香りの効果(青ゆず)

最近、ちょっとしたきっかけでお香に興味を持ち、香りについていろいろ調べたので今日はそのお話をしたいと思います。上の写真はうちに植わってるゆず(花柚子)ですが、まだ青いですね?通常は黄色に色づく秋以降に収穫するのですが、このように青いうちに収穫する青ゆずも少ないですが使われるようです。青ゆずは柚子胡椒に向いてるようです。香りは黄色とあまり変わらないような?青い方がどっちかいうと若干フレッシュっぽいですかね?いい匂いに違いはありません。ゆずは果皮に香り成分がありますので爪で傷つけてやると良い香りが出てきます。めちゃくちゃ癒されます^^

なんでよい香りを嗅ぐとこんなに癒されるのか?というと実は嗅覚は五感(視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚)の中で唯一、脳に直接情報が伝達される感覚だからのようです。嗅覚以外は大脳新皮質という部分を経由してから「大脳辺縁系」という人間の本能や感情を支配している部分に情報が届くようですが、嗅覚だけは直接本能に繋がる感覚のようです。

なので良い香りは癒し効果の即効性が他の感覚より高いようです。しかし逆もまたしかりで嫌な臭いがストレスになるのも早いんでしょうね・・・

現代人はなにかと視覚、聴覚ばかりを使いがちなので、そこに嗅覚の情報も足してあげると脳のバランス?がよくなっていろいろ良い効果が出るそうです(詳しくは「香りの効果」で調べてみてください。

森林浴をするととてもすがすがしくリフレッシュ出来るのは森林が放出してるフィトンチッドという香り成分のおかげらしいので、納得します。(もちろん香りだけじゃなく緑や新鮮な空気などなど複合されてると思いますが・・・)

こういう自然の良い香りは人間が作った香水や芳香剤と違って万人受けすると思います。香水などは自分は良いと思っても他人には臭く感じたり迷惑になることが少なくありませんし、芳香剤に至っては良い匂いというより嫌な臭いに蓋をする感覚で使うもので、積極的に嗅ぎたいと思うような匂いではないですよね?

本物のバラの花の香りを「臭い」という人は少ないと思いますので(もちろん数ある種類で臭いと思うものもあるかもしれませんが・・・)自然の力はすごいですね^^

ちなみに柑橘の香りは自律神経を整えてうつ症状の改善に効果があるようです。柑橘類は酸性が強いので昔流行った輪切りのレモンを顔に貼ったりするレモンパックは逆効果でシミが出来たりしてお肌に良くないので注意してください。とくにお肌に塗ったあとに紫外線を浴びるとよくないようです。

意外なのはよく見るゴールドクレストというコニファーも柑橘系の香りがしますね。剪定したり葉を揉んでやるとすごく香ります。あとブルーアイスも。ちょっと甘めの柑橘系って感じだったと思います。

現代はなにかとストレスのたまる時代ですので日々の生活によい香りを取り入れるとよいかもしれません。私も香りにここまで良い効果があるとは思わなかったので勉強になりました^^

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