紅葉いろいろ

植えて5年?ぐらいのサルスベリ。結構大きくなりました。 こいつは黄葉する傾向ですね

上、今年植えたばっかのドウダンツツジ 下、10年ぐらい育ててるのですが一向に大きくならないヘロヘロのドウダン。今年はわりと綺麗に紅葉してくれました。

うちの環境がドウダンと合ってないというのもあると思うのですが、樹勢のない奴はいつまでたっても弱いですね。大きな苗もしくは勢いのありそうな苗と買い換えた方が早いかも?しれないです。

今年、枯れるのを覚悟で買ったベニサラサドウダンツツジ。なんとか枯れずにわずかに残った葉っぱが綺麗に紅葉してます。こいつは普通のドウダンより葉っぱが大きく色もうっすらピンクがかってかなり綺麗に紅葉するんですね?

夏には来春咲く予定の蕾をたくさん付けてましたが、その後暑さ?で蕾は枯れてしまいましたので来春の花は0ということになりますが、本体が枯れないだけよかったです。やはりこいつは都市部や夏、暑い地方ではまともに育たないようです。

しかしこんだけ花も紅葉も綺麗だとなんとかうちに地植えで育ってくれたらいいな~と思いました。とりあえず植え場所は落葉樹の下辺りがベストでしょうか?

上、お世話になった方から餞別で頂いた錦糸南天 下の草はイワヒバです(こいつも紅葉しますね)

中、去年寄せ植え用に買ったナンテンですがどうもオタフク南天のようです。

下、去年門松用に買った南天ですがまだ紅葉しておりません。こいつは樹勢がすごいですね。しかし、去年買った時は実がたわわだったのですが今年は0です(悲)うちはなぜか南天の実がならないorなっても落ちたり?食べられたり?ですぐ消えてしまいます(謎)

今年植えたエゴノキです。ほぼ落葉してるのですが残ってる葉が綺麗に黄葉してます。

ユキヤナギです、なんかボサボサの藪みたいですが黄金に輝いて綺麗です。

定番のイロハモミジですが樹形もあまりかっこよくないし色も今一ですね・・・ 「今年はようやく色づいたな~」と思ったら強風であっというまに落葉しています・・・

最後におそろしい成長力のハゼノキです。が、紅葉はやはりこいつがダントツで綺麗です。ウルシ科なのでかぶれるのが難点ですが落葉時期に剪定すればさほど被害を被らないと思うので・・・

うちは綺麗に紅葉する樹木がほとんどないので、成長早すぎなのとかぶれという短所はありますがどこでも綺麗に紅葉するハゼノキを植えました。とりあえず植えてよかったような気がします(この先はわかりません・・・)

昔の和風のお庭は常緑樹のが圧倒的に多い比率(7:3ぐらい?)だったようで、実際お客様のお庭も常緑樹のが多いお宅様が多いです(黄金比率と言ってお庭が綺麗に見えるようです)。うちの庭はさらに常緑樹中心だったので私は落葉樹を植えまくってるわけです(笑) 私が落葉樹が好きってのもあるんですが(季節が感じられて良くないですか?)

今は雑木の庭って言うんですかね?落葉樹中心のお庭が若い方には人気があるようです。冬に明るくなって良いですよね?しかし常緑樹も3割ぐらいはないと個人的には寂しいような気がします。

写真でふりかえる西尾

新聞ちらしで知って衝動買いしてしまいました(結構いいお値段です^^)

歳を取ると懐古的になったりレトロな物が妙に好きになったりしませんか? あと、好みが若いころと真逆になったり?。 例えば庭や建物の好みも若い頃は洋風が好きだったのに今じゃ断然和風のが好きになったり、冷たいジュースより熱いお茶が好きになったり、例を言えばキリがありませんが・・・

西尾市も高層マンションが建ったり、私の子供の頃と比べると結構変わりしましたね~。しかしあまり変ってない部分も多いと思います。最近思うのは西尾は車が増えましたね?前、なんかで知ったのですが西尾市は世帯当たり自動車保有率?が全国トップレベルだったような記憶があります。感覚的に1人一台レベルではないでしょうか?

私も車を常用している身分なので日々の市内渋滞に貢献しております すみませんm(_ _)m  なるべく近場は自転車で移動するよう努力致します・・・

話は飛びましたが、この写真集、続編で年代、時代ごとに出して欲しいですね~。私は年代的にファミリータウンミカのオープン時、全盛期の賑わい時~昭和末期頃までをカラー写真でお願いしますm(_ _)m

ヤマボウシ 赤花

また苗木を買ってしまいました。 一昔前はヤマボウシは白花だけだったような気がするのですが、いつのまにかピンクや赤花、常緑性や斑入り葉等々いろんな園芸品種が出てるようです。ライバル?のハナミズキのが人気があるようですが花以外はヤマボウシのが良い気がします。

で、「こいつはほんとにこんな赤色の花を咲かせてくれるのか? ほんとならとても綺麗だろな~」なんて思ったら、買わずにいられなかったのです。ヤマボウシを植えてるお宅様は結構あると思うのですが白以外の品種は見たことないので来春かなり楽しみですね。

