キンモクセイの盆栽 開花

 

何処からともなくキンモクセイの香りが漂う季節になりましたね^^ この香りを嗅ぐと「秋だな~」としみじみ思いますが今現在は秋どころか夏ですね(笑) 本日も暑くて半袖短パンで過ごせる気温です。明日からようやく秋めいてくるようですが・・・

香りというのは記憶も呼び戻しますよね? 私はこの香りで子供の頃のなつかしい思ひ出も蘇りますね。キンモクセイは香りが有名すぎて花はまったく注目されませんが結構綺麗です。

暑いですが盆栽のコマユミとサルスベリが紅葉してます。地植えの樹木はまったく紅葉してませんが、なぜか盆栽は毎年紅葉するのが早いですね・・・

先日、剪定中に鳥の卵と遭遇しました。多分ハトだと思うのですが・・・

ハトの巣は仕事柄しょっちゅう空の巣は見るのですが、卵ありは結構レアです。親御さんは初めから居なかったように思いますが、戻ってきて無事孵ってくれるといいのですが・・・

ハトって巣作りしはじめてもなぜか制作途中で辞めてしまったり結構気まぐれのようです。うちもよくハトが巣作りしてますが大体ツガイで仲良く小枝を運んでますね あれはほほえましくて癒されます。他にもイタチが居たりヘビの抜け殻があったり、結構生物多様性があって庭力はあるようです(笑)お庭がある家の幸せを感じます^^

まえテレビで見たのですが、お庭もそうですが里山も人間の手が入ることによって生物多様性の人も他の生き物にも居心地の良い自然環境になるようです。放置状態の荒れたお庭は自然といえば自然なんでしょうけどそこに住むとなるとやはり居心地はよくないと思います。お庭はちょっと手を入れるだけで見違えります。剪定後にお客様にそのような言葉を頂けるとほんとにうれしく思います^^

樹齢70年くらい?の立派なマキの剪定

かなり立派なイヌマキですね。玉があっちゃこっちゃにいろんな動きしてておもしろいです。12段の脚立が出動しましたので推定樹高4.5mぐらい?ですかね?これ以上背が高いと仕事がかなりやり辛くなりますのでよかったです。

別角度。

私より年上なので「先輩刈らせてもらってありがとうございます」と言うべきですね(笑)

松が五本ある立派なお庭の剪定

昔ながらの立派な和風のお庭ですね^^ 毎年欠かさず手入れをされてるようで樹木の骨格がはっきりとして乱れておりません。とりあえずこの松2本をなんとか1日で仕上げました~。

他のモミジとかは後回しにします・・・

2日目はこいつらを仕上げたいと思います。

1本終わって、隣と比較。 なんかヒツジが毛を刈られる前と後のようですね・・・

2本終わりました~。

ラスト1本はあまり手入れしてないようでボサボサでした。ちょっと枝を間引いて、こいつだけは葉揉み(古葉取り)せず時短剪定で仕上げました。

1日で松三本やれました~ 自分で自分を誉めたいです(笑)

三日目。こちらのお宅様は松以外にもたくさん樹木があります。このマキ、なかなか良いと思うのですがちょっと玉数が多すぎてダンゴみたいな感じがしませんか?

3玉ぐらい間引きましたがすっきりして良くなったと思います。もうちょい頭が小さい方がよいかも?

三日間お邪魔させて頂きましたが全部出来ませんでした(すみません) 後日残りの木を剪定させていただきます。お客様は大変喜んでくださってとても充実感がありました。ありがとうございました。松は手入れが大変ですがやはり楽しいですね^^

人工芝貼り

元同僚の方から頼まれましたが 正直、人工芝貼りは初めてです(汗)植木屋(造園業)の仕事は結構多岐に渡るので少しずつ剪定以外の仕事の経験もしなければなりません。

今回は知り合いからのオファーなので気楽に練習がてらやらせていただきましたが、初めてのわりに結構うまく出来た気がします(自画自賛)

この人工芝は防草シートがすでに貼り合わせてありますので施工が楽です、しかし値段はお高めです。最近は本物の芝より人工芝貼る方のが多いと思いますが、高い人工芝はかなり良いですね^^ 本物の芝のが安いってのもなんか不思議な気がしますが・・・

