庭にカブトムシの幼虫が居た・・・

ちょっとサイズ感がわかりずらいですが、コガネムシの幼虫より明らかに巨大なのでカブトムシの幼虫だと思います。子供の頃なら飛び上がって喜んだでしょうが、今は「へ~、まだ西尾も自然が残ってるんだな~」ぐらいなもんでした^^

先日、花壇の雑草やら芝生やらをむしってたのですが、まだ残暑があるでしょうからマルチングをしたほうがいいと思い腐葉土を引っ張り出したのですが在庫がちょろっとしかなくて、しょうがないので庭の落ち葉を蒔こうとかき集めましたらこいつが出てきたということなのです。

うちで剪定した枝葉は庭にほっぽっとくのですが、植木屋を開業してからはお客様宅から出た剪定枝も量が少ないときは庭にほっぽるのですが、狭い庭ですので結構な厚みになってしまいます。が、葉は8割ほど、幹は5割ほど、枝はその中間ぐらい?が水分なので夏の日差しを浴びたらすぐに干からびて体積が減ります。ことしの夏は雨が多かったので腐りも早く、写真のように下の方はとてもいい感じに腐葉土化していました。

腐葉土は買うと高いし品質もマチマチなのでこのように自給自足が環境にも金銭的にも最高ですが、問題は場所ですね~。うちがもうちょっと広ければよかったのですが贅沢は言えません。仕事をがんばって枝葉処理の場を得たいです・・・

庭にちょっといいかんじの蕾を上げてる謎の草があったので放置してましたらニラだと判明しました^^ 葉っぱがヘナヘナでなんかやる気のない草だな~と思ってたのですが花は意外と綺麗ですね。 こいつはわりとそこらに勝手に生えてくるようです。

※スイセンとの誤食にはお気をつけくださいませ、ニラは匂いですぐわかります。

サツキの強剪定から三ヵ月後

サツキの強剪定(丸坊主)から二ヵ月後 | 中村園芸 西尾市の小さな植木屋さん (nakamura-engei.com) 前回記事、5月下旬にブッツブツに強剪定したサツキなんですが、あれから3ヵ月経ちご覧のように元気にフサフサになりました^^

今年の夏は雨が多かったのもあるかもしれませんが、サツキは暑さとかへっちゃらな感じですかね?写真で見ると復活力のすごさがよくわかります 丈夫ですね~サツキは・・・

そしてこちらは根元で伐採したイヌツゲですがやはり生えてきました。簡単には死にませんね。ここに私の好きなナツズイセンを植えるためにかわいそうですがイヌツゲを伐採したのですが、肝心のナツズイセンが1本も咲きませんでした(がっかり)

球根がでかくても咲くとは限らないので結構デリケートなのかもしれません・・・

今年はナツズイセンを掘り起こしてあちこちに植え替えたのですが、50球ぐらい植えて咲いてくれたのがたった3球だけでした(なぜ?) 来年に期待します・・・

グリホサート系除草剤(ラウンドアップ)の実力

なんかラウンドアップの宣伝みたいになってしまいますが申し訳ありません。というのも今年も異常気象で8月なのに10日連続くらい雨模様という「梅雨が戻ってきたのか?」と思うほどの異常事態ですが、当然庭の方もいつになく雑草だらけになっております。

なので先日晴れ間の隙にグリホ系除草剤を撒いたのですが、その後すぐに(30分もしないうちに)結構な雨が降ってきてしまい。「こりゃさすがに薬剤が流れて効かないだろうな~)なんて思っていましたら、予想に反してしっかり効いております(びっくり)

強害雑草ツユクサもご覧の通りヘナヘナになってます。こいつはそこらにポイッと捨てとくと簡単に根付いてしまうのでやっかいですし、根っこにちっちゃい球根みたいなものがたくさん付いてるので抜いても抜いても生えてきます。

芝生の中に生えてる奴も、もうすぐ枯れそうです。芝生内はほんとは手で抜いたほうがよいのですが、夏の庭仕事はただでさえやる気がしないのにこの長雨で雑草だらけだったので、ズボラですが「芝が多少枯れてもやむなし」とばかりに霧吹きでピンポイント散布しました。

ラウンドアップの説明書によりますと最新の製品は散布後1時間経てば雨が降っても大丈夫とうたってますが、ほんとに看板に偽りなしで効くようです。昔の製品は散布後6時間だったそうです。世界で一番売れてる人気除草剤なのもうなずけます。しかし、国によっては発がん性がなんちゃらと言って禁止にしてる国もあるそうです。

農薬の扱いはいろいろ議論されるむずかしい問題ですが便利なのでどうしても使ってしまいますね・・・ ちなみに私はラウンドアップは高くてよう買えませんので安いジェネリック品を使ってます。ジェネリック品の中でもさらに農耕地用と非農耕地用というのがあるのですが、ラベルの成分表を見るとまったく同じ成分なのに価格が倍違ってました(謎)

600円と300円でした。いつもは600円の農耕地用を使うのですがためしに安い非農耕地用を買ってみました。調べたら農林水産省に登録すると農薬扱いになるので農耕地にも使えるらしいですが、お金と手間がかかるので無登録で販売する業者もあるようです。そういったものを非農耕地用(駐車場や道路脇など)として安く売ってるようです。

しかし、制約があって非農耕地用除草剤を農耕地に使うと違法で罰せられるらしいです(もちろん食用作物などへの影響が理由なのはわかりますが)。同じ成分で農耕地用、非農耕地用の区別があるのはややこしくてよくわかりませんが、ようは国のお墨付きがあるかないかの違いなんでしょうね・・・

