プロ意識を持つことを再認識した出来事

画像はまったく関係ありませんがうちの緑の菊が綺麗だったので載せました^^

当中村園芸は今年で開業4年目になります。少しづつですがお客様も増えて、私を気に入ってくださったお客様がお友達をご紹介してくださったり、どんどん良い輪が広がり、とても気持ちよく仕事させて頂いております。

仕事が増えてお客様から感謝のお言葉を貰うと、自分が人気ものだと勘違いしてちょっと調子づいてしまうことがあります。今年は「仕事をやらせていただく」から「仕事をやってやってる」という感覚になってしまったり、ちょっと心境の変化がありました。

「これはいかん」と思ってはいるのですが、とくにうちは安く早く作業をやってるので、お客様が「早いね!安いね!綺麗だね!」と喜んでくれますので天狗になりがちです。

前置き長くなりましたが、先日エンジンブロワのリコイルスターターの紐が仕事中に切れてしまうトラブルに見舞われて軽くパニックになったのですが、幸いなことにその現場はほうきで履けばまあなんとかなるレベルだったのでよかったのですが、問題は「このブロアどうしよう?買うと2,3万はするしもったいない。」しかし自分で直す自信もないし、毎日使う物なのでこれがないと仕事の効率が非常に悪くなるのでどうしたもんかと悩んでたのですが、

「あそこの農機具修理屋さんにダメ元で持って行ってみるかな~」と思いつきました。前から気になってたとある農機具修理屋さんがあるのですが、以前から「草刈り機とかも直してくれるのかな?」なんて思ってたのでこの機会に持っていくことにしました。

で、仕事帰りに電話もせずにいきなり飛び込みで。「この紐切れちゃったんですけど直りますかね?」と聞いてみたら、その場ですぐにものの20分ほどで直してくれました(料金もお値打ち)

その時、「ああこれがプロだ、俺なんてまだ全然ダメだ」と反省とやる気が同時に沸いてきたのです。

修理するのに何日か待たされると思ってたのでほんとに助かりました。

人間って困ってるときに助けられるとほんとにうれしく感動するんですね。私もそういう仕事が出来たらいいな~なんて思ったひとときでした^^

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門番のような威風堂々としたラカンマキ

11月だというのに暑いですね^^ 空気は乾燥して心地よいは良いのですが太陽を顔面に浴びると秋だというのに日焼するぐらいの異常な暑さで、なんか体感したことないような変な季節?ですね 秋にしては暑すぎる、しかし半袖で散歩するには最高に心地よいのかもしれません。

タイトル通り、堂々した姿でお客様を迎えるラカンマキさん。12段の脚立が出動しますので高さも結構あって大変です。この人だけで半日ほどかかります。

下から見上げる。見守ってくれてるようでなんか安心感があります。かっこいいです。

施主様によるとここに家を建てるときにすでにこのマキさんが植わってたそうです。で、大工さんが「この樹はなかなか良いから残したほうがいいよ」とおっしゃったのでマキを切らずに残して家を建てたそうです。

この話聞いて。昔の方はほんと庭木が好きで粋だな~なんて思いました。今の時代なら考えられないでしょう。ほぼ100%伐採抜根されて更地にされてしまいます(更地のが価値が高いんですよね)

結果的にこの樹は長年施主様の生活に欠かさない相棒?ご神木的な感じでお家の風格を上げてくれてます。

今は庭木や植物に興味ある若い方が激減しておりますので、木なんて邪魔でしかない存在という感じだと思います。立派な家の家主様が亡くなってお子様が空き家管理とかしてるパターンも多いと思いますが庭木はほんとにめちゃくちゃに切られてぞんざいな扱いされてますね。

私も庭木を全部残すべきという考えはないですし、むしろ多すぎる庭木のお家は言い方悪いですけどかっこ悪い樹や邪魔な樹は間引いたほうが庭が良くなるし管理も楽になるという考えも持ってます。しかし、「この樹はかっこいいな~風格あるな~ 残してあげたいな~」と思うことも多々あります。でも工事するのにでかい庭木があったら邪魔ですし、施主さんがそもそも庭木を要らないのならしょうがないというのもよくわかります・・・ 

今、日本は空き家だらけですが、中古物件の需要は極端に低いお国柄です。とにかく日本は新築信仰が顕著です。西尾もぶらついてると結構空き家っぽい家が目立ちますね。しかしその物件に需要はありません。庭なし50坪程度の新築建売ばかり乱立してますね~。このままだと植木屋は将来的になくなる商売かもしれません。

欧米では中古物件を選ぶ人のが多いらしいです。中古でもDIY文化が根付いててメンテの行き届いた質のよい物件が多いので新築よりむしろ古い物に価値を見出す人が多いからなようです。 庭もそうで、立派なお庭、庭木が植わってる家は価値が高くなったりするようです。

これってほんと良いことじゃないですか? 日本の場合は湿気が多くて家が傷みやすいので30年ぐらいで寿命と言われてますが(実際は50年くらいは平気で住めますけど)

ボロい中古を買ってもリノベやらなんやらで結局新築買った方が早いっていう感じだから中古物件の需要が極端に低いのではないでしょうか? 古民家をリノベすれば風格あがるでしょうか、そうとう金かかるでしょうし、安い費用で古き良き日本の民家みたいになりそうな物件も少ないでしょうからね・・・ まあ新築選んじゃう気持ちもわかります。

