ツゲ(イヌツゲ)の超強剪定

そんなに大きくない玉物のイヌツゲですが隣にクチナシ、サザンカ、その下に今年ツツジを2株植えましたので将来混みあってしましそうなので正直処分してしまおうかと思ったのですが、枯れてもいい覚悟で超強剪定してみました。

剪定鋏でバスバス切っていきます。アフロヘアーみたいですね^^

アップです。日が当たらないとこは枯れていき刈り込み物はこのように表面だけしか葉がない状態になります。とくにツゲは枝葉の密集率がすごいので中はまったく日が当たってないでしょうね。このように徐々に下葉が枯れて毎年同じくらいに刈り込んだつもりでも年々大きくなってしまいますよね。

とちあえずほぼ丸坊主にしました。このままだとまた玉物になってしまうので、忌み枝を抜き自然樹形にしてみたいと思います。

盆栽並みにどえらい小さくして完成です。この後、すぐ切り口から水が吹いてきました。樹が泣いてるようで申し訳なく思いますが多分また芽吹いてくると思いますが・・・ ここまでの強剪定はほんとは春の芽吹き前がベストですが一般的な樹木の成長期11月まで残り1ヵ月ほどの期間でどんな感じになるか実験も兼ねてやってみました。枯れたらごめんなさいです・・・

before after

すっきり広くなってよかったです。サザンカも大きくないのでその添えとしてはツゲが主張しすぎだったような気がします。(好みもありますが・・・)

春に剪定したツバキの夏の姿

春の剪定後の姿

現在の様子(8月中旬)

続いて孔雀椿

ツバキ剪定←春に投稿した記事にも写真が載ってますがあれから4ヶ月ほど経った今の姿がこれです。徒長枝も出ずほとんど暴れてないですね^^ いい感じの成長具合だと思います。自分で言うのもなんですがうまく剪定が出来た結果だと思います(笑)8月はチャドクガの二回目の発生時期ですが今のところ見当たりませんので透かし具合も良かったようです。やはり害虫は枝葉が混み合ってる所を好むので風通しよく透かすのは重要ですね。

秋にまた少し成長しますので下の孔雀椿はボサボサ感が出てくると思います。

ちなみにこいつは1年ほど剪定してないサザンカです。ほっとくと大体このように徒長枝がピョンピョン出てきますね~。

来年春に咲く予定の蕾がこの時期になるともう確認が出来るまでになってますね。

こいつは年末から咲くどこでも見るありふれたサザンカですがこちらのがつぼみのふくらみが大きいですね。

異常な暑さですが植物たちはめげずにもう来年の準備をしてるんですね~。

アジサイ(ダンスパーティー)の強剪定

長いこと綺麗に咲いてくれましたので剪定しました。アジサイの剪定は調べても意味がわからないって方が多いのじゃないですか?恥ずかしながら私もちょっとあやふやなとこがあります(未熟者ですいません)

もう1本、父が植えた古株の普通のアジサイがあるのですが、そいつは半分ぐらいにばっさり切った翌年はほとんど咲きませんでした。しかし、私のこのガクアジサイのダンスパーティーは去年も結構深く切ったと思うのですが(半分以上は切ったような?)ごらんのようにたくさん咲きました。

だいたい「翌年も咲かせるには花後すぐ2節か3節目で切る、それ以上深く切ると咲かない可能性が高い」と書いてあるとこが多いと思います。ですのでみなさん株が大きくなって困ってらっしゃる方が多いと思います。

しかし、品種によりけりだろうし、剪定時期にも、その年の成長具合にもよるでしょうしむずかしいところだと思います。アジサイは脚立も要らないのでご自分で剪定してらっしゃる方も多いと思います。長年育ててらっしゃる方は私なんかよりお詳しく毎年、大きさを維持しつつたくさん咲かせてらっしゃる方もみえますね^^。

結局、自分でどこまで切れるか?のラインを探ってくのが良いということになりますでしょうか?あまりに大きくて邪魔になったら翌年の花は諦めてバッサリ強剪定するのもよいと思います。

ということで私はバッサリと切りました^^。三分の二どころか五分の四ぐらい切ったかもしれません。左の株に至ってはほぼ地際まで切ってます。剪定枝はそのままマルチとして敷いときます(エコです笑)

アップにしますと緑色の今年延びた枝(やご)がメインに残ってるのがお解り頂けると思います。だいぶ混んでたので古い枝を間引きました。しかしアジサンは当年枝には花芽は付かないと書いてあるとこもありますのでそうなると来年ほとんど咲かないということになりますかね?

左の株は抜こうと思ってるで実験も兼ねてここまで切りました。来年どうなりますかね~?・・・

アジサイの剪定 ←参考になりそうなサイト様がありましたのでリンクさせて頂きました。よかったらご参考に・・・

黒松のみどり摘み

after

父が植えて50年ぐらいの黒松です。庭木としてはまあまあの年数ですが自然の樹木としてはまだ若造ぐらいでしょうか?日当たりもよく居心地もいいのか樹勢もとても強いです。

これでも樹勢が落ち着いたほうなのです。毎年こまめに強い枝を切り落としてきた結果だいぶ落ち着いてきました。父が自己流で剪定してたころはみどりがものすごいぶっとくて一箇所から5本とかそりゃもうえらい勢いで大変でした。

after

強すぎず弱すぎずで良い感じのみどりだと思います。樹勢の弱い木はみどりの軸のが長くてみどりが摘みにくいというか摘む必要がない感じで生えてます。古木などもそうですが樹勢の弱い木はみどりは摘まないほうが良いらしいです(木が弱るそうです)

町をぶらついてると最近はみどりを摘まないお宅や公園が多い気がします。コスト面とみどりを摘んだとこから二番芽がわさわさ生えてくるのでみどり放置とくらべてどっちが秋の剪定で効率が良いのかが微妙な所となってるからじゃないでしょうか?

うちのような樹勢のよい木は摘んだほうがよいと思いますが最終的には自分の好みってことになりますかね?

樹勢が強いのでなるべく小さな芽を残すようにしてます。

しかし日当たりの悪い弱い枝はそれなりに元気の良い芽を残したほうがよいと思います。

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