モミジ、カエデの盆栽 紅葉

最近の寒さで急激に紅葉しました^^ モミジは去年の方が綺麗ですが、カエデは今年のが良い気がする・・・

3年ぐらい植え替えしてないので今年はやらないとダメですね・・・

もみじの根張り。盆栽は上だけじゃなくて根張りも鑑賞の重要ポイントで根が「盤根」と言って複数の根が癒着したり根っこが太ったりして板状に広がるのが時代を感じさせて良いのです。こいつは育てて6年ぐらいかな?

こっちはカエデの根張り。こいつは調べたら2008年に買った当初の写真があったので15年育ててますね~。なんか突然カエデの盆栽が欲しくなり、カーマで見つけたのですが、こいつしかなかったので選択の余地もなく買ったんです。

これが15年前の写真です^^ まだ当時は盆栽のボの字も知らないし普通にプラ鉢に植えてますね(笑) でも別にプラ鉢に植えちゃダメなんてルールはないです。どんな植物でも浅鉢(盆栽鉢)に植えれば盆栽っぽくなるってだけです。むしろ植物の生育には浅鉢のが根が張るスペースが少ないので過酷です。浅い鉢だと盆栽特有の根張りが作りやすいのと成長が抑制されるので盆栽には浅鉢必須ということになります。

あと見た目の風情がやはり違いますわね 普通の鉢と盆栽鉢では・・・ 

このカエデは15年育ててるわりには一向に良くなりませんが、やはり育て初めのころ知識がなかったので枝作りや根張りの出し方を失敗してるからだと思います。

仲良く2ショット。 結構綺麗です。最近は盆栽にあまり手をかけてなくて鉢が雑草だらけだったり扱いが雑になってますが、わりとほったらかしでも枯れないし、ふと見ると季節感を出してくれるしでやはり盆栽は楽しいです。

こんな小さな鉢の中でもちゃんと育てていけば人間より軽く長生きしてしまうのがすごいと思いませんか?

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キンモクセイの盆栽 満開

買って三年ぐらいだと思うのですが、さすがになかなか太りませんね・・・

しかし、毎年このように結構満開に咲いてくれますし、気軽に香りを楽しめて良いです。

キンモクセイは庭木としては人気樹種で昔のお宅様には結構な確率で植わってますが、普段は結構ボサボサで樹形もほとんどが刈り込み仕立てのでっかいトトロみたいな感じになってしまうので狭い庭にあると圧迫感があると思います。

今の時代、庭も狭いし(そもそも庭がない)植える人はあまりいないと思いますが、鉢植えなら手軽に育てられてよいと思います。とにかくこの香りはほんとに良いです。この香りがどこからともなく漂ってくると「秋だな~」っとしみじみ思います^^

ちなみによく植わってるトゲトゲ葉のヒイラギもモクセイ科なのでこの時期(キンモクセイより一か月くらい遅い晩秋)花が咲いてキンモクセイよりはかなり弱いですが鼻を近づけると良い香りがします。結構お客様でも知らない人がいらっしゃって、長年庭に植わってるのに、「ほんとだ良い匂いする!」とかびっくりしたりします(笑)というかヒイラギに花が咲くことさえ気づかない方も多いのです。(庭木に興味ないとそんなもんです)

 あとあまり知られてませんがヒイラギモクセイという樹はキンモクセイより上品なとてもよい香りがします。キンモクセイより遅い11月くらいが花期です。

ヒイラギは虫が良く付いて葉っぱをボロボロにされれるのがネックです。あのトゲトゲ葉は動物に食べられないようにしてるのですが虫には効果がないんですね・・・

キンモクセイは蕾がほんとちっちゃくて、白ごまみたいなツブツブが枝先にまとわりついてる感じなので知らない人だと気付かないと思います。

普通の花木は蕾を確認出来て、「そろそろ咲くな~」って感じなのですが、キンモクセイはいつのまにか咲いてるって感じになるんだと思います。

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ソテツ(蘇鉄) 植え替え

お客様にソテツの植え替え?移動?を頼まれましたので急遽うちのソテツちゃんで予行練習したいと思います。お客様が言うには鉢が割れてしまったということです。植え替えしたことがないとおっしゃってました。

私は盆栽等鉢植えも結構育ててるのですが去年は植え替えをさぼってしまって一鉢もやらなかったので久々の植え替えです。ソテツは二年ぶりくらいかな?大きくなって窮屈そうだし成長が緩慢だったのでそろそろやろうと思ってたので丁度よかったです^^

鉢物の植え替え頻度に付きましては植物の種類によると思います。バラとかは毎年やったほうがいいです。やらないと花数が少ないです。盆栽は樹種によりけりで3年おきとか毎年とかいろいろです。これ以上大きくなってほしくないとか別に成長しなくても良いというなら放置でもよいと思いますが、根詰まりにも限界があって長年植え替えせず放置してると最悪枯れると思います。鉢植えはせいぜい5年ぐらいが限界ではないでしょうか?もちろん丈夫な植物はそれ以上耐えるのもあるとは思いますが・・・

