黒松(盆栽素材)剪定

今年の春に1鉢づつに植え替えした黒松素材ですが結構茂りましたね。他の3鉢は手入れするほどでもないのでこいつだけちょっといじりました。

松は輪生なのでほっとくと一ヶ所からこのように枝が車輪状(いわゆる車枝)になってしまいますのでここから良い枝を選んで他は切り落として樹木が格好良く見える互生(枝が互い違いに生える性質)にしていくのが剪定の基本となります。

途中経過です。

こんな感じになりました。なぜこいつだけ剪定したかというとこいつだけ使えそうな枯れてほしくない下枝があったからです。下枝が枯れないように茂ってる上を落として日当たりを良くしてあげるわけです。松はとにかく日当たり命なので弱い下枝は日が当たらないとじきに枯れていきます。盆栽はとくにちっちゃく作るものですから下枝を大切にしたいわけです。

長くなりますがもう一鉢手入れしました。これは将来ジオラマ的な盆栽に使おうとおもって買ったデカイ盆栽鉢ですが重いです(腰が・・・) 歳取ったら運ぶの無理だな~と思いつつ作業しました(笑)

去年1年間植え替えと古葉取りとかろくに手入れしてないのでごちゃごちゃしてます。

後ろの2本は日当たりが悪いので間延びして下枝がありませんね・・・

こんな感じになりました。この盆栽鉢で松並木を作ろうかとも思ってるのですが、このデカ鉢でもこの調子だとちっちゃいですね。モルタルを練るフネぐらいの大きさが必要かも?並木となると後ろの2本みたいなスラッとした松が使えそうですね?

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