最近はボロ屋を自分でDIYしてyoutubeに上げてる人が結構居ますが、あれおもしろいですね^^ 私も将来、田舎の激安物件買って自分でDIYして田舎暮らししたいな~なんて思ってます。「ポツンと一軒家」みたいなのに憧れます(笑)

この画像が一番サイズ感がわかりやすいですね。庭木としてはかなりでかいです。

ラカンマキはイヌマキほど繁らないので剪定は楽です。しかしこの人の剪定は大変です。私は10段まではそんな怖くないのですが12段の脚立になると途端に恐怖感が増します。落ちたら大けがどころか下手すりゃ死にますのでヘルメットと安全帯を装着します。

時間に追われてると安全をおろそかにしてしまいがちですが、命にかかわることなのでその辺はしっかりやってく癖を付けないとダメですね。私は常に一人で休憩もろくに取らずに全開でやってますのでいつか事故を起こしそうで心配になったりします。

もうすこしゆとりある見積取ったほうがいいかな~と最近思ってますが、早く仕事を終えれば安く提供出来てお客様が喜ぶので(悩みます)

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メラレウカ 剪定

正式には「メラレウカ・レボリューションゴールド」というどっかの歌手みたいな名前です。こいつはいろんな種類があるようですが、フトモモ科で原産地はオーストラリア。フトモモ科はほとんどが南の方の暖かい地域が原産のようです。仲間としてはユーカリ、フェイジョア、ギンバイカ、ブラシノキなどがまあまあ有名ですかね?

こいつははっきりいって庭に植えるような奴ではないです。鉢植えなら良いと思いますが、庭に植えようものならまず後悔すると思います(笑)成長スピードがハンパじゃないほど異常に早いのです。また剪定がめちゃくちゃむずかしいです。普通の庭木のような常識が通用しないので僕みたいな三流庭師だとめちゃくちゃ苦労します(笑)

毎年こいつの剪定時期になると憂鬱になるくらい嫌いです(ごめんなさい)

こんな感じでキノコみたいになってしまいました(笑)お客様は「どんぐりみたいにしてください」と言われたのですが、「下枝が雨の時垂れ下がって通りにくくなるので下をさっぱりさせてください」と言われたので先に下枝をバサバサ切るとどんぐり予定がスーパーマリオのキノコみたいになってしまいました(まあこれはこれでかわいいかと)

僕は植物が好きなのでよっぽど嫌いな植物はないのですがこいつは嫌いです(ごめん)ほんとに剪定がめちゃくちゃむずいのです(なんでむずかしいのか説明しにくいですが)

上の写真は三年前のビフォー・アフターですが、この時はまだ楽でしたが、年々枝が混んできて当然デカくなっていき、剪定がむずかしくなっていきます。

写真だと判りづらいですが、かなり大きくなってます。毎年結構切ってるのでこの程度で収まってますが、剪定しなかったらどうなることやら?その状況を見た時、多分剪定より伐採を選択すると思います。

ということで施主様(知り合いなのでグチを言えるのです(笑)は結構気に入られてるようですが、私的にはほんと憂鬱な樹木なのでした(ほんと悪口ばかりでごめんさい)

ちなみにボロクソ言いましたがあくまで剪定するのが嫌い?苦手?と言う意味で樹自体は柑橘のほのかな香りもしたり涼しげで紅葉もして今時の洋風の家にマッチし、とても良い樹だと思います。

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シマトネリコ 伐採

6、7mぐらいですかね?結構でかい株立ち状のシマトネリコちゃんです。管理が大変ということでかわいそうですが伐採することになりました。一時大ブームになったシマトネリコも今や厄介者になってる場合が多いですね・・・

今までありがとう、合掌・・・  

でもこのままだと十中八九また生えてくると思いますけど・・・

伐採した太枝&幹はキャンプの薪として有効活用(供養?)されるようです。

エコで良いですね^^

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雑草刈るだけでも庭は見違える(剪定ビフォー・アフター)

先日の松が五本あるお庭の続きです。4日予定で雨で半日潰れましたが三日半でなんとか終了出来ました^^

右の松は時間的に葉揉み省略の時短剪定なので若干雑ですが・・・

後ろのマキの生垣。その後ろにコンクリの構造物があるので誤魔化しが効かずにちょっとゆがんで見えますね(汗) 言い訳がましいですけど所々に枯れこんだ箇所があるのでしょうがない面もあります(ご勘弁ください)

しかしこうやって比較して見ると、お庭っていかに雑草処理が大事かが判りますね?

雑草を刈るだけでもすんごい庭が綺麗になったように見えます。

みなさま雑草処理には興味あるようで、先日うちが投稿した「除草剤」の記事が結構人気でアクセス数が他の記事より段違いに多かったので・・・

こちらのお庭は一応芝生なので(ほとんど雑草に浸食されてますが)草刈り機使いましたが、所々に生えてるロゼット型雑草(タンポポみたいな奴)にはピンポイントにグリホ除草剤を撒きました。このような庭木や草花が植わってる場所にはくれぐれも粒剤系除草剤は蒔かないようにご注意ください(大事な植物も枯れてしまうおそれがあります)

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