2月ですがもう植物は動き始めてる

ふと見るとナツズイセンがもう芽を出してました^^ この時期は普通のスイセンの花期なので「別に~」って感じなのですが、こいつは名前の通り夏に咲く植物なので「ここまで早く芽を出さなくてもいいのに」って思うのですが毎年結構寒い時期から芽を出してますね~

とくに最近は温暖化なので三月になるともう一気に春めいてきてあっという間にいろんな植物が花咲かせて本来4月が本番なのに三月で終わってしまうような感じになってます。

梅が咲いてますが、今年は花数少ないです・・・

こっちは紅梅。ようやく蕾がほころびはじめた感じです。

オキザリス。冬の寒い時期に長い間ダラダラと咲いてくれます。

沈丁花。こいつも動くのが早いです。年末年始ぐらいにもうこんな感じで蕾が春に向けて準備万端の状態で待機してます。2月後半ぐらいに咲きそうですね^^

沈丁花はオススメです。大きくならない、病害虫が少ない、なんといっても香りが最強に良いです。日本三大香木(キンモクセイ、クチナシ、ジンチョウゲ)の中で一番良い香りだと思います(もちろん好みもありますが・・・) しいて短所をあげるなら、寿命が短いです。せいぜい30年ぐらいらしいです。突然枯れたりします。

沈丁花は大きくならないので突然枯れても、「まあまた植えればええか」って感じなのであまりショックはないと思います(笑)

これは、苔が綺麗なので撮ってみました^^ 苔のいいところはこんな小さな空間で大地?を感じられるとこでしょうか? ちなみに右に植わってるのはゴールデンクラッカーですが、今年強剪定したら枯れてしまいました。結構胴吹きするので丈夫かな?と思ったのですが、そうでもないようですね・・・

一般的には2月は真冬なんでしょうけど、私的にはもう2月に入ったら春です!盆栽の植え替えとかめんどくさい仕事があるので憂鬱でもあります(笑)

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日展名古屋 松坂屋屋上遊園地

行ってきました~ 毎年父の作品は同じような感じで地味ですが・・・

日展の展示作品は「撮影不可」という札がなければ写真撮ってよいのでたくさん撮ってきましたが、なんか説明書きを読むとSNS等に載せる場合は「営利目的ではないこと、改変して載せないこと、人が映ってないこと」等、制約はあるようですが、これを守れば載せてもいいのかな? 父の作品だけでは寂しいので他作家様の作品も載せさせていただきたいと思います。もしダメならすぐ削除いたします。

こちらは父と同じ工芸美術というジャンルの作品です。さすが特賞ですね。引き込まれるものがあります。ちなみに父のは切り絵です。

絵がうまい方がうらやましいです・・・

続いて本日のメイン!松坂屋の屋上遊園地に行ってきました^^ これテレビで見たのですが、まさかまだ存続してるとは夢にも思ってなかったのですんごいうれしかったですね。

なんでも全国でも貴重なデパート屋上遊園地だそうです。なんと現存する屋上遊園地は全国でたった五店舗のみ(少な!) いかに貴重かおわかりいただけるのではないでしょうか?

三越か松坂屋かうろ覚えなのですが、昔は観覧車がありましたね。当然今はないのですが、なんとなく面影が残ってるような気がします。というか誰も居ない、ほぼ貸し切り状態でノスタルジックな空間を楽しむという贅沢が出来ました^^

バックのお洒落なビルは新中日ビルです。もうすぐオープンのようです。

上のレトロな文字版がたまりませんな(笑)

結構ボロボロだけど、逆にそれがいい!よくがんばって営業してる すごい!

おかげで軽いタイムスリップが出来ました(涙)

遊園地の隣には緑化エリアもあります。すばらしいですね~

いつまでも残っててほしいです。さすが松坂屋だよ。

ちなみにデパ地下は平日でもすんごい混んでるんですね。バレンタイン前ってのもあるとは思うのですが、結構行列なしてる店が多くて

値段見るとびっくりするんですが、みんなお金持ってるんですね・・・

ちなみにお隣三越には観覧車が残ってます(乗れませんが)なんでも日本最古の屋上観覧車らしく国の登録文化財だそうです。すごいですね・・・ 三越の方は屋上遊園地はもうないらしいのですが、この観覧車見るだけとか出来るんですかね?

