アジサイはどう剪定すべきか?

アジサイの剪定って今一よくわかりませんよね?いろんな品種があるのでいい意味で教科書通りにいかない品種も結構あります。今春びっくりしたのは、4月の中旬にしっかり伸びきったアジサイ2株が結構デカくて邪魔だったのでお客様と相談して「今年の花は諦めて小さくする」という剪定をしたのですが、これが先日お伺いしたところ、両方とも見事に花がたくさん咲いてました(笑)

私の身長より大きいぐらいのアジサイだったと思うのですが、半分ぐらいに結構切りました。これはもうアジサイは当年枝に花が付くタイプがあるということだと思います。アナベルという品種は当年枝に花が付くめずらしい品種として有名なのですが、よくありがちな普通のアジサイに見えたので他にも当年枝に咲くタイプがあると思います。

他にも去年の秋以降にバサバサ剪定したアジサイが先日見たら、見事に満開に咲いてたというパターンもあったので品種によって、結構咲いてくれちゃうのが多いんじゃないか?と思ってます(とくに西洋アジサイは)

もちろん秋以降に剪定してまったく咲かなかったという教科書通りのアジサイも多々あるのですが・・・

うちのガクアジサイ(ダンスパーティー)は花後、地際まで切っても毎年たくさん咲いてくれます。こいつは大きくなるのでこれが一番楽です。来年、ためしに春にばっさり剪定して咲くか?ためしてみたいと思います。

すっきりしました^^ 後ろにアーモンドが植わってますので正直アジサイは邪魔なのです・・・

アップはこんな感じ。何も考えずに地際で切ればいいだけなので楽だしスペースは空くしでいいことずくめです^^

ということで大きくなりすぎて困ってるが花は見たいと思ってる方も一度、深く切ったり、時期外れに切ったりいろいろためしてみてください、意外と咲いてくれたりするかもです。

アジサイは意外と大きくなるのでたまにはバッサリ切ってしまったほうがいいと思います。アジサイは丈夫なのでめちゃくちゃ切ってもよっぽど生えてきます。枯らしたくなかったり、心配な方は半分だけ剪定するとか、ちょっと加減して剪定するとかいい塩梅を探ってみてください。

アーモンドの実が10個くらい成ってました^^ 去年まではヘロヘロで弱々しかったのですが、今年は樹勢が強いです。しっかり根付いてくれたようで将来楽しみです^^

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ユリの季節

ようやく梅雨入りしたようですね^^ 今年は例年より15日ほども遅い梅雨入りだそうです。

この6月の梅雨時に咲く花と言えばアジサイが有名ですがユリも開花時期です。品種にもよりますが、アジサイが終わりかけの頃から咲き始める感じです。うちのユリはいろんな種類を植えましたが、残ったのはこのピンクと赤だけでカサブランカとかは枯れてしまいました。カサブランカはなかなか定着しないのですかね? 前、憩いの農園で1球1000円ほどもするカサブランカが売ってたのですが、高いだけあって球根が普通の奴の5倍くらいで見たこともないようなデカさでした(笑) あれは、「さぞかし立派な花を咲かせることでしょう」と思ったのですが、貧乏な私は買わないで帰ってきたのですが、「買っとけばよかったな~」と後悔してます。

300円ぐらいで買える小さな球根や苗はせいぜい1,2年ぐらしかもたないけどあれなら結構増えてくれそうな立派な球根でした・・・ 好みもありますが、やはりカサブランカは人気なだけあって私も一番綺麗だと思います。

この時期、仕事してるとあちこちのお宅様でタカサゴユリが勝手に生えてますね~。あれも好みが分かれるとこですが、個人的には引っこ抜いたほうがいいと思います。ほっとくと種で庭のあちこちから生えてきます。もともと園芸用で入ってきたようですが、あれより綺麗なユリがたくさん出てきたので今では雑草扱いです。繁殖力が強いのでそこらの道端でもよく見ると思います。ただ夏の花が少ない時期に咲いてくれるので貴重とも言えます。しかもタダで(笑)

まあ、こういう勝手に生えてきた植物も園芸の楽しみになる場合もあるのですが、大概はやっかいな植物が多いです・・・

ピンクも綺麗ですけどね・・・ ここまで花数多いと大きすぎて切り花には向きません。

3,4輪ぐらいが丁度いいですかね?ユリは人様にあげるとめちゃくちゃ喜んでもらえます。

菊とかあげる時とテンションが全然違うので、「ユリは切り花の女王なんだな~」と思います(笑)

