門番のような威風堂々としたラカンマキ

11月だというのに暑いですね^^ 空気は乾燥して心地よいは良いのですが太陽を顔面に浴びると秋だというのに日焼するぐらいの異常な暑さで、なんか体感したことないような変な季節?ですね 秋にしては暑すぎる、しかし半袖で散歩するには最高に心地よいのかもしれません。

タイトル通り、堂々した姿でお客様を迎えるラカンマキさん。12段の脚立が出動しますので高さも結構あって大変です。この人だけで半日ほどかかります。

下から見上げる。見守ってくれてるようでなんか安心感があります。かっこいいです。

施主様によるとここに家を建てるときにすでにこのマキさんが植わってたそうです。で、大工さんが「この樹はなかなか良いから残したほうがいいよ」とおっしゃったのでマキを切らずに残して家を建てたそうです。

この話聞いて。昔の方はほんと庭木が好きで粋だな~なんて思いました。今の時代なら考えられないでしょう。ほぼ100%伐採抜根されて更地にされてしまいます(更地のが価値が高いんですよね)

結果的にこの樹は長年施主様の生活に欠かさない相棒?ご神木的な感じでお家の風格を上げてくれてます。

今は庭木や植物に興味ある若い方が激減しておりますので、木なんて邪魔でしかない存在という感じだと思います。立派な家の家主様が亡くなってお子様が空き家管理とかしてるパターンも多いと思いますが庭木はほんとにめちゃくちゃに切られてぞんざいな扱いされてますね。

私も庭木を全部残すべきという考えはないですし、むしろ多すぎる庭木のお家は言い方悪いですけどかっこ悪い樹や邪魔な樹は間引いたほうが庭が良くなるし管理も楽になるという考えも持ってます。しかし、「この樹はかっこいいな~風格あるな~ 残してあげたいな~」と思うことも多々あります。でも工事するのにでかい庭木があったら邪魔ですし、施主さんがそもそも庭木を要らないのならしょうがないというのもよくわかります・・・ 

今、日本は空き家だらけですが、中古物件の需要は極端に低いお国柄です。とにかく日本は新築信仰が顕著です。西尾もぶらついてると結構空き家っぽい家が目立ちますね。しかしその物件に需要はありません。庭なし50坪程度の新築建売ばかり乱立してますね~。このままだと植木屋は将来的になくなる商売かもしれません。

欧米では中古物件を選ぶ人のが多いらしいです。中古でもDIY文化が根付いててメンテの行き届いた質のよい物件が多いので新築よりむしろ古い物に価値を見出す人が多いからなようです。 庭もそうで、立派なお庭、庭木が植わってる家は価値が高くなったりするようです。

これってほんと良いことじゃないですか? 日本の場合は湿気が多くて家が傷みやすいので30年ぐらいで寿命と言われてますが(実際は50年くらいは平気で住めますけど)

ボロい中古を買ってもリノベやらなんやらで結局新築買った方が早いっていう感じだから中古物件の需要が極端に低いのではないでしょうか? 古民家をリノベすれば風格あがるでしょうか、そうとう金かかるでしょうし、安い費用で古き良き日本の民家みたいになりそうな物件も少ないでしょうからね・・・ まあ新築選んじゃう気持ちもわかります。

最近はボロ屋を自分でDIYしてyoutubeに上げてる人が結構居ますが、あれおもしろいですね^^ 私も将来、田舎の激安物件買って自分でDIYして田舎暮らししたいな~なんて思ってます。「ポツンと一軒家」みたいなのに憧れます(笑)

この画像が一番サイズ感がわかりやすいですね。庭木としてはかなりでかいです。

ラカンマキはイヌマキほど繁らないので剪定は楽です。しかしこの人の剪定は大変です。私は10段まではそんな怖くないのですが12段の脚立になると途端に恐怖感が増します。落ちたら大けがどころか下手すりゃ死にますのでヘルメットと安全帯を装着します。

時間に追われてると安全をおろそかにしてしまいがちですが、命にかかわることなのでその辺はしっかりやってく癖を付けないとダメですね。私は常に一人で休憩もろくに取らずに全開でやってますのでいつか事故を起こしそうで心配になったりします。

もうすこしゆとりある見積取ったほうがいいかな~と最近思ってますが、早く仕事を終えれば安く提供出来てお客様が喜ぶので(悩みます)

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