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植物が雪より霜に弱いのはなぜ?

この辺の積雪は久々ですかね?うっすらぐらいですけど植物たちが雪化粧して綺麗です^^

よく冬のガーデニングは霜に注意と言われますが、「雪は大丈夫なの?」って疑問に思うことがありますが、前なんかで読んだことあるのですが、雪自体は冷たいのですが、雪に覆われると氷点下以下にはならないので植物にはむしろ凍結防止になってるとのことです。

雪国のかまくらの中が暖かいのと同じ原理ですかね?

で、霜のが植物に害がある理由は簡単に言うと地表面温度の差らしいです。いろいろ調べましたが難しくて頭の悪い私ではちょっと理解しづらかったのですが、雪より霜が降りる日のが地表面温度が低くく氷点下以下になると植物も凍結して弱り最悪枯死するということのようです。

霜害が起きやすい時期は秋の早霜と春の遅霜ということなので、やはり急激な変化に弱いってことなんでしょうね?

ちなみに寒い時期でもがんばってくれる代表の園芸植物パンジーとか耐寒性のある植物がこの時期、朝とか霜に覆われシナシナになってても太陽に当たればすぐ復活するのは凍りにくいように体内に糖分を蓄えるからです。冬のホウレンソウは甘くておいしいですよね?メープルシロップはサトウカエデなどの樹木の樹液ですが冬の寒さに耐えるために体内に糖分を蓄えて凍結するのを防いでるわけです。 コンデンスミルク(練乳)を冷凍庫に入れても凍らないのと同じです。

盆栽たちが雪のふとんにくるまれて暖かそうです^^

実際は冷たいんでしょうけど・・・

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真冬でもバラは咲く(場合もある)

真冬にバラが咲くのはそんなにめずらしいことじゃないのですけど、妙に綺麗に咲いてたので写真撮ってみました。

葉っぱもかなり残ってます(黒点病だらけですけど・・・) 今年は秋が異常に暖かったので全体的に落葉がかなり遅かったですね? 秋バラを咲かせるためには通常8月下旬から9月中旬ぐらいに剪定してそこから大体一か月ちょっとぐらいで花が咲きます。秋バラが一番綺麗に咲く時期は10月中旬~下旬くらいなので、その時期に咲くように計算して剪定するわけです。

しかし、最近は温暖化で秋の深まりが遅くなってます。なので試しに「かなり遅く剪定して冬に咲くかな?」なんて思って、うろ覚えですが10月中旬くらいに剪定したような記憶が・・・

普通はもっと寒さでしなしなになるんですが、結構キリリといい感じに締まって咲いてます。しかもここは北風も当たる場所なのにようがんばってますね。さすがに香りはまったくしませんが・・・

ちなみにバラは西尾市の市の花です。バラ産出額は愛知県がダントツで全国トップです。バラ以外にも菊、洋ランも全国トップ、カーネーションが全国三位だそうです。その産出に西尾市も大きく貢献してるわけです。

愛知県はトヨタのお膝元なので工業県というイメージがありますが実は花き産出額が全国トップの花の王国でもあるわけです。

しかし、以前ニュースで見たのですが、作る量は全国トップなのに愛知県民の花の購買力はそんなに高くないようです。仕事が忙しくてそんな余裕がないという感じでしょうか?

特に最近は景気が良くないっぽいので(株価だけはやたら上がってますが・・・)ホムセンの園芸コーナーもなんか閑散としてて寂しいです。以前は花の時期(GWや年末)にはレジに大行列が出来てたもんですが・・・

そういう私も以前はカーマに行くたびに花苗を買ってたもんですが、最近はスルーしがちです。ある程度育てたことある草花が増えたというのもありますが、やはり最近の物価高で「節約しよう」って気になってしまうんだと思います。

しかし、園芸は数百円から長い期間楽しめるとてもコスパのよい趣味なので、ぜひみなさんに始めてもらいたいです。ガラガラの園芸コーナーでお客さんを待ってる花苗たちがなんか妙に寂しそうに見えたので・・・

