剪定の適期

樹木の剪定時期についてはおおまかに落葉樹、常緑広葉樹、針葉樹で剪定に適した時期が異なる場合が多いです。花木類では花を咲かせるためには切ってはいけない時期があります。
そこから樹種別に剪定の最適期を探ってすべての木を最適な時期に剪定するのがベストですがご自分でやられる以外はむずかしい状況だと思います。
一般に年二回なら盆前と年末、年一回なら秋から年末までに剪定を頼まれる方が多いです。植木屋さんは適期でない時でも依頼があれば剪定をします。
樹木の生命力はとても強いので簡単に枯れるものではありませんが不適期の強剪定は避けたほうが無難です。木が弱り最悪枯れる場合もあります。
ということでこの項目では庭木を枯らさないように健康に育てる秘訣を私の稚拙な知識ではありますがご紹介していこうと思います。
植物の育て方については本によってもインターネットサイトによっても若干の差がございますのでどれが一番の正解か判断に迷う場合もございますが私の過去の経験と知識に基づいて書いていこうと思っております。
訪問者様から「えー違うだろ!」って突っ込みが入ることもあるかもしれませんがご了承くださいませ。m(_ _)m
 

落葉樹

落葉樹は概ね常緑広葉樹より寒さに強い樹種が多いので落葉後の休眠期(12月頃~2月末頃)が剪定適期です。木を小さくしたり樹形を変えたい場合など太い枝を切る強剪定の最適期です。逆に夏の強剪定はやめたほうがよいです。とくにモミジはデリケートなので要注意、ちなみにモミジは根が動きだすのが早いので出来れば落葉後から年内が最適期です。年が明けてから太枝を切ると切り口から水が噴出してくることがあるのです。徒長枝を切ったり風通しをよくするために軽く透かす程度の軽い剪定は年中大丈夫だと思います

常緑広葉樹

常緑広葉樹は落葉樹とは逆に真冬の強剪定はしないほうがよいです。寒さに若干弱い樹種が多いのと落葉樹のように冬に休眠しないからです。剪定の適期は真夏を除く3月~年末までです。春、秋は強剪定出来ます。強剪定は出来れば芽だし前の3月頃が木への負担が一番少ないと思います


針葉樹

針葉樹、コニファーと呼んでるものも、ようは針葉樹です。寒さに強い反面暑さ、特に日本の高温多湿に弱い樹種が多いようです。ただ黒松だけは別格で暑さにも寒さにも強いです。よく植えられてるマキの木も針葉樹ですが(個人的には広葉樹っぽいと思うのですが)マキはやや寒さに弱いので注意です。真夏、真冬以外は強剪定出来ます※赤松など強剪定に弱い種類も一部ありますので要注意ただ針葉樹を切るときは枝に必ず葉を残してくださいね(葉っぱのない棒状の枝はほぼ枯れます。)

花木類

花物の剪定の基本は「花後すぐ」とよく言いますが大体あってます。常緑の花木はその通りですが落葉の花木はセオリー通り冬の休眠期のがよいと思います(アジサイ、ドウダンツツジなど花後剪定のがよい種類もあります)落葉の花木は4月頃の春先に咲くものがほとんどですし花が咲く前の冬の休眠期にかっこよく形を整えて春を待つほうが良いですよね(※ただし木を大きくしたくない場合は花後剪定でも良いと思います。逆に柿や実梅などの果樹、クロガネモチなど実を鑑賞する樹の花後剪定は当然、実がならないor少なくなるので基本NGとなります)ツツジ類はとくに花後すぐ剪定が来年の花数を多くするコツです。そして逆に剪定してはいけない時期は夏過ぎの9月以降です(飛び枝を切る程度の軽い剪定ならOK)花が咲かなくてもよいなら9月以降も剪定してよいですが・・詳しくは「花芽分化期」で検索してみてください。

長くなりましたがまとめますと基本的に真冬と真夏の強剪定はやらないほうがよいが落葉樹は真冬の強剪定は剪定適期である。

すべての庭木に当てはまるのは剪定適期は春と秋で常緑樹は強剪定も出来ます。真夏の強剪定はNG!。理由は人間と同じで真夏は樹木もバテて活動力が鈍ります。

その時にせっかく春からのばした枝葉を傘に暑さを凌いでたのにバッサバサと切り落とされたらどうでしょう?人間と同じで日焼けしてしまいますね?

そして樹木は切り落とされ分を取り戻そうと懸命に新枝を伸ばそうとします。春や秋ならよいですが真夏にこんな余計な体力を使うのは大変な負担になります。

そして軽い剪定なら年中OK!ただ出来ることなら真夏、真冬(落葉樹を除く)の剪定はやめてあげたほうが木は喜ぶと思います。

ただ夏は木がボサボサになってるので私もですがやはり形を整えてやりたくなるのもしょうがないですね。害虫予防的には風通しよく透かしたほうが良い面もありますが夏前にやってあげるのが一番良いということになります