多分、今まで剪定してきた中で一番デカい樹だと思います。推定樹高6~7m、枝幅もけっこうなもんです。しかし、自然の樹木の中ではまだまだちっちゃいのですが、庭木としてはデカいですね~。
幹はこんな感じ。直径60~70㎝でした。もし、伐採となっても僕のへっぽこチェーンソーでは太刀打ちできません(笑)なにしろ丸太が重すぎて一人では無理です。
下から見上げる。下から見ると要らない枝とかよくわかります。昼ごはんをこの位置から眺めながら、「あの枝が要らないな~」とか考えます。この手の巨木は大概何年かに一回、形とか関係なくブツ切りに強剪定されますのでちょこちょこ腐りが入ってましたね。普段は表面だけこれまたブツ切りにされてたようで、よくある太枝から小枝が爆発的に生える成長の仕方でしたので苦労しました。今回、しっかり基本的な骨格を作り直しましたので来年は多少楽になると思います。
ヤマモモは山に自生してるような樹なのでほっといてもよいような気もしますが、20mぐらいにもなる高木なので広さが限られてる場所ではあたり前ですが剪定が必要です。庭木の場合だとこのように透かした方が人から「明るくなったね~」と喜ばれます(笑)
この人、樹齢が何年かわかりませんが僕より年上だと思います。これ一本で一日かかりヘトヘトになりましたが巨木だけに登って剪定できたので仕事はしやすかったですし、樹に登るのは結構楽しいです^^ 仕事しながらだと落ちたら危険なので油断はできませんが・・・
今は家や街の樹木が減り、子供たちが樹とたわむれることも少なくなったと思いますが、昔は樹に登ったりするだけで遊びになりました。まあ、今でも公園に落ちてるどんぐりをちっちゃい子が拾ってたりしますけど、ああいうの見るとほんと癒されますね~(笑)


















