バラの摘蕾

バラの季節になりました。うちのバラたちもボチボチ咲いてますが、うちのおやっさんが植えたものがほとんどなので私はほぼノータッチでたまに消毒するぐらいなもんですが、ちゃんと咲いてくれます^^ 剪定も父が適当にやってますので正直花数は少ないと思います。

で、みなさん摘蕾(てきらい)ってしてますか? 私はしてませんし、父はそんな技法があることさえ知らないと思います(笑) やはり「せっかくの蕾がもったいない」というのが一番の理由ではないでしょうか? 上の品種はわりと単独で蕾を付けるタイプなのであれですが、やはり花がデカくて立派です。

フロリパンダ系は多花性なので通常、摘蕾はしないようですがハイブリットティー系は摘蕾したほうが大きくて立派な花になります。ハイブリッドティーでも上の写真のようにひとつの枝に3、4個ぐらい結構蕾が付きますね?

三つ子をそのまま咲かせるとこんな感じでやはりちっちゃいですね。三人で養分を分けてるので当然と言えば当然です。

まあでも結局は自分の好みですね。とにかく大きい花にしたいとか切花にするなら摘蕾したほうがいいですね。そのまま花数多く、花満開っぽくしたいなら放置という感じですかね?

大体、同時に咲き進むのではなくて上の写真のように順番に咲いてくので咲き終わりになったらすぐ摘むのですが、これが切花に使えないしなんかもったいないので・・・

水鉢にポイっと浮かべました^^ バラ好きな方は結構やってらっしゃるのではないでしょうか? これ結構いいですね? 当初、私が1個だけ浮かべてたのですが、父が追加で浮かべたようで、5個に増えてました(笑) これ花瓶に生けるより花持ちがいいような気がします。

真冬に咲く寒菊

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします^^

庭をぶらついて適当に生け花に使えそうなのを探しましたが、今年は寒菊の咲き具合がちょっと遅いような気がします。寒菊と言えど寒さにめちゃくちゃ強いって感じではないです。やはり北風の当たらない日当たりの良い場所のが綺麗に咲いてくれます。

最近は霜もよく降りますので縮こまって綺麗に咲いてくれません。ですのでこのように花瓶に生けて温かい室内の方が逆に綺麗に花が開いていきます。この時期の生け花は花持ちがとてもよいので菊とかは一ヶ月ぐらい持ちます。ツバキとかサザンカって茶花によく使われますが意外と花持ちは悪いんじゃないですかね?私の生け方が悪いのかもしれませんが・・・

こいつは樹勢がすごくてよく茂って花付きもよいですが、場所があまりよくないのかご覧の通りヘロヘロで綺麗に咲いておりません。今からまだ気温が下がっていきますので、これから咲き進むことは期待出来ないと思います。

こいつは5年ぐらい植えっぱなしで結構大輪の花が咲いてくれますが今年はいまいち・・・

こいつは菊ではなくてオステオスペルマムです。こいつも丈夫ですね^^

しかし花の咲く時期にかなり固体差があるような気がする・・・ 

秋に咲いたり、冬に咲いたり。 春はまあ普通に咲きますけど・・・

ゴールデンクラッカー。キク科で貴重な木本(樹木)です。ユリオプスデージーの近縁種で日本では草花扱いで売ってますが、日本の環境にも適応して容易に樹木化しますので結構すぐ大きくなりますね。これでも毎年かなりバサバサに切ってますがすぐ元の大きさに戻ります。

こいつもなぜか真冬に咲きますが、花の香りがハチミツみたいないい匂いがするのが良いです^^

こんな寒いのに花を咲かせてる植物を見ると、「健気だな~」って思いますね^^ 春夏園芸にはない奥ゆかしさが冬園芸にはあります。

終わりかけの菊を生けました

長いこと咲いてくれましたがそろそろ菊も終わりです。逆光で見づらいですね・・・

カーテン閉めたら余計暗くなりました・・・

時間を置いてから撮りましたが、なかなか綺麗に撮れない・・・

バラと菊って相性いいですね? なんかすごく贅沢でゴージャスな感じが・・・

やはり緑色の菊が一番綺麗だと思います^^ 花瓶生けだとこの色があるとないとじゃ華やかさが段違いです(好みもありますが・・・)

多分、今時の若い人は見向きもしないであろう菊ですが、バラ、カーネーションとともに三大流通量の多い花です。切花に至っては菊がダントツで流通量が多いです。花屋さんを覗けばそれは納得しますわね(菊だらけですもの)

しかし菊は仏花のイメージが強すぎておめでたい席や人様への贈り物で使われることはかなり少ないですね?バラやカーネーションは贈っても菊を贈るのは失礼っていう風潮がありますね?