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カイガラムシの駆除はほんとに厄介

写真は月桂樹に付いたルビーロウカイガラムシを電子顕微鏡で拡大したものです。こいつに長年悩まされております。ちょっとなら手でこすり取るのが一番確実ですが、結構大きな樹のもうあらゆる枝にびっしりと隙間もないくらい大繁殖しているんです。これまでスミチオン、オルトラン液剤、モスピラン、ベニカ、カイガラムシエアゾール等々、市販の薬剤を使いましたがまったく効きません。

六月頃の幼虫発生期は薬剤が効きやすいとネットであったのですがまったく効きませんでした・・・ なぜか薬剤散布後に雨が降ることが多くてどうも相性が悪いようです(笑)仮に雨が降らなかったとしてこの手の薬剤は効かないと思います。カイガラムシの中でもこのルビーロウはかなりやっかいだと思います。調べるとこいつには天敵の寄生蜂が居るらしく大繁殖するまでには至らないとネットで見たのですが、大繁殖してますね~。

やはり昨今の薬剤多用で有益な虫が減ってるんだと思います。

で、カイガラムシが付くとまずセットで発生するすす病もすごく、全体が真っ黒状態で樹勢が弱ってきてるのでさすがにもうのんびりしてられないと思い、12月中旬に遂にマシン油の冬季散布を致しました。またこれが昼に散布して夕方に雨というなんとも相性が悪い結果になってしまい、一か月経ち昨日確認にお伺いしましたら、これが微妙な結果で死んでるっぽい個体も居れば、まだしっかりくっ付いて生きてるっぽいのも居るという結果で代金を頂けるような状況ではなかったのでタダ働きにしました(笑)

落葉樹なら15倍くらいに濃くかけてしまうのですが、月桂樹は常緑樹でしかもお客様が大事にしておられますので、全部にはかけないでとりあえず半分散布で薬害が出ないのを確認後全散布という方法にしました。12月に30倍で散布しましたが薬害はまったく出てませんでしたのでひとまず安心ですが出来ればカイガラムシが死んでたらうれしかったのですが・・・

とりあえず今回もマシン油95%を30倍で散布しました。前回は散布4時間後に雨が降ってしまいましたが、今回は降らなかったので効いてくれることを祈ります。

これでダメならマシン油97%(こっちのが濃度が濃いので効き目が良いようです)かカルホス乳剤をネットで仕入れようと思うのですが、カルホス乳剤ってすんごい高い!500mlで5000円とか(驚愕) しかしこれだけ高ければ効くんでしょうね?

あとは高圧洗浄機で吹き飛ばすという手もありますが、お隣さんにしぶきがかからないようにするにはちょいと厳しいかな?という感じです(あと葉っぱも落ちまくりそうだし)

しかし、カイガラムシでここまで手こずるとは予想外でした。私が三流庭師というのもありますが、ほんと今年こそ駆除しないとお客様に申し訳ないです・・・

こいつもよく見かけるカイガラですがタマカタカイガラムシと言います。こいつは梅に良く付きます、上のルビーロウカイガラムシより駆除がまったくもって楽です。市販のオルトラン液剤、モスピラン液剤で死んでくれます(虫に薬剤抵抗が付いてたら効きにくい場合もあります)。 もちろんマシン油の冬季散布も有効です。

こいつは手でこすり落としてもわりと簡単に落ちるので少ないなら手でもいけます。

ルビーロウは個体が小さくめちゃくちゃ密集して接着度もすごくて手で取るのはかなり手間がかかりますが、タマカタの方は個体も大きくこういう太い枝中心に付くことが多いのでヘラや割りばしとかであっという間にこそげ落とせるので効率が良いです。ルビーロウは枝先の小枝に付くのでそういうやり方が出来ないのでほんとに厄介なのです。

あとタマカタの方は勝手に死んでることも結構あります。つい先日もお客様宅でタマカタカイガラムシがびっしり付いた梅があったのですが、ほぼ死んでおりました。多分天敵にやられたんだと思います。

ということでカイガラムシはいろんな種類がありますが、前者のルビーロウカイガラムシは要注意です。大繁殖する前に手を打った方がよいです。

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