背の高いマキの生垣を低くする

ちょっと作業したあとの画像ですが、高さ230㎝くらい、奥行きも相当分厚い年代物のマキの生垣。長さもそうとうあって毎年この生垣だけで2日かかり、体力の消耗も著しいということで施主様が気を使っていただき、「中村さんがやりやすいように低くしていいからね」ということで強剪定の適期が来ましたので入らせていただきました。

「そろそろ春」という暖かくなってくる3月後半は樹木の強剪定の最適期です。太枝をバサバサ切ったり、葉っぱがスカスカになるくらい切っても、寒さで枯れ込む心配もなくなり、樹体内に一番養分を蓄えてる時期なのですぐに元気な枝葉が繁り回復しやすい時期です。

施主様と相談の結果、男性の目線が丁度遮れる高さ170㎝にしました。当たり前ですが、かなり明るくなりました^^ 年代物の生垣の強剪定なので多少天端がガタガタですが、また繁ってくるのですぐ綺麗になると思います。

何十年レベル(下手すれば樹齢100年くらい?)なのでそこらの生垣レベルの太さではありません(笑)

こんなデカブツが生垣を支えておりました~(直径20㎝)

切った後の天端はこんな感じです。強剪定なので当たり前ですがこのようにスカスカになります。生垣の内部は日が当たらないので葉っぱが繁らず、いざ小さくしようと思っても出来ないことが多々あります。カイヅカイブキは骨状態にすると枯れてしまいます。マキは針葉樹にしては胴吹きするほうなので天端を切断したことで内部まで日が当たるようになりますので新芽が吹いてくると思います。しかし、こういう強剪定は時期を間違うと枯れるおそれがあるので注意です。真夏や真冬はやらないほうが無難です。

巨大なマキの壁、私は「グリーンモンスター」と呼んでました・・・ めちゃくちゃ疲れますので(笑)

これで普通のかわいい生垣になり。今年の秋は1日で終えることが出来そうでとてもうれしいです!

高い生垣のがプライバシーは確保出来るでしょうが、圧迫感もあるし、庭が薄暗くもなるし、僕的にはこの高さのが管理もしやすいし明るくなって良かったと思います。ここまで幹が太い生垣を低くする大改造は超大変なのでなかなか重い腰が起きませんでした、今回なんとか出来てホッとしました^^ 

ゴミの量は思ったより少なくすみましたが、軽トラぎゅうぎゅう満タンで7杯、剪定ゴミ重量計1トン越えでした~。うちは軽トラしか持ってないのであれですが、こういう大仕事は2tトラックをレンタルしたほうがコスパ&効率よいのか、どうなのか? 次への課題にします。

お疲れさまでした~

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