よく見るウバメガシの玉仕立てです。植木屋でこいつの剪定が好きな人は少ないのではないでしょうか?こいつはこのように徒長枝がビョンビョン伸びてほんと成長期は見苦しいし、備長炭になるくらいなので枝は堅いし、内部にほこりや枯れ葉が溜まって目やのどをやられるしであまり好きではないですね~。今、植える人はほとんど居ないと思われますが、なぜか昔は流行ったんですかね? たしかに剪定するとわりと風格が出て恰好いいですが・・・
バリカンで一気に刈れれば簡単ですが、徒長枝が太くて堅いので鋏で抜いてからじゃないと厳しいです。それにめんどくさいですが、太い徒長枝を元から抜かないと年々枝が混み混みになって結局手間がかかるようになっていきます。
しかし、こいつはそういう手間をかけても結局毎年びょんびょん徒長枝が出たりしますね~。イヌマキの玉仕立ての場合は太い徒長枝を元から抜く一手間をかけると翌年、徒長枝が減ってくれますが・・・
今年の異常な猛暑と降雨不足で上の方の葉っぱがこのように半枯れ状態ですね。しかし枝は枯れてないので来春は元気よく新芽が出てくると思います。
下の方の葉はこのように健康です。上の方から萎れたり枯れるのは水切れの場合が多いです。
あと、この虫が大抵付きます。クリオオアブラムシだそうです。徒長枝に群がってますね。
ウバメガシの場合、虫でむしろ樹勢が弱まったほうが楽でいいですが、なんともないです。
今年の猛暑でどこのお宅様も結構影響が出ております。こちらもカシが一本全枯れ。サツキツツジ類が部分枯れ等々。 しかしサツキツツジは枯れてるように見えて意外と枯れてないことが多いです。
こいつも良く見ると、枯れ枝に見える枝から新芽が吹いてます。来春復活すると思います。
これがイヌツゲやキャラボクだとほぼ枯れてますね。最近部分枯れがめちゃくちゃ目立ちます。ツツジのが強いと思います。
話変わりますが、中山美穂さんが亡くなられてしまいましたね・・・ 私同世代でファンだったのでとてもショックです。ミポリンの歌がラジオから流れてくると青春時代を思い出してとても心地よいです。多分、私の世代は多くの人がそうだと思います。それほどの大スターでした・・・