もう一つ頼まれたのが堆肥置き場なのですが、正直ブロック積みを舐めてました。外溝のブロック積みは建築基準法で厳しく施工方法が定められてますので、私ではとても出来ませんが、お庭にちょろっと積むぐらいならということでやってみたのですが・・・

はっきし言ってちゃんとしたやり方ではなく(水糸さえ張ってません)、かな~り手順を省いてやってますが、水平だけは一応計ってやりました。

こんな感じです。プロからみたらかなりブサイクだと思うのでが、こちらも初めてやったわりには結構うまく出来たと思います(また自画自賛)二段なので鉄筋は入ってませんし、穴ポコも全部モルタルじゃなくて砂とかで節約してます(せこい?)

今回経験してみたわかったのですが、ブロック積みは超大変ですね。水平取るのがかなり難しいし綺麗に並べるのに何度もブロックを上げ下げするので腰に来ます。あと目地が狭すぎたので目地小手が入らず難儀しました(笑)こんなんでも1日かかってしまいました・・・

目地が汚いので後でスポンジで拭いときました。モルタルって乾いてないと簡単にスポンジで汚れ落としできますね。 ここに生ゴミや雑草、枯葉とか混ぜ混ぜすればいい堆肥が出来ますね^^ こちらのお宅は広いので良いです。家庭ごみ削減に貢献出来ます。

良い経験が出来ました^^

伐採した木材を塗装加工する

前回記事で伐採した黒松をチェーンソーで適当に輪切りにして鍋敷きとコースターにしてみました。そのままだと味気ないので塗装というかオイルフィニッシュという木材に染み込むタイプの塗料を塗りこんでみました。

左から無塗装、えごまオイル、木彫オイルというニス?っぽいものです。カーマで塗料コーナーを見に行ったのですが種類が多すぎて訳わかりません。適当になんかいい感じのこれを買ってきたわけですが塗料って高いですよね?この木彫オイル1600円ぐらいしました~。

対して真ん中のえごまオイルはドミーで税抜き798円でした。食用油としてはお高めですが塗料としては木彫オイルより割安です。

このえごまオイル、やたら綺麗ですね^^ 調べたら木工品に使えるオイルというのは乾性油という部類だそうです。一瞬うちにあるサラダ油でも塗ってしまおうか?なんて思ったのですが調べたらやはり家庭にある食用油、オリーブ油とかは不乾性油という部類でいつまでもベトベトして木工品の磨き上げには不向きだそうです。

逆に乾性油というのは名前の通り、空気に触れると酸化?乾燥してサラサラになるのでよく使われるそうです。ちなみにこのえごまオイルはゴマ油と名前は似てますがまったく違う種類です。ゴマはゴマ科、えごまはシソ科のようです。匂いも味もまったく違っててこいつは軽くちちょっと良い香る程度で味は可もなく不可もなくそのままだとおいしいって感じはしないのですが、サラダとかいろんな物にかけるとコクが出ておいしいそうです(やったことないですが)

木工塗料としては木工用もあるのですが食用でもとくに問題ないようなのでこれを買って来た訳です。なにより余っても食べれるから無駄がないです^^

他に木工品に使える乾性油は亜麻仁油桐油とかあるそうです。

適当にディスクグライダーでやすりがけして最後に400番の目の細かいサンドペーパーで磨きましたツルツルスベスベになりました^^

オイルフィニッシュの仕方を調べてやってみたのですが肌触りはえごまオイルが一番いいような気がします。右の木彫オイルはツルツルで水をはじく感じですがえごまオイルはスベスベで肌にすいつく感じです。左の無塗装でも全然良いのですがコースターとして使うとすぐ染みだらけになってしまう気がします。水だけならよいのですがジュースとかこぼしたらお終いですよね?

レトロなコップと似合いますね^^ なんかただの水がおいしく見えます(自画自賛)

水の吸収率ですが予想通り、左の無塗装はすぐ染み込み、右の木彫オイルは水をはじき、真ん中のえごまオイルがその中間ぐらいの染み込み具合でした。

使うにはえごまオイルが一番良いっぽいですね。嫌な匂いもしないので(木彫オイルはやはりシンナー系の科学臭が若干残ります)

木彫オイルは耐久性を付けたい家具とかに良さそうですね。

塗装も奥が深くて嵌ってしまいそうです・・・