伐採した木材を塗装加工する

前回記事で伐採した黒松をチェーンソーで適当に輪切りにして鍋敷きとコースターにしてみました。そのままだと味気ないので塗装というかオイルフィニッシュという木材に染み込むタイプの塗料を塗りこんでみました。

左から無塗装、えごまオイル、木彫オイルというニス?っぽいものです。カーマで塗料コーナーを見に行ったのですが種類が多すぎて訳わかりません。適当になんかいい感じのこれを買ってきたわけですが塗料って高いですよね?この木彫オイル1600円ぐらいしました~。

対して真ん中のえごまオイルはドミーで税抜き798円でした。食用油としてはお高めですが塗料としては木彫オイルより割安です。

このえごまオイル、やたら綺麗ですね^^ 調べたら木工品に使えるオイルというのは乾性油という部類だそうです。一瞬うちにあるサラダ油でも塗ってしまおうか?なんて思ったのですが調べたらやはり家庭にある食用油、オリーブ油とかは不乾性油という部類でいつまでもベトベトして木工品の磨き上げには不向きだそうです。

逆に乾性油というのは名前の通り、空気に触れると酸化?乾燥してサラサラになるのでよく使われるそうです。ちなみにこのえごまオイルはゴマ油と名前は似てますがまったく違う種類です。ゴマはゴマ科、えごまはシソ科のようです。匂いも味もまったく違っててこいつは軽くちちょっと良い香る程度で味は可もなく不可もなくそのままだとおいしいって感じはしないのですが、サラダとかいろんな物にかけるとコクが出ておいしいそうです(やったことないですが)

木工塗料としては木工用もあるのですが食用でもとくに問題ないようなのでこれを買って来た訳です。なにより余っても食べれるから無駄がないです^^

他に木工品に使える乾性油は亜麻仁油桐油とかあるそうです。

適当にディスクグライダーでやすりがけして最後に400番の目の細かいサンドペーパーで磨きましたツルツルスベスベになりました^^

オイルフィニッシュの仕方を調べてやってみたのですが肌触りはえごまオイルが一番いいような気がします。右の木彫オイルはツルツルで水をはじく感じですがえごまオイルはスベスベで肌にすいつく感じです。左の無塗装でも全然良いのですがコースターとして使うとすぐ染みだらけになってしまう気がします。水だけならよいのですがジュースとかこぼしたらお終いですよね?

レトロなコップと似合いますね^^ なんかただの水がおいしく見えます(自画自賛)

水の吸収率ですが予想通り、左の無塗装はすぐ染み込み、右の木彫オイルは水をはじき、真ん中のえごまオイルがその中間ぐらいの染み込み具合でした。

使うにはえごまオイルが一番良いっぽいですね。嫌な匂いもしないので(木彫オイルはやはりシンナー系の科学臭が若干残ります)

木彫オイルは耐久性を付けたい家具とかに良さそうですね。

塗装も奥が深くて嵌ってしまいそうです・・・

丸太の皮むき

先日伐採させて頂きました左から黒松とクロガネモチです。両方とも直径20cmほどですが、黒松の方は年輪からの推測で樹齢10年ほどのようです。環境にもよるでしょうがこいつは成長が早いと思います。依頼された方もびっくりしてました。クロガネモチの方は年輪がはっきりわからないのですが20~30年?ぐらいかな~?

木材というとスギかヒノキって感じですが昔は松も結構使ってたようです。木材で多用されてたってことはやはり成長が早いんだと思います。そもそも松も建築木材に適した常緑針葉樹ですからね・・・

さて、この丸太をどうしようか?と考えまして、西尾クリーンセンターは直径10cm以上の幹枝は受け入れ不可なので業者さんに持ち込むか薪割りして10cm以下にするかということになりますが、松の方はまっすぐでなんか捨てるの惜しいな~なんて思いまして、適当にチェーンソーでぶつ切りにしたのですが、とりあえずベンチ代わりに取っておこうかと思います。

クロガネモチの方は皮向いてオブジェに出来ないかな?なんて思ったり思わなかったりですが、とりあえず遊びで皮むきしたいと思います^^

樹木は切ってすぐのが皮がむきやすいようです(水分を含んでたほうがむきやすい)しかし、材木にする場合は基本的に成長期は良くないようで秋冬時期に伐採がセオリーらしいです。

これがおもしろいように簡単にむけてしまいました^^ ちなみにクロガネモチはモチノキ科なので樹皮から鳥もちが取れるようですが、なんとなくそんな感じしますね・・・

丸裸にしてしまってなんかかわいそうな感じになってしまいました・・・

数日乾かしてからグライダーで磨こうかと思います。なんか真っ白すぎて味気ないですね?どうなるかな~? 

