花芽分化期

毎年夏になるとヘロヘロに弱ってしまう西洋シャクナゲですが今年は今のとこ生育旺盛で元気です。来年咲く蕾が早くもたくさん確認出来ます。去年は蕾を虫に食われましたので薬剤を散布しました。

今年買ったベニサラサドウダンですが予想通り暑さでヘロヘロになってます。多分このままだと8月には葉っぱがコゲコゲでほとんど落ちてしまうかもしれませんがとりあえず日陰には避難しないでこのままスパルタでいきたいと思います。しかし弱ってるのですがこいつもしっかり花芽が膨らんできて来年の準備をもうしてます。

こいつは普通のドウダンより蕾が大きくわかりやすいですね。来年地植えしたいと思います。

こいつはニオイツツジという謎のツツジです。多分レンゲツツジ系の交配種だと思うのですがこいつもやはり夏の暑さに弱いですが、今年地植えの奴を鉢で養生して育てたら元気になり蕾もたくさん確認出来てます^^

長いですがまだ続きます。今年衝動買いしてしまったレンゲツツジ、なんとか暑さに耐えてます。蕾もたくさん付けてくれました^^ ちゃんと薬剤散布したのが効果があったのか?しれませんが・・・ 以上、平地の夏の暑さに弱い落葉系ツツジとシャクナゲでしたが、なんとかがんばってくれてます。

お次は科が変わって暑さにも強いツバキの盆栽ですがこいつは蕾形成が早いですね。他はまだはっきり蕾だと認識出来ない品種も多いです。

最後は桜の盆栽(旭山)です。葉芽かもしれませんが多分花芽だと思います。長くなりましたがこのように樹木たちはこの暑い最中、成長を一旦やめて休んでるように見えますが、夏の強い日差しを浴びて光合成をしっかりして来年の養分貯蓄と花芽の準備という重要な仕事をしてるわけです。

多くの樹木たちが大体7,8月中の夏の間に花芽分化という来年の花芽の製作をしてるのですが、上に紹介した樹木たちのようにすぐに蕾という形で確認出来るのもあれば花芽形成は確定しても年末ぐらいまで蕾として確認出来ない種類もあります。

どっちにしろ、この時期に来年の花数はもう確定してしまいますので秋以降なにやっても花数は増えませんし、バサバサと枝先を剪定してしまうと花芽を落とすことになりますので来年花が咲かないとか少ないということになります。

しかし、サリスベリやムクゲなど夏以降に花が咲くものは大概、当年枝に花芽が付くタイプですので秋以降にバッサバサと剪定しても翌年の花に影響しません。

しかし、今年の夏も猛暑っぽいですが、雨だけは適度に降って欲しいものです。去年の8月のこの地の降水量は調べましたら例年の30%ほどしか降らなかった記録的少雨だったらしいです。たしかに8月に3週間ぐらいまったく雨が降らなかったので庭木が心配だったのを覚えています。地植えの庭木は通常降雨だけで水分は足りますので水やりは不要ですが夏だけは注意したほうがよいです。とくに最近の猛暑は危険ですね・・・

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