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桃の収穫

今年は大きさ重視でかなり間引いたつもりなんですが、今見るとめちゃくちゃ成ってますね(笑)もっと間引いたほうが実がデカくなると思うのですが、無意識に欲が出てしまったようです。 今年は梅雨が遅いので去年より甘いです^^ 作物にもよると思いますが、水が少ないほうが甘くなるものが多いと思います。トマトとかはそれが顕著で原産地が南米アンデスの乾燥地帯なので水分を極力控えて栽培すると甘くなります。 ほんとに夕方葉っぱがシナシナになって枯れそうなぐらいが良いです。 そこでガマン出来ずに水をあげてしまう人が多いと思いますが(笑)

なのでトマトを雨のあたる露地で栽培してもなかなか甘いものが出来にくいですね・・・

しかし、去年より大きいのも結構ありました^^ このくらいなら売ってるものと同じくらいかもしれません。この写真、なんか違和感あると思ったら、スーパーで売ってる桃はお尻が上になって置かれてますね?たしかにあっちのが見栄えがしますね・・・

しかし、野菜とかは成ってる状態と同じ向きで保存したほうが良いとか言いますね?

こないだテレビで見たのはとうもろこしは縦に立てて保存したほうが良いとか。横に置いて保存すると作物が縦に戻ろうと余計な体力を使おうとして甘味が抜けるそうです。桃はどっちがいいかはわかりませんが・・・

野菜とか収穫後も芽が出てくるもの多いですよね?あらためて作物?植物?ってのはすごいですね? 収穫されてもまだ生きてる?んですから・・・

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ツツジの花後剪定は出来れば5月中に

今更かもしれませんが、ツツジが咲かない原因はほとんどが夏以降に刈り込み剪定してしまったパターンです。多くの花木は7月~8月の夏期(植物によって多少違います)に花芽分化と言って、来年の花の元を(花芽)作ります。しかし、秋の時点ではまだ肉眼では単なる葉っぱにしか見えないのでややこしいのです。ようやくツボミとして認識できる時期は、また植物によって異なりますがツツジの場合は年末くらいにツボミと判別できるようになります。

もちろん無剪定でも咲きます、というか無剪定が一番着蕾率が高いようです。やはり切られてからまた枝を伸ばすという無駄なエネルギー消費がない分、花芽形成に集中?出来るからですかね? 大きくしたいなら無剪定か弱剪定のが良いです。無剪定だと暴れるので軽く剪定してやったほうが萌芽を促進し形は整っていいかもしれません。

うちのツツジのように何十年も植わってるオオムラサキツツジは、かなりデカクなってしまって毎年かなり深く刈りこんでるので御覧のように花付きが悪いです。前年枝まで(葉っぱがなくなるぐらいまで深く)刈り込むと花数は少なくなるようです。

ツツジも平戸ツツジと久留米ツツジでは成長具合がどえらい違いです。久留米ツツジはサツキとあまり変わらないくらいの緩やかな成長具合であまり大きくならないと思いますが、そこら中でよく見るオオムラサキツツジ(平戸ツツジ)、うちのは高さ2mほどですが、下手すると3mぐらいまでいくと思います。現実的にはほとんどが刈り込まれますのでそこまでデカイ個体は稀ですが・・・

まとめますと、来年も花を咲かせるためには花後、5月中に本年枝(今春伸びた枝)までの浅めの剪定がベスト、6月以降遅く剪定するほど花数は少なくなる。8月以降にバサバサ切るとほぼ咲かない。生垣には大きくなる平戸ツツジのが向いてる。しかし、久留米ツツジのがこじんまりして花が綺麗な品種が多い。

ツツジやサツキはほんとに萌芽力の強い樹木で成長期(夏は除く)なら葉っぱがなくなるほどの棒状枝の丸坊主にしてもワサワサ生えてきて復活します(棒状の枝で冬を越して春に芽吹いてくるほど丈夫な個体も多いですが、出来れば冬前の強剪定はやめたほうが無難です)

なので大きくなりすぎても、ちっちゃくすることが容易です、カイヅカなど大きくなりすぎた針葉樹、コニファー類はこれが出来ないので扱いづらいのです。

これは霧島ツツジの盆栽。久留米ツツジよりさらにちっちゃい品種ですかね?ツツジ類は膨大な品種があるのでお好きな方はハマるようです(笑)

これもツツジ科の西洋シャクナゲ、こいつは暑さに弱いです。園芸店でよく売ってますがお客様宅でも街角でもあまり見かけないのはやはり暑さで枯れるからですかね?

他にアザレア(西洋ツツジ)は冬に満開の鉢物が出回りますが、寒さに弱いので地植えでは厳しいと思います。

紫蘭(シラン) 丈夫です、どんどん広がってきますので適当に切ったほうがよいです。

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