メラレウカ 剪定

正式には「メラレウカ・レボリューションゴールド」というどっかの歌手みたいな名前です。こいつはいろんな種類があるようですが、フトモモ科で原産地はオーストラリア。フトモモ科はほとんどが南の方の暖かい地域が原産のようです。仲間としてはユーカリ、フェイジョア、ギンバイカ、ブラシノキなどがまあまあ有名ですかね?

こいつははっきりいって庭に植えるような奴ではないです。鉢植えなら良いと思いますが、庭に植えようものならまず後悔すると思います(笑)成長スピードがハンパじゃないほど異常に早いのです。また剪定がめちゃくちゃむずかしいです。普通の庭木のような常識が通用しないので僕みたいな三流庭師だとめちゃくちゃ苦労します(笑)

毎年こいつの剪定時期になると憂鬱になるくらい嫌いです(ごめんなさい)

こんな感じでキノコみたいになってしまいました(笑)お客様は「どんぐりみたいにしてください」と言われたのですが、「下枝が雨の時垂れ下がって通りにくくなるので下をさっぱりさせてください」と言われたので先に下枝をバサバサ切るとどんぐり予定がスーパーマリオのキノコみたいになってしまいました(まあこれはこれでかわいいかと)

僕は植物が好きなのでよっぽど嫌いな植物はないのですがこいつは嫌いです(ごめん)ほんとに剪定がめちゃくちゃむずいのです(なんでむずかしいのか説明しにくいですが)

上の写真は三年前のビフォー・アフターですが、この時はまだ楽でしたが、年々枝が混んできて当然デカくなっていき、剪定がむずかしくなっていきます。

写真だと判りづらいですが、かなり大きくなってます。毎年結構切ってるのでこの程度で収まってますが、剪定しなかったらどうなることやら?その状況を見た時、多分剪定より伐採を選択すると思います。

ということで施主様(知り合いなのでグチを言えるのです(笑)は結構気に入られてるようですが、私的にはほんと憂鬱な樹木なのでした(ほんと悪口ばかりでごめんさい)

ちなみにボロクソ言いましたがあくまで剪定するのが嫌い?苦手?と言う意味で樹自体は柑橘のほのかな香りもしたり涼しげで紅葉もして今時の洋風の家にマッチし、とても良い樹だと思います。

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