ツツジは日当たり悪くても花がよく咲く?

四階建てアパートの北側なので春秋冬の日当たりはかなり悪いと思うのですが、結構花柄の枯れたのが付いてたので、今年も結構咲いたんだと思います。施主様によりますと毎年結構咲くようです。今の時期は日が高いので午前中くらいは日が当たってました。

ちなみに一番手前のキンモクセイだけやたら繁ってるのですが、場所が北東なので朝日がこいつだけしっかり当たるので元気いっぱいなのです。奥の方の奴らは日当たり悪くヒョロヒョロなので植物にとって光がいかに重要かがわかると思います。

6月中旬なのでツツジの花後剪定としてはちょっと遅くて7,8月の花芽分化(植物が来年の花芽を作る作業)までギリギリなので来年は花が少ないかもしれません。

奥の方のキンモクセイたちは葉っぱが少なくヒョロヒョロですが、がんばって毎年花を咲かせてるようです。

しかし、このどこでも見るオオムラサキツツジはほんとに強いですね~ こいつは過酷な場所の方が逆に花付きがよいような気がしてます。街路樹とかめちゃくちゃ環境悪いと思うのですが、毎年すんごい咲いてますよね?人間もそうだと思うのですが、生き物って過酷な環境だと子孫が絶えやすいので絶えないように子供(種)をたくさん残そうとする本能があるようです。

今、先進国でどこも少子化になってるのは生命の危機感がないからじゃないですかね?私の親世代は戦中戦後時代ですが、今よりあきらかに生活が苦しかったであろうに兄弟が5,6人とかザラだったですから・・・

花・ガーデニングランキング

中村金治 切り絵作品展

西尾図書館併設、岩瀬文庫市民ギャラリー様にて今週末6/22日曜まで展示させていただいております。入場無料です。

AM9時~PM5時(最終日は3時頃に撤去予定です。)住所 愛知県西尾市亀沢町480

皆様のお越しをお待ちしております^^

アゲハ蝶の幼虫がかわいい

ミカン科の樹木を育ててる方にはお馴染みだと思うのですが、こいつかわいすぎますね?

僕的には数多いるチョウ目幼虫で一番かわいいと思います、というかこいつ以外はほぼ気持ち悪くて唯一かわいいと感じるイモムシ、ケムシ類なのです。

朝見たときはこんな感じで鳥の糞みたいな初期型だったのですが、夕方見たら緑色のかわいいイモ虫に変態しておりました(笑) 鳥や蜂などの天敵に食べられないようにこのような形になってるのです。

花柚子に結構デカイ奴がいました^^

しかし、人間ってのは勝手なもので この手のイモムシは気持ち悪がられますが、成虫になったチョウチョを嫌う人はあまりいません。木に幼虫が付くと「どうにかして!」と言う人は多いですが、そこらに飛んでるチョウチョを「殺して!」と言う人はほとんど居ません。

あとチョウチョは人気ものですが、同じ仲間の蛾は嫌われ者です。これは人間の本能?なのでどうにもなりませんが・・・

ちなみに蝶と蛾は種類で比較すると圧倒的に蛾のが多いようです。日本では250種の蝶と5000種の蛾がいるようですが、蛾は見た目が良くないので問答無用で殺生されるので数で生き残りをかけてるんですかね?

花柚子の実がめちゃくちゃ成ってます。今年は大豊作のようです。柚子のいい所は実が成りすぎて食べきれなくても風呂にぶちこんで柚子風呂で消費してしまえることです^^

植えて10年くらいかな?僕の身長より高く、けっこうでかくなりましたので、アゲハの幼虫を養えるぐらいの葉っぱの量です。木がちっちゃいと丸坊主にされてしまいます(笑)

いちばん上の写真の幼虫ちゃんはこのキンズの盆栽に付いてたのですが、一匹ぐらいなら養えると思いますので蝶になるまで見守りたいと思います。しかし自然は厳しいので鳥とか蜂に食べられてしまうかもしれません・・・

花・ガーデニングランキング

エゴノキを枯らす害虫(テッポウムシ)

