寒さ?で弱ったセンリョウの苗

タイトル通りです。昨年末に買った苗ですがご覧の通りヘロヘロになってます。根付いてる千両は丈夫ですが、まだちっちゃい子苗だと結構厳しいようです。センリョウは直射日光も苦手なようですが、さすがに冬の直射は大丈夫だと思いますので寒さと乾燥した風でやられたんだと思います。

これでも霜の当たらない軒下に置いてたのですが・・・

見るからに枯れそうですが、根本を見るとひこばえがたくさん出ています^^ 株立ち状に育つ種類はこれがあるから安心です。もうちょっと暖かくなったら地植えしたいと思います。

なんかごちゃごちゃしてますが左が赤実のセンリョウで右隣が白実マンリョウです。同時期に買ったのですが、センリョウの方はポット苗の時に水切れさせてしまって気付いたときにはほぼ枯れてましたがなんとか復活した奴です。今年で3年目?ぐらいですが、そろそろ実を付けてくれそうです。

見た感じマンリョウのが丈夫い感じですね、樹勢もすごくて最近混んでるとこをかなり間引きました。

元気ですが、よく見ると葉っぱに少し斑点がありますね。

さて、黄実センリョウを赤実センリョウの隣に植えたいのですが場所が狭いので他に植えたほうがよいかもしれないです。

センリョウは成長すると結構大きな株になるので将来混みすぎて良くないかと思いまして・・・

真冬に咲くゴールデンクラッカー

2年ぐらい育ててるゴールデンクラッカーです。寒い中、満開になろうとしてます^^ 遠目だと菜の花と勘違いしちゃいますね・・・

近くで見ても知らない人はやはり菜の花だと間違うと思います。菜の花はアブラナ科の花の総称でこいつはキク科です。ちっこい花をよく見ると菊っぽい花してます(ハチミツみたいな甘い香りがします)。そしてキク科の貴重な木本(草ではなく樹木)植物です。よく見るユリオプスデージーと同じ仲間で若干寒さに弱いらしいですが、地植えすればどんどんでかくなると思います。

買った時は普通に草でしたが2年で木質化してますね。こいつは盆栽にしようかと思ってますがとにかく生育旺盛なのでどうなるでしょうか?ユリオプスデージーと同じ仲間なのでブツ切りしても胴吹きしてくれると思うのですが、もうちょい暖かくなったら下の方でバスンと切ろうと思ってます。こいつは「もうすぐ春だよ~」って感じで中々良いです^^

大物黒松盆栽の改作&植え替え

8年前?ぐらいに1,000円で買った黒松なんですが、去年上の方の枯れが目立つし、デカくて邪魔だし、将来性もなさそうなので思い切って赤線の場所で切りました。

こんな感じで1年経ち、植え替えしたいと思います。去年は植え替えしなかったので2年か3年ぶりの植え替えとなります。今回は前から気になってた根元の絡んだ根をしっかり捌こうかと思います。

こいつは買った時から根っこがぐるぐる巻きになってたのですが、どっしりしてて安かったので買ったのですが、根元はコケで誤魔化してる感じで来たので今回しっかり捌きます。

ピンセットで土とコケを削っていくと全貌が見えてきましたあちらこちらに根が・・・

別角度の方はもうごちゃごちゃでわけわからんことになってます(笑)やはり安いのにはわけがありますね・・・ 自分の根で自分を絞めてしまうのを「巻き殺しの根」と言うそうですが、その名の通り樹にはあまりよくないようです。

これはこれで迫力があるという見方もあるかもしれませんが、なんか団子状で気になるので今回バサバサと太根を切りました。ちょっともったいない気もしますが・・・

今日は暖かかったのでついでに植え替えもしました。当たり前ですが根っ子はガチガチでひどいもんです。白く見えるのは松特有の現象で菌根菌と言う共生菌です。松はこいつのおかげで痩せ地でも丈夫に生育出来るようです。