 300円の非農耕地用は輸入製品で生産国は未記名でした。600円の高い農耕地用でも中国産でしたので多分ほとんど同じブツだと思います(あくまで私の予想です)

とにかくこういったものは「安物買いの銭失い」にならないようによく吟味する必要がありますね~。

ちなみに他のよく見る除草剤として粒状(粉をふりかけるタイプ)のお手軽簡単なものがありますが、あれは土壌残留効果が強く一度ふりかけると三ヶ月くらい雑草が生えてこない強力なものもありますが庭木の下にかけてしまうとその庭木が枯れるおそれもありますのでご注意ください。うちの姉は粉系除草剤を愛用してますが、多分それが原因で庭木が枯れたことがあります。

その点ラウンドアップ系は土壌に染みてもすぐに分解され庭木には影響がありませんので使いやすいわけです(※ラウンドアップマックスロードALⅢという最新製品だけは散布後6ヵ月雑草抑制の持続効果があるようなので注意)。あくまで葉っぱに薬がかかったものだけに効果があります。逆にいうと葉っぱのない茎だけとかだと効果は期待出来ない(弱い)です。なのでラウンドアップは薬剤散布前に雑草を刈るのは逆効果(葉っぱが多い方が効く)と説明しております。

梅の木にカイガラムシ大量発生

ちょっとピンボケしてますが枝にびっちりとタマカタカイガラムシが付いてます。今年に2月頃、花が咲く前にマシン油乳剤をかけたのですが発生してしまいましたので、正直予防効果に??が付きましたのでもう予防目的のマシン油散布はやめることにしました。効果がないものをかける意味がありませんので・・・

思うに、環境のが大事なような気がします。この梅の木はぼっさぼさでカイガラムシが付いてる枝にはほとんど日が当たらず風通しも悪いので、やはりこういう環境を虫たちは好むようです。

うちにはツバキやサザンカなどチャドクガが付く樹木がたくさん植わってますが、毎年悩まされてるのですが今年は剪定をこまめにしてかなりスッカスカに風通しよく剪定したところ今のこと発生0件という快挙になっております。多分初めてだと思います。

ということで薬剤は便利ですが環境のことを考えますと樹木の生育環境を良くして害虫発生時期に風通しよく仕立てることが一番だと思います。

しかし、ここまでびっちりカイガラムシが付いてしまったら手で取るのは気が遠くなりますので薬剤をかけましたが、ここで悩むのはカイガラムシは薬剤が効きにくいという問題です。一瞬、夏だけどマシン油を薄めでかけてみようかな?と思ったのですが、その前にモスピランをかけることにしました。

モスピランは説明書ではカイガラムシは適用してないのですがオルトランと同じ浸透移行性がありますので効くかと・・・ しかもオルトラン等有機リン系薬剤より新しいネオニコチノイド系農薬と言って有機リン系が効きにくくなってしまった虫にも今のとこよく効きます。

しかし、ネオニコチノイド系薬剤はミツバチが減った原因なのでは?と議論されてます。その辺はまだはっきりとしてないらしいのですが、私はネオニコチノイド系を使う時は極力、花が咲く二週間前ぐらいの間近の時は花に薬剤が残留しますので使うのはやめるようにしてます。

話が長くなりましたが、モスピランを昨日使いまして本日梅を見てみると、これが見事に効いてます。手でポロポロと簡単にカイガラムシが落ちますのでまず死んでると思います。生きてる奴は結構がっちりくっ付いてますので・・・ やはり薬剤は便利ですね。しかし適材適所でピンポイントに最小限に使うのが環境を考えるといいような気がします。なかなか難しいですけどね・・・

毎年こぼれ種で咲いてくれるひまわり(バレンタイン?)ですが今年は一株だけでした。しかしその一株がやたら大きく花数が身長を超えるひまわりとしてはかなり多いのではないでしょうか?ことしは種を保存しときたいと思います。

最近の夏は暑いので私は夏園芸は夏休みで水やりと雑草取りぐらいしかしませんが、カーマに寒菊の真っ赤な立派な苗が売ってたので思わず買ってしまいました。多分、写真ほど真っ赤ではないと思いますがどんな色か楽しみにします。

テッポウムシ

ふとサザンカの根元を見るとお馴染みの木屑がたまってるではありませんか。結構大きなサザンカで幹も太いので一瞬見ないフリをしようと思ったのですが、念のためオガクズを退けて確認してみると・・・

蟻が集っていました。なんとなくテッポウムシ被害とアリってセットなような気がします。薬剤をかけようと思ったのですが蟻が巣作りかエサ探しかわかりませんが集まってたので、もうテッポウムシはアリさんの餌食になってるだろうから薬剤散布はやめました。

私は経験上どっちかいうと「アリは樹に悪影響はあまりないと思う派」なので放置しますが、この後も要観察していこうと思います。多分、根元に洞(穴ぽこ)は出来てしまうと思いますがある程度樹が大きくなると洞を樹木自体が自分で作る場合もあるとなんか読んだことあります。よくわかりませんが、理由は省エネのためだとか?

うちにこいつとほぼまったく同じくらいのサザンカがもう1本あるのですがそいつは根元に結構でかい洞が開いてますが強度的にも生育的にも今のとこ問題なく健康のようです。ただ根元は風通しよく洞が湿気でジメジメしないようにするのは腐りが広がらないよう防止する重要ポイントだと思います。