重い石を割る

庭に長らくほったらかしてた謎のコンクリートの塊、転がして動かすことはなんとか出来ますが1人で持ち上げることはとても出来ません。しかし庭石ならともかく見た目もそっけないコンクリは邪魔でしかありません。最近、電動工具をいくつか買ったのでそれで石を割って撤去したいと思います。

本日の従業員たちです^^ 電動ドライバドリルはマキタのミドルクラスで振動付きなので石に穴空けれます。もっとハイパワーモデルのがよかったかもしれませんが重量も重くなるのでこいつに決めました。ディスクグライダーはマキタの充電式にしては安かったですね~ 13,000円くらいでした。

ディスクグライダーって安いのだと3000円くらいから売っててびっくりしますがマキタのいいやつは20000円ぐらいしますね。

ディスクグライダーっていろいろ便利ですね?ですがかなり危険な道具らしいので注意して作業したいと思います。石を切るにはダイヤモンドカッターを使います。写真のはカーマで一番安い奴です(たしか1000円しなかったと思います)

ちなみにマキタ本社は西尾市のお隣、安城市にあります^^

安全対策アイテムです。 保護メガネは必須です! そして皮手袋に安全靴。削った埃がそうとう出ますので前掛け(エプロン)してやります。

とりあえず長年置きっぱなしだったのでかなり埋まってます。バールで「おらしょっ」と引っこ抜きます。サイズは60cm×30cm×18cmでした。よくホムセンで売ってる御影石の縁石(棒みたいな奴)5、6本分くらいですね?

ざっと重量を予測計算してみますと0.6×0.3×0.18=0.0324 水の重さ1に対して石の重さは材質によって2~3倍なので今回2.5倍で見積もると0.0324×2.5=0.081t キロに直すと81キロと出ました(予想重量)計算あってますかね? 間違ってたらすみません・・・

この石を捨てるのもいろいろ手間とお金がかかる場合もあるので食パンみたいに薄切りスライスして庭に敷石として再利用しようかと思いとりあえず端っこにドリルで穴空けましたが、これがうまく奥まで掘ってくれません。多分、このブツは砂利が混ざったコンクリなので小石が邪魔して奥までいかないんだと思います。ためしに普通のコンクリブロックに穴空けたら、いとも簡単に下まで貫通しましたので・・・

他にそこらの庭石もやってみたのですがなかなか手ごわかったです。やはり石でもいろいろあるので硬い石にはうちのドリルはパワー不足は否めません。

穴がかなり浅いのですが写真のセリ矢という石割道具をぶっさして金槌で叩きます。このセリ矢もほんとはもっと径が太いのがほしかったのですがうちのドリルは最大で13mmまでしか差し込めませんので致し方ありません。 ちなみにこのセリ矢3本ぐらいほしかったのですが意外とお値段お高くて2本での勝負となります。

セリ矢を交互に叩いていきますが、ご覧の通りジグザクで失敗どころか下まで割れず、表面が少しかけただけでした。やはり穴も浅いしディスクグライダーで切れ込みをいれてないので当然と言えば当然の結果ですね・・・

こいつはコンクリの加工物なのであれですが天然の石には石目という割れやすい目があるそうです。熟練の方はその目に沿ってセリ矢を打ち込み、パカッとあざやかに割るそうです。

あまりに大変なのでもう食パン薄切りスライスは辞めにしました(根性なし)今度はグラインダーで三辺に切れ目を入れてからセリ矢を打ち込みます。今回は運よくドリルが結構奥まで入ったので成功の予感・・・

カンカンカンと打ち込みますとあっさりパカっと綺麗に割れました~。 これは気持ちいいですね^^ これでもまだかなり重い、無理すれば持ち運べなくもないですが、腰をやられるのでもう半分っこずつにします。

なんとか四等分に割れました(汗)これなら楽に持ち運べ撤去出来ます。

ちなみに近くの菊に大量の削り粉がかかってシルバーリーフみたいになってます。かわいそうなので水をかけました。

グラインダーで切断する時って持つ向き(刃の回転方向)によって前か後ろに粉が飛びますね?私は今回前に粉が飛ぶ向きで作業しましたが逆に持ってたら自分が粉だらけになってましたかね? しかし顔に石粒がガンガン当たりますのでメガネ必須ですね。ノーメガネだと下手したら失明します・・・ 逆向きのが安全かもしれませんが右利きだと工具の構造上どうしても・・・

最後に体重計に乗ってもらって重量を測りました。1本18k~23kだったので ×4で大体80kgということになります。予想重量計算とほぼ合致しましたね^^

最近は庭に石を入れるより「撤去して欲しい」という依頼のが多いようです。昔と違ってお庭のスペースがないのと 庭スペースを駐車場にするためにそうするケースが多いようです。

昔はりっぱな庭だと庭石だけでも何百万という時代だったようですが、買うと高い石もいざ売ろうとしても売れないどころか大きい石なら逆に何万、何十万と撤去料がかかってしまうご時勢です。なにぶん重量物なので致し方ありませんが・・・

しかし、現在でも立派な庭石や沓脱石はそれなり良いお値段します。需要がなくてもそれ相応の値がするのもやはり重量物なので人件費がかかるからですかね?

