記録的猛暑で街路樹が枯れまくり

まだ残暑厳しいですが、朝夕はさすがに涼しくなり地獄の8月よりはかなりマシにはなってます。今年は名古屋の猛暑日年間日数が40日と最多更新だそうです。この連日の猛暑でも厳しいのに今年は梅雨明け後から8月末の台風まで一か月ほどまとまった雨が降らなかったので、「そら枯れるわな~」という感じですね。地面がカラカラすぎて八月は水道から出る水が生ぬるくなかったですか?

通常なら日に当たってる部分の水道管の熱い水が抜けたら冷たくなるもんですが、今年の8月はいつまで経っても水がぬるいままでした。多分水道管の埋まってる地下層もカラカラに乾燥してたからだと思います。

ここは西尾市某所の道路で、街路樹はクスノキですが、100mくらいの範囲で7本ほど枯れてました。生き残った奴より枯死した個体のが多かった気がしました。

これは根元の写真。ひこばえも枯れてます。完全に枯死してますね・・・

以前、伐採されてもひこばえがわらわら生えてきて復活する街路樹のクスノキの記事を載せたのですが、あれはこの道路沿いに生えてる奴でした。あれほど丈夫なクスノキでも今年の猛暑と雨が降らないダブルパンチで死んでしまいました。やはり雨(水)は非常に重要ですね。

せめて二週間に一日はまとまった雨が降らないとこの猛暑では地植えの樹木たちは厳しいと思います。特に街路樹は狭い植桝に植えられてて、かつ毎年キツイ剪定されてますので、一日中太陽光に樹体も根元も照らされるのでヘトヘトになるんじゃないですかね?回りはアスファルトの熱波反射だし・・・

せめて枝葉がもっと繁ってたら根元を自らの葉っぱで日陰に出来るので乾燥防止になるのですが、電線や道路にはみ出ると良くないということでバサバサ切られてしまいます。

こういう風に幹の下からわさわさ生えてくるのは上を剪定しすぎということです。

この通りは最終的に全部伐採されちゃうような気がします。強剪定されてリョロヒョロの樹ばかりで、もはや街路樹の役目になっておりません。

同じ場所でも、ツツジの植栽帯に植えられてるクスノキはまったく枯れてませんでした。樹木の根元は地面むき出しよりこのようになんか植わってた方が乾燥防止になって良いという証拠ですね~。

こいつはヤマボウシ、葉っぱが半分枯れてますが生きてます。もう9月なのでほぼ大丈夫ですが、これが8月で雨が降ってなかったら水をやったほうがよい状態です。

最近また暑くて雨が降ってないので表面はカラカラですが、8月末に一週間くらいまとまった雨が降りましたので根を張ってるあたりは水をしっかり保水してると思います。

なんか紅葉っぽいですが、半分枯れてる状態です(紅葉はもっと先ですから)

これが意外と来年のツボミがたくさん付いてました。ハナミズキも今時期になるともうツボミが確認出来ます。植物ってキツイ環境で死にそうになると子孫を残そうとがんばるので花数が多くなったりします。夏暑くて雨が少ないと来年花数が多くなるとも結構言われます。

話は変わりますが、お米がめちゃくちゃ高いですね(笑)なんも考えずに安くて常にあって当たり前のお米のありがたさが判りました。これは農業従事者を増やすいい機会ではないでしょうか?猛暑で作物不足も予想されるし、なにか良い方向へ向かうといいのですが・・・

私も冬の閑散期はなんか作物でも作りたいと思いますが、農家ってたしか簡単にはなれないんですよね?畑借りて趣味で作る分には問題ないようですが、畑持ってる知り合いも居ないし・・・ 趣味で野菜作ってる方にたまに貰うのですが、スーパーのよりとてもおいしく、作ってる方も若くて元気なので、「やはりよい趣味だな」と思います。

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