根っこはこんな感じ。ソテツは毎年とかそんな頻繁に植え替えする必要ないようですが、根の生育は旺盛だと思います。調べると植え替え適期は5月~9月。ソテツは暖かい地域の植物で寒さに弱いので晩秋から冬の植え替えは避けた方が良いと思います。最近は温暖化で今も暑いので10月末くらまでは全然大丈夫だと思いますが保証はしません(笑) 常緑樹や草花の植え替えはほんとは春の芽出し前が最適だとは思うのですが、秋でも問題ないと思います。夏、冬の植え替えは辞めた方いいです。ただし落葉樹は冬の植え替えでも問題ないです(葉っぱもないし休眠してるので)

根っこを切り詰めました^^ 根っこ切り用のハサミが研いでなくナマクラだったので若干雑ですが、ほんとは切れ味の良いハサミで切ったほうが良いです。人間と同じで綺麗な切り傷のが治りが早いからです。

結構切りました^^ 植物は根っこと地上の枝葉が比例してると言われてるので根っこを大量に切った時は上の枝葉も剪定した方が良いですが、丈夫な植物はそれほど気にしなくもよいと思います。しかし、植え替え後に葉っぱがしおれてるようなら根っこを切りすぎて葉っぱに水を行きわたらせない状況になってる場合もあります。そういう時は葉っぱを少し切ってあげるか、しばらく日陰で養生してあげると良いと思います。

一回り大きな鉢に植え替えします。ソテツは意外と葉っぱが大きくて邪魔なのでこれ以上は大きくしないつもりです。土は赤玉とバーク堆肥しか在庫がなかったのでで1:2ぐらいの比率で植え替えます。

ちなみに下の写真は三年前にこいつを買った当時の写真です。あまり変わらないように見えますが、結構幹が太くなってます。

最後に水をたっぷりやって終了です^^ 。コツは下穴から滴り落ちるほどお水をやることです。新しい土は乾燥してるのでたっぷりやったつもりでも意外と下まで染みてないことが多々あるので、必ず下穴から水が抜けてるか確認したほうが良いです。

ちょっと水はけが悪かったので赤玉比率が少なかったかもしれません。特にソテツは乾燥に強い系の植物なので水はけを良くしたほうが良いと思います。

植え替えすると植物がリフレッシュして元気になったように見えるから不思議です^^

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桜の盆栽

旭山桜の盆栽です。こいつはもう10年以上は居ると思うのですが、毎年咲いてくれます^^正直盆栽としては不向きな樹種で小枝があまり出ないので間延びしまいがちですがなんとかこの大きさを維持できてます。

つい最近うちで法事がありましたので、丁度満開で飾ることが出来ましたが親戚のおばちゃんたちが「あれ綺麗だね~」なんて言ってくれたのでうれしかったです^^

レンゲツツジです。こいつはかなり綺麗です、青色の芝桜が前に植わってるのですが、青とオレンジって合うんですね?すごい映えて綺麗です。落葉性のツツジはこの辺りの夏の暑さに弱いですが、植え場所をあまり日当たりガンガンのとこを避けてあげればなんとか生育してくれるようです。

黒松盆栽 秋のお手入れ

前回記事にあるように断幹して大きさを半分くらいに改作した黒松ですがなんか元気がありません。幹を揺すってみたらグラグラでした。もう1つの黒松は強風で斜幹から地面に寝そべるスタイルになってしまいました(笑) 多分こいつも強風でやられたんだと思います。

こいつは1000円で買った奴でそんな大事ではないので適当にバサバサといきます。 上の飛び出た枝で樹形を作って行こうかと思ってます。

根張りもいまいち・・・

断幹して二年弱ですがあまり傷巻きしてませんね? でもよい感じの傷跡だと思います。

キンズです。ここ最近の寒さで葉っぱが元気ないですね。そろそろ軒下に移動します。

キンズもそうですけど柑橘は概ね寒さに弱いですのでほんとは冬は室内に非難したほうがよいみたいですが、私はスパルタなので外置きのままです。

ちなみに秋に徒長枝がすごい勢いで出ました。普通は切るのですが幹を太らせるためにあえて放置する手法もあるようです。

こんな感じにビョーンって1mぐらい?も伸びました^^ こんなちっちゃい鉢でよくここまで伸びるもんだと感心しました。樹木ってやっぱ基本的にデカクなりたいのですね・・・

ちなみにこの徒長枝の新鮮な葉っぱはアゲハチョウの幼虫のエサになりました。でも葉っぱが少なすぎてすぐ丸坊主になって消えてしまいました(鳥に食べられたかな?) どうも古い葉はお口に会わないようで新芽しか食べませんね・・・