根が回ったまま植えつけるとどうなるか?

上の写真は枯れてしまったローズマリーの根っこです。つい最近伺ったお客様宅で半分枯れてて半分はまあまあ元気っぽかったのですが、一週間後見てみたら完全に枯れてました。

ローズマリーは正直よくわかりません。調べると地中海沿岸原産で乾燥に強いです。逆にジメジメは苦手です。向こうはカラっとした暑さですので日本のジメジメ高湿度は多分苦手です。

しかし、日本でもかなりお馴染みの植物で結構丈夫っていうイメージがありますが、寿命はそんなに長くないような? 一応樹木ですが、日本だとどっちかいうと草花のイメージ。

この子は地植えだったのですがすぐボサボサになるくらい元気でしたのでなんで枯れたのかさっぱりわかりません。

話をタイトルに移しますが、こいつが枯れた原因はわかりませんが、この子は多分植えつけ時に根が回った苗のまま植えつけたような気がします。根鉢の底の根がグルグル回ってますよね?絶対とは言えませんがかなり不自然ですよね?

園芸店で買ってきた苗は根が回って根詰まりしてることがよくありますが、教科書通り根は捌いてから植えないと生育が悪いですね。いつまでたっても新しい根っ子が生えてきません。

根鉢をグルグル回った硬い根が壁となり中から新根が抜け出せないようです。しかし、根をいじられるのが嫌いな植物とかありますし、調べるとそういう植物はそのまま植えるとか書いてあることもありますので悩むとこです。沈丁花とかは植え付け時に根は切らないほうが良いと書いてあります。

一般的に細根が多いタイプの植物はバサバサ切っても大丈夫な傾向が強いです。逆に細根が少なく太根タイプはあまり切らないほうが良いと書いてありますがソテツは多肉質の太根だらけですがバサバサ切っても大丈夫っぽいし、なかなかむずかしいですね・・・

いずれにせよ植物にとって根っこはとても大事なので、地植えする時の根っこの状態はかなり重要ポイントですね。「そんなの関係ねー!」と言わんばかりの雑草みたいに強健な植物は気にしないでもいいと思いますが、通常は根の状態でその後の生育が結構左右されたりするので気が向いたらたまには根をよく見てみてください^^ 植物ってどうしても地上部分しか見ないですからね・・・

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