護してるんですよ?庭木の回りもこの手の雑草が生えてたほうが乾燥を防いでくれて枯れ防止になります。

その辺は庭の見た目と有用植物の健康と成長のさじ加減で判断すると思うのですが、雑草だからってなんでもかんでも駆除しなくても、見た目がかわいかったりそんなにうっとおしくなかったらそのままでもいいんじゃないでしょうか?まあ雑草はうっとおしいのが多いですけどね(笑)

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