松の方は年輪もはっきり見えておもしろいので薄く輪切りにして鍋敷きやコースターにしてお客様に配ろうかな?って思ったんですが要らないですかね?

接ぎ木苗のひこばえをどうするか?(シデコブシ編)

園芸店で苗を購入すると結構な確率で接ぎ木してある場合がございますが、接ぎ木の理由といたしましては、種や挿し木で増やすことが困難な植物を逆にそれらが容易な近縁種に接いで増やす技術ということになります。

バラなんかはほとんど接ぎ木ではないでしょうか?(台木はノイバラ) 現在ではトマト、きゅうりなど野菜苗でも接ぎ木苗が多いようです。2品種の良いとこ取りの苗を作れるそうです。

さてこいつは今春買ったピンクのシデコブシなのですが、とても元気に成長してます^^ で、ご覧のように台木からヒコバエが生えて来ましたので教科書通りに引っこ抜いてしまおうかと思ったのですが、上があまりにも元気なのでそのままにしといたのですが、ヒコバエもこれまた元気で葉っぱを見るとどうも普通のコブシのようです。

台木のコブシ?の葉っぱ(デカイ)

シデコブシの葉っぱ(ちっちゃい)

比較すると大人と子供どころの違いではなく、もう全然大きさ違いますのね~。

一般的に台木のが丈夫な種類が多いので、台木からのひこばえをそのままにしとくと台勝ちといってそのうち台木の植物が優勢になって穂木が負けて枯れてしまったりするようですが、その逆もあるようです(台負け) はっきりとは言えませんが、ソメイヨシノは接ぎ木で増やすのが主のようですが台木(オオシマザクラ?)からソメイヨシノ以外の花が咲いてるのを見たことがないので台負け?してるのでは?と樹木医さんのHPで見たことがあります。

ということでこいつの扱いをどうしようか?と悩んだ結果、両者ともけんかしないようにバランス良く育ててハイブリッドコブシ?として育てようと思ってます。

ピンクのシデコブシと白?のコブシが一つの樹木として競演してたら綺麗じゃないですか?

今のとこ両方とも元気なのでいけそうな気がするんですが・・・

石膏ボード用下地センサー(下地探知機)

なんか最近、通販番組みたいに商品を紹介してばっかなのですが、マイナポイント頂いていろいろ便利グッズを買ったので紹介したくなってしまうのです(笑) 今回のこやつはまったく園芸とは関係ないものですがご了承くださいませm(_ _)m

現代の日本家屋はほとんどが安価な石膏ボードを使用してますが、うちも例にもれずそうです。たまにお客様の昔ながらの木造和風のお家を見ますとやはり「いいな~」と思いますね。

今、あのようなお家を作るとなるとものすごい高額になるでしょうね?話はそれましたが、この石膏ボードの問題点と言えばビス(ねじ)が効かないというのが誰しも思うことではないでしょうか?

こないだ部屋に1×4材で棚を作ったのですが、写真にあるホムセンでよく売ってる石膏ボードアンカー?って言うんですかね?でしっかり固定したつもりでしたが、ご覧のようにある日突然棚が崩落しました(笑)

このアンカーはわりとよく効くのですが、あまり重い重量には耐えられなかったようです。というか石膏ボードごとすこしえぐれて取れましたのでどっちかいうと石膏ボードのがやわで重さに耐えられなかった?ような感じですね?

ということでずっと放置してたのですが、マイナポイントの臨時収入が入りましたので前から気になってた画像の下地センサーを買ったわけです。これが2500円ほどとかなりお求めやすいお値段です^^

使用方法はとても簡単です。ボタン押しながらスライドして下地を探査したら矢印がピーと音と共に光ります。

そのままスライドしてもいいですが、逆方向からやると精度が良いみたいです。鉛筆でしるしつけました幅が10cmもあります。通常の木造家屋の下地の間柱の幅は4cm程度らしいですのでなんか不安を感じますが・・・ 

じつはうちは骨組みが鉄骨造なので構造が違うと思うのですが、こいつは安価な商品ですので下地が木か鉄かは判別出来ません。出来るのもありますが価格が高くなりますので・・・

しるしを付けた真ん中辺りに恐る恐るビスを打ちこんでいくと固いものにあたりました^^

とりあえずこのセンサーちゃんと使えるようです。でもこれ以上入ってかないので「鉄骨なのか?」と思いつつもっと力こめて打ちこんだら入っていきました。

ビスがが効くとこと空回りするとこがあるので若干不安ですが、まあよしとします。

また棚が抜け落ちてもよいようにあんまり物は置かないようにします(笑)