桜(旭山)の盆栽

今年も例年より桜の開花が早いという異常気象が続いてますが私のこの旭山桜は遅咲き種で通常4月半ば頃に咲くのですがご覧のようにもう咲きそうです。

園芸が趣味ではない方でもサクラを嫌いな方はほぼ居ないですよね?しかし花見はしても意外とどのように花が咲くのがご存知ない(興味ない?)方は多いと思います。

アップにするとパカっと割れたひとつの蕾から花が3輪出てるのがお判りいただけると思いますがサクラとその他のバラ科サクラ属(桃や梅)との決定的な違いはここにあります。多いときはひとつの蕾から4厘出ることもあると思います。

あとはサクランボをイメージしていただくと判りやすいのですが梅や桃は枝にほぼくっついた状態で花を咲かせますが桜は花軸?花柄?を少しのばし、枝から垂れ下がったように咲かせます。これでほぼサクラか桜以外かが判断出来ると思います。

これは桃の花ですが上の写真のように大体ひとつの節から葉芽を挟んで2輪(多いと3輪)花を付けるという咲き方をします。一つの蕾から1輪しか花は咲きません。梅も同じような咲き方します。

しかし、サクラは一ヶ所に4つぐらい蕾をつけてそっからさらに3倍の花を付けますので梅や桃と比較して圧倒的な花数でゴージャスということになります。

なんでこんなことを書いたのかと言いますと、西尾歴史公園から文化会館へ続く細い道すがらに多分、青年の家?の前に立派は寒緋桜(だと思うのですが)があるのですが、こいつは早咲きで花が赤いので遠めで見ると「なんじゃあの梅は?どえらいゴージャス!」と思ってしまったからです。しかし近づいて見ると花がサクランボみたいに垂れ下がってるので「こりゃサクラだな~」なんて思って調べたら寒緋桜と判明したわけです。

ひとくちにと言っても何百種類とあるようです。私はサクラ博士ではないので正直、ソメイヨシノ、河津桜、陽光桜ぐらいしか判別出来ません。ですがサクラとサクラ以外はこのように似てるようでまったく違うというお話でした(笑)

多分、若い方とかは初春の綺麗なピンク色の花木はすべてサクラなんじゃないの?って思ってらっしゃる方も居ると思いますので、たまにはマジマジとアップで花を見てみるのもよろしいのではないでしょうか^^

上はニワウメの盆栽です。ウメと名が付きますが梅ではありません が、サクラとも違う?し微妙な品種ですね~。ちなみに地植えにしても大きくなりません

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