実際、入院見舞いで菊を贈るのはご法度と言われてますし、昔のドラマとかで中高生のイジメの場面で机に菊の生け花を飾るとか定番になっております。

若い人は彼女さんの誕生日にバラは贈っても菊を贈ることはほぼないだろうし、なんでここまで生産量、流通量が多いのにイメージがバラの華やかさと真逆で地味なんでしょうか?

最近の品種はバラに引けを取らないほど華やかだと思います。切花も良いですが、自分で育てても菊はほんとに重宝しますよ。宿根草なので毎年咲いてくれますし、丈夫ですし、バラほど病害虫に気を使わないでよいので管理が楽です(付くのはアブラムシぐらいです)

あなたもバラではなく菊を贈れるような粋な人になってみませんか?(笑) 綺麗で心がこもっていれば常識なんてあまり気にしないでいいと思うのですが・・・

菊 8月末に摘心 背丈を低く抑えて開花

毎年菊の摘心で悩むのですが、まず摘心の理由と致しましては花数を多くする、背が高くなりがちな菊の背丈を低くコンパクトに咲かせる。というのがあります。元気な株なら春に延びた後にすぐさま地際でバッサりやってもまたすぐ復活したりするのですが、樹勢の弱い品種はあまりバサバサやると結構枯れてしまいます。

樹勢の強い奴でも「こいつは丈夫だから」とバサバサと何回も切ったり時期を間違うとすごく弱ったりします。

で、いろいろ自分なり考えて今回ためしたのが8月末まではほぼ伸ばし放題で光合成をしっかりさせてから半分から三分の二ぐらいバッサリ切るというのをやってみました。理由は何回も(普通は三回ぐらい?)摘心をすると弱い品種は枯れてしまうことがある。コマめに摘心しても結局秋には背丈が高くなり、だらしなく垂れ下がってしまう。

矮化剤という手もあるのですが、自分には合わなかったです。まず薬価が高い。1回ではなく結構こまめに散布しないといけない。散布タイミングが結構むずかしい。 などの理由からです。

で、上の写真がその結果です。例年なら支柱を立てなければまず自立出来なかった株が自立してます。株によりますがいつもの半分~三分の二程度の高さに収まりました^^ しかもちゃんと満開に咲いてくれました。 摘心時期は8月末~9月上旬ぐらいです。

最近の雨で若干垂れ下がってしまいましたが、支柱を立てるのは結構めんどくさいのでこの手法は結構いけるかも?と思いました。切花にするなら背が高いほうがいいかもしれませんが・・・

綺麗な奴は枯れてしまって丈夫なこいつらが生き残ってます。丈夫な奴でも何年も同じ場所に植えっぱなしだと弱ったりしますけど・・・

5年前ぐらいに買ったアナスタシアという品種がなんとか二株生き残ってくれてます。こいつはグリーンマムエリートです(笑)ほんとに毎年綺麗な緑色です。

三年前に植えたセンリョウが初めて実を付けてくれました^^ 赤実を買ったはずなのに、なぜか黄実と混合といううれしいサプライズです。 

お客様に「今年はセンリョウの実が付かないんだけどなんで?」って聞かれましたが、これまた返答に困ってしまいます。ナンテンもですけど、花時に雨に当たると実が付きにくいとかいわれますが、あまりアテになりません。ナンテンは自分の感覚だと株の性格(植え場所)の違いのが大きいような?よく実がなる株は毎年よくなりますが成らない奴は毎年成らない傾向が強い気がする・・・

センリョウは最近育てたばっかなので正直よくわかりません。姉の家のセンリョウがたわわだった翌年は実付きが異常に悪かったので隔年結果習性があるのかもしれません

私は「まあ、そういう年もあるわな~」と諦めます(いいかげん?)

最近は猛暑など異常気象傾向だし、そもそも植物に完璧を求めるのは酷なような気がします・・・

バラ エゴノキ ニオイツツジ

バラの季節ですね^^  今年の春は乾燥気味だったせいか黒星病が少ない気がします。

この時期は憩いの農園へ行くとバラ苗が欲しくなってしまうので自粛してます。なんでも憩いの農園さんは今年の5月末から12月上旬までリニューアルのため休園するようです。かなりショックですが年末にはリニューアルオープンするようなのでそれまで我慢ですね・・・

去年植えたエゴノキですがこいつは成長が遅いようです(とくにピンクは)

謎のツツジ、ニオイツツジという名前だったのですが、エクスバリーアザレアという名でも売ってるような気が・・・ 匂いツツジと言うわりにはあまり匂いはしません。しかし落葉性ツツジは佇まいが綺麗なので大きくなってほしいのですが、暑さに弱いのがネックです。