問題は植える場所なんですが、アーモンド、ハナミズキ、ヤマボウシと三本新入りが控えてるのでかなり悩むとこです。もっと土地がほしいとこですが贅沢は言えません、なんとか場所を確保して三本植えようと思ってます・・・ 

半分でも生きてるキンモクセイ

ちょっと画像が判りづらいですが幹がカミナリに打たれて半分に裂けたみたいになってますが、そんなのへっちゃらとばかりにふつうに枝葉を出して生きてるキンモクセイです。こういうのは大概上の方を水平に寸胴切りして切り口が雨で染みて内部の木質部が腐りこのようになってしまうパターンが多いとおもうのですが、こいつの場合は半分にパカッっと割れてしまったのが逆によかったように思います、なぜかと言うと、割れたおかげで水の逃げ道が出来て木質部が乾燥し腐り進行が抑えられたからのような気がします。

こちらのお宅には他にも頂部を水平に寸胴切りされた樹木があるのですが、内部の木質部が腐り、外側だけで辛うじて生きてるイトヒバは葉色も悪く、幹を揺らすとグラグラしてかなり弱っておりました。水平に切るとどうしても水がたまりやすいので腐りやすいですね。 雨が流れ落ちるように斜めに切ってあげると良いと思います。

これ以上大きくなると困るからという理由でやむをえず芯止めするパターンは多いですね。しかし芯を止めたらもう大きくならないわけではないです(樹種によっては管理がしやすくなる場合もありますが・・・)。多くの樹木は上へ上へと伸びたいわけですから芯を切られても脇枝たちが伸びて樹勢が乗ってきたら次の頂芽になってしまいます。芯止めしたらもう剪定をせずほったらかしでも大きくならないわけではないので結局毎年剪定することに変りはなく、見た目がかっこ悪くなるだけ損のような気がします。

ただ、大きくなりすぎてしまった樹を小さく仕立て直したいという場合は全然ありです。私どもも高い木より低い木のが断然仕事がしやすいので(大きい木のが風格があり格好いい場合が多いですが・・・) 

どっちにしろある程度太い樹芯を切断する時は斜めに切ることが大切です。枯れても良いなら気にする必要ないですが・・・

2年ぶり、ボサボサの黒松 剪定

去年時間的に剪定出来ず、結果的に2年?ほど間が開いてしまった黒松ですが、去年あまり樹勢が良くなく、枯れ枝が目立ってましたので樹勢を付けるためにも去年剪定をしないでよかったと思います。ご覧のように元気一杯に茂りました^^ 門松作りに調度良さそうな枝葉ばかりですね(そう考えると捨てるのもったいない感じが)・・・

こんな感じになりました。かなりすっきりというかスカスカなのですが、これはどうしても松の剪定上、長い新枝は見栄えが悪いのでバスバスと落としてくとこうなってしまうので致し方ありません。ですが、これで日当たりが良くなり懐からも新芽が吹きやすくなり、毎年コマめに剪定していけば小枝が増えてかっこよくなっていくはずです。

今年はこんだけ葉を茂らせたのでたっぷり光合成も出来たはずなので根っ子にしっかり養分を貯めてるはず?なので来春の芽吹きもよいと思います。

この人は鳥が飛び立つような、飛行機のような姿ですが今年で三回目のお手入れです。今年は自分でもうまく剪定出来たと思ってたのですがお客様も誉めてくれたのでやはり去年よりかっこよくなったようです。ちなみにこの黒松二本でちょうど1日かかりました。

こちらのお宅様にはたくさんの庭木が植わっているのですが、今年の5月に伺った時に名前が解らずネズミモチ?とあやふやな結論を出したのですが、今回名前が判明しました!

正解はマルバヒイラギでした・・・ 「ネズミモチ」とか言ってた自分が恥ずかしいです。ヒイラギに丸葉があるなんてまったく知らなかったです。というか「葉が丸いと、もはやヒイラギじゃないのでは?」と突っ込みたくなってしまいますが、なぜ判明したかといいますと、同じ敷地内にヒイラギがあるのですが満開に花がさいておりまして、こいつもヒイラギそっくりの花を咲かせてたからです。調べますとヒイラギは意外と種類が多いのですね。ヒイラギがややこしいのは本物はモクセイ科なのですが、〇〇ヒイラギと名の付く植物がやたら多いことです。

良く見るのが南天の葉っぱがトゲトゲバージョンのヒイラギナンテン(こいつはメギ科) 他にクリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)今時期に赤い実がなるので良いですね(こいつはモチノキ科) これらは知ってたのですがまさか丸い葉っぱのヒイラギがあるなんて・・・ また一つ賢くなりました。

サザンカが満開です。今年はたくさん咲いてくれました。青空に白花が映えますね~。サザンカは赤花が多いですが白も良いです。紅白交互植えのサザンカの生垣を見たのですがありそうでなかった植栽でとても綺麗でした。

ゆず(ハナユ)がたわわです。去年もたわわだったのですが今年もなぜかたわわです。柑橘は隔年結果習性が強いと言われてますがたまにはそうならない場合もありますわね。得した気分です。