ちなみに当中村園芸は小さな植木屋で重機がないので重い石の撤去は出来ませんのでご了承くださいませ m(_ _)m 

節約して撤去をするなら今回のテーマのように石を割るのも一つの手かもしれません(手間と危険と道具を揃えるお金がかかりますが・・・)

※ご自分で石を割られる場合は大変危険ですのでくれぐれもお気をつけくださいませ。

レザークラフトで斧サック(刃物ケース)を作る

安物の斧を買ったのですがケースがぺらんぺらんで頼りないので革細工で自作してみました。前からレザークラフトは興味があったのですがなかなかきっかけがないと始められませんのでこれを機に道具をひと揃えしましたがネットで買いましたら思いのほか安く(5000円くらいで)揃えられて助かりました(革細工はお金がかかるイメージだったので・・・)

ネットで斧サックを検索して素人でも作りやすそうな形にしたいと思います。浴衣みたいに羽織るような感じのがありましたのでこれにします。とりあえず画用紙を型紙代わりにして適当に斧にフィットするような感じでハサミで切っていきます

適当に作った型紙なのでねんのため一回り大きく革を切っていきます(なんかぶかっこうですが・・・)。この革は岡崎にあるレザークラフト屋さんで買った革なんですがお値打ちでした^^畳一畳はないにしても半畳はあるのでいろいろ作れそうです^^

作業工程がほとんどなくいきなり完成写真ですが(笑)革を斧に包んでみてサイズを微調整してから縫いました 縫う作業なんて小学生の家庭科以来?なんですがこれがとても楽しいのです。革は布と縫い方が違うのですが夢中になってしまいました(笑)ざっと1時間半ぐらいで出来ました。

取り付けてみましたがほぼジャストフィットでした。適当に作ったわりには上等の出来栄えです^^ もちろん素人なのでまだまだ粗が目立ちますが・・・ やはり革はかっこいいですね~ もちろん強度など実用性も十分ありますし。

 入れ物変えるだけで斧がかっこよくなりました。レザークラフト、はまりそうです(笑)

本日は大晦日となります。ブログを見てくれた皆様へ御礼を申し上げます。そして今年は中村園芸開業元年だったのですが、中村園芸をご指名して頂きましたお客様へ御礼申し上げます。 「ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m  皆様方、良いお年をお迎えくださいませ それでは失礼いたします。」 

中村園芸 中村勲

門松を作りました

作る材料がすべて庭で手に入れば安上がりですが現代ではそうもいかず竹は買ってきましたが太い青竹が売っておらず若干細くて寂しい気がしますが・・・ 南天も我が家の奴は実が成っておりませんので買ってきましたが切花は意外と高かったりしますね。この実付き苗が580円で売っておりましたのでそれにしました^^

松も買おうかと思ったらこれまた意外とよいお値段します。悩んだ末違うお店に行きましたがまだ出ておらず24日以降とのこと、それまで製作を待つ予定だったのですがわけあって急遽作ることになりました。 ですので松は家のまだ剪定してない松を適当に切って鉢に差し込みました。長い松葉のが見栄えがすると思いますがまあこれでもなんとか門松と認識できますね(笑)

最近はミニ門松が売ってますがあれもかわいいですね。門松は買うのもいいですけど自分でも簡単に作れますので一度チャレンジしてはいかがですが?正式な作り方はあるようですが地方によって違うらしいし、自分で好きにアレンジして斬新な作品にするのもありなんじゃないでしょうか?

日本の忘れられた和の正月気分が味わえて楽しいですよ^^

使いにくい竹ぼうきを改造する

500円ぐらいで売ってる格安の竹箒ですが柄がグラグラになってきて使いにくいしなにより掃いてもあまり綺麗にならないので修理を兼ねて改造することにしました

バラします。針金が外れてましたのでスポッと抜けちゃう感じなのでした。

このように掃きやすそうな細い枝だけを選んで作り直したいと思います。適当に切って選別していきます。

曲がった枝は切り取り、まっすぐの枝ばかりにしていきます

こんな感じで選別しました~^^ 左の方を使いますが、右の太い枝の方も捨てないで竹箒として使います エコですね^^

茎の方を揃えて穂先を切って揃えたほうが簡単ですが、なるべく細い穂先を活かしたいのでめんどくさいですが穂先を揃えて茎の方を切りそろえます。 どっちでもあまり変わらないかもしれませんが・・・

完成です♪ 柄が長いままなのでなんか間抜けですが手ぼうきと竹箒のハイブリット箒として使い勝手がよさそうなのでそのままにしました。 ちょっと竹が少なくて寂しいですが・・・ 掃いた感触はとても良かったです^^

1本の格安箒から2本に分割できてなんか得した気分です(笑)