口紅みたいなツバキの蕾

タイトル通りです。西洋ツバキのナイトライダーという品種です。ピカピカで質感もそっくりじゃないですか? これだけツヤツヤしてるってことは蝋物質が豊富っぽいですね?

植物は自身を保護するために蝋物質を分泌します。身近なものではりんごやブロッコリーなどなど みかん類の皮もそうですね。洗おうとすると水をはじきますよね?

うちの父はりんごを見ると「見た目よくするためにワックスかけてるからベトベトする」とか普通に言いますが、私は別に反論しません(笑)昔の常識はそうだったのかもしれません。父が無知なだけのような気がしますが・・・

ツバキはサクラと違って地味ですが春の間、長いこと咲いてくれます。咲く前に剪定して透かしたのですが、そうしたほうが綺麗に見えますね。花が多すぎても風情がないということに気付きました・・・

サザンカ 伐採、抜根

うちのサザンカですが、多分30年ぐらい植わってると思います。左隣もサザンカなので前から混みすぎて気になってたのですが、父の了解を得てかわいそうですが伐採することになりました。庭を良くする為にはこういうこともしないといけない場合があるので、やはり植えるときに将来のことを考え、しっかり吟味してから植えることが大事ですね。

主幹がこんな感じで半分枯れてますがまったく問題なく元気です。腐りは止まってないかもしれませんがそんなに深刻ではありません。こういうのも古木感があっていいですね^^

横から見るとこんな感じでイナバウワーしてます。剪定するときいつも幹に乗ってやってますがまったく問題ない強度です(