イヌツゲ超強剪定(丸坊主)から一ヵ月後

前回記事、イヌツゲの超強剪定から1ヶ月経ちましたがぼちぼち新芽が吹いてきました(写真が見づらくてすみません)まだ芽が弱弱しいのでこの状態で冬に突入すると耐えられないかもしれませんがまだ暖かいのでもうちょい葉っぱが充実してからなら冬を越してくれそうです。

枯れてもいい覚悟で10月初旬に丸坊主にしましたがイヌツゲはこのように復活しようとがんばったようです。 ところで今年の猛暑で街路樹のイヌツゲは結構枯れていましたね。お客様のイヌツゲの生垣も部分枯れが目立っておりました。地植えでも今年のような猛暑で3週間ほども雨が降らない場合は厳しいですね。二週間をめどに水遣りをしたほうがよいと思います。

ゆず(といっても小さいハナユズ)が色づきはじめました^^今年はたわわに実っております。多分、来年は少ないだろうな~

キンモクセイ 剪定

キンモクセイの花も終わり剪定の適期になりました。なんか刈り込み剪定っぽいですがこれでも透かし剪定しております(若干ふわっと見えませんか?)。普段は刈り込み剪定らしくやはり枝がものすごい混み合って中から手が入らない状態でした。個人的には一度、太枝を間引きしたいとこですが時間の関係と施主様の好みもありますので今回はこの辺にしときました。

オキザリスが花畑になってきました^^ これが普通のカタバミだと思うとゾッとしますがこいつは綺麗なのでよいです(笑)

モミジ 剪定

↑ before 逆光で見づらくてすみません。

↓ after

とりあえず徒長枝と上の方の枝先のごつい太枝を抜いてみました。角が取れて丸くなりました^^ 落葉後に透かしたいと思います。去年よりまた樹らしい形になってきた感じです。

コナラ、メラレウカ 剪定

コナラです。ぼっさぼっさでしたけど剪定しやすかったですね。30分ぐらいで終わりました^^

こいつ名前なんだろう?施主さんに聞いてもわからない。デンパークでちっちゃい苗を買って植えたらものの数年でこげん大きくなったらしいです。

「デンパーク?」そしていきなり私の頭の中のかすかな記憶が蘇りました。「メウレウカって植物がこんなんだったような?」 早速検索したら(メラレウカだった)どうもそれで間違いなさそうです。とても種類が多いらしいですがこいつは黄葉してるわけではなくいつもこんな色だそうです。

樹勢が強いらしく切ってもすぐボサボサになるそうです。こいつは今時のお庭にはいいかもしれませんね。涼しげでオシャレだと思います。しかし剪定はむずかしかったです。立ち枝と枝垂れぎみの枝があるのですがそれの選別がむずいです。調子づいて剪定するとスカスカになるし、でもある程度は切らないと透かせないし、まあ多少失敗してもすぐ茂ってくれるのでいいのかもしれませんが・・・

カイヅカイブキの透かし剪定

最近では植える人が居ないのか憩いの農園でも生垣用樹木はカイヅカよりマキのほうが目立つような気がします。道路側が骨だけになったカイヅカを良く見かけますが長年刈り込み剪定してますと中の方に葉っぱがまったくないので致し方なくあのように剪定されてしまう運命の樹が多いような気がします。ここが針葉樹のむずかしいとこなんですよね。広葉樹のようにぶつ切りしても胴吹きしてこないのでいったん大きくなってしまうと小さくするのがむずかしいのがネックです。

さて、うちのこいつは去年、剪定をさぼってしまったので二年ぶりの剪定になりますが、ご覧のようにボサボサです。今年もさぼったら樹勢がさらに乗って来年苦労することになるのでやることにしました。

別角度です。正直二年開くと枝が混み合ってめんどくさくてうんざりしますがめげずに剪定していくちょっとづつ綺麗になってくのがうれしくてランナーズハイのような状態になってどんどん仕事が進みます(笑)私は剪定ーズハイと呼んでます。これは松の剪定でも起こります(僕だけかもしれませんが・・・)

もうすこし透かしてもいいような気がしますが、とりあえず午前中4時間かかって終えました。左端に少し空間が出来てしまいましたが良しとします(笑)

なんか洋風のコニファーみたいになってしまいましたね。二年放置してましたので中に枯葉が結構たまってましたね。透かしで綺麗にしてやって樹も私もとてもすがすがしくなりました^^