ちなみにマツタケは赤松の共生菌ですが、最近取れなくなった原因なのですが、昔は赤松林の枯落ち葉は冬にかき取って燃料にしてたのですが、現在は石油などがありますのでもう松葉は必要なくなりそのまま松林に堆積して土地が肥沃化したのでマツタケが生えにくくなったと言われています。

普通は土地が肥えたほうがよくなると思うのですがマツタケに関しては痩せ地のが良いようです。不思議ですね。植物はそうやって住み分けして生存競争に生き残る知恵をしぼってるわけです。

鉢も少し小さめにします。

パンパンですね。もうちょい削らないと入りません・・・

上から見るとトグロを巻いた根っこがボコッと膨らんでるのがよくわかりますね・・・

終了しました^^ ちいさくコンパクトに根元もすっきりして自分的にはうれしいです^^

こぶを切り取ってすっきりスタイリッシュに・・・

別角度。この膨らみも元々は根っ子だと思います。長年放置でこんな感じに・・・

これはさすがに切らないで放置しました。

四方すべての角度から撮りましたが、一番下の角度が一番マシですかね?

根張りは盆栽においてかなり重要ポイントなので、やっぱりちゃんとさばかないとダメですね・・・

ばっさり切って1年ですが、傷跡はいい感じに巻いてますね^^

松は松脂がカサブタのような役目をしてるんでしょうね。

枯れてしまったサザンカ

前回記事 ダメな剪定 | 中村園芸 西尾市の小さな植木屋さん (nakamura-engei.com)から二ヶ月ほど経ちご覧のように枯れて(枯死)しまいました。前回はまだ下の段の枝葉は元気に青々してたのですが幹の焼けがひどかったのでダメだったようです。

しかし、サザンカには悪いですが私的には枯れてくれてありがたいのです。ちょっと邪魔だったからです(ごめん)こんなボロクソ言った後になんですが、今までお疲れ様でした~。

適切な剪定位置で切ることはとても重要ですね・・・

オキザリスが真冬に咲いてます。なんでこんな寒い時期に咲くんですかね?こいつは見かけは華奢ですがすごい丈夫ですね(どんどん広がってくし)。さすがカタバミ科です。

去年植えた斑入りのジンチョウゲ、蕾をたくさん付けてくれました^^ 葉っぱの斑も綺麗に入ってるし、よい買い物しました^^

去年、掘り起こしてそこら中に植えまくったナツズイセンが早くも芽を出してます。去年よりやたら早いですね。今年は咲いてくれることを期待します^^

もみじ 剪定

うちのモミジを剪定しました。当初ブログに載せるつもりではなかったので、途中経過の写真からです。右半分はもう剪定してます。

剪定してて、上の写真のように切り口から水があふれ出てきたので、「ブログに載せよう」と気が変わったのです・・・

こんな細枝の切り口からも結構滴り落ちるものですね。これがすべての切り口から水が出るわけではなく、太い切り口から出てなかったりでどんな加減がよくわかりません。ためしに味見してみればよかったです。メープルシロップのサトウカエデと仲間なのでちょっと甘いかも?

この切り口だけ水平で雨が染みこみやすそうなので癒合剤を塗りました。モミジは年明けるとすぐ水を吹くというのは本当ですね。なので剪定時期は落葉後から年内がベストなんでしょうが、忙しいとそんな短い間に剪定やれるとは限らないですね?

まあ今の落葉時期ならバサバサ切ってもよっぽど大丈夫だと思いますが大事な樹なら上記のベスト剪定時期にやるのがよいでしょう。切り口から水が出るのはなにもモミジだけではないですので(松もすぐ松脂が吹いてきますし、サザンカも時期によっては水がしたたり落ちたりしますが成長にそんなに影響はないと思います)

しかし、モミジは葉っぱ出てる成長期にバッサバサと強剪定するとかなりの確率で枝枯れします(最悪全枯れ)のでお気をつけください。

今年はかなり枝を抜いて二回りぐらい小さくしました。毎年少しずつ高さを詰めてますので年々剪定が楽になってええです^^