ほとんどの樹木が芽吹いて来ましたが、うちのエゴノキの二本立ちの一本だけ、いつまで経っても新芽が吹いてきません。

こっちはわさわさ

こっちはまったく・・・ 枝を折り曲げてみるとまだしなりがあったので切らないで様子を見て見ましたが、さすがにもう枯れてるでしょうね・・・

エゴノキは乾燥に弱いそうなので、去年の猛暑で枯れたかな?と思ったのですが、結構こまめに水やりしてたので、他の原因かな?と思い株元を見てみると、おがくずが・・・

テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)のようですね・・・

エゴノキはテッポウムシがよく付くようです。しかも結構枯れてしまいます。前、お客様宅の10年以上?の結構デカいエゴノキもテッポウムシにやられ枯れてしまいました。

根元を切断するとこんな感じ。形成層がやられてます、こりゃダメだわ

枝の切り口は緑なので、わずかな希望を持ってたのですが、根元がこれではダメでしょうね・・・ 植物が枯れると普通は茶色くなるのですが、こいつはまだ枯れて間もないのと、気温が夏のように高くないので、まだ体の中の水分がちょろっと保持してるということですかね? 

ということで、エゴノキはテッポウムシがよく付くのでお気を付けくださいませ。根元回りが草とかで覆われてると被害に気付きにくいです。うちも芝桜で覆われてるのでまったく気付きませんでした。

 

 

 

竹の伐採、駆除

これ、3、4年前くらいに見たときはちょろっと生えてるくらいだったのが、ちょっとした竹林みたいに増えてました(恐)。品種は多分、斑入りの大名竹だと思うのですが、細身で背丈が5mくらいまでしか伸びない、園芸向きの品種のようです。

竹の恐ろしさはこの繁殖力です(笑)なので「地植えは絶対にすべきではない」と言われる筆頭の植物です。しかし、私は和風好きなので竹は結構好きですし、この品種はかなり綺麗だと思います。竹を育てたい場合は鉢植えで育てるかorどうしても地植えしたい場合は根域制限が必須です。根域制限とは植物の根っこが必要以上に横に伸びないように、土にコンクリなど硬い壁で囲ってしまうことです。

竹のように地下茎が広がって繁殖する植物には有効です。地下壁が深ければ深いほど根の広がりを防げますが、あまり深いと掘るのが大変だし、浅いと根っこが壁を潜って広がる恐れがあるので難しいとこですが、竹の場合は概ね50㎝ほどの深さで壁を設置すれば良いようです。

竹は和風の料亭とかに合うので結構植わってると思いますが、大概ブロックに囲われた植枡に植えられてると思います。地下茎がアスファルトをぶち破るほどの力はないと思いますが、割れ目があったら生えてくるかもしれません。あと畳ぐらいなら突き破ってしまうと言われますよね?(ほんとかどうか不明ですが・・・)

一番背が高いのでも4mぐらいなので竹の中ではかわいいもんですが・・・

子供がかくれんぼするには最高の隠れ場かもしれません(今の子はかくれんぼするのかな?)

竹林の中って妙に癒されるというか落ち着くと思うのですがどうですか? 私は旧西野町小学校出身なのですが、隣に実相寺があって、そこに大きな竹林があったのですが、すごい落ち着く場で「ずっとここで遊んでたい」と思ってたような記憶が・・・

剪定鋏で切れる太さなので切るのは簡単ですが、切ったブツを運ぶのが大変。竹は軽いので力はいりませんが、長いので狭い場所を運ぶのが結構ストレス・・・

しかし、この竹、ほんと綺麗だな~、ちょろっと貰って鉢で育ててみたいですが、やめとこう・・・

半日ほどで終了しました^^ こいつはかわいい品種なので私一人で手におえましたが、これが真竹や孟宗竹なら無理でしょうね・・・ 

竹は地下茎が生きてるかぎり、すぐに生えて復活してしまうので地際で綺麗に伐採してもゴミの量が増えるだけで効率悪いな~と思い、こんだけ残して、ラウンドアップ10倍液をたっぶり噴霧してみました。1週間後にどんな感じになってるか?見てみます。枯れ具合によっては再散布します。いくら竹でも何度もグリホ除草剤をかければ枯れるはず・・・

最近は放置竹林がそこかしこにあって結構問題になってるようです。昔は日本人にとって、かなりの有用植物だった竹も今では完全に悪者になってしまいました(なんかかわいそうです)

竹の子はおいしいし、竹垣も風情があって最高にかっこよいと思いますが、いかんせん竹林管理は大変だし、する人がいません。

需要と供給のバランスが崩れるとどうしてもそうなってしまいますね・・・

花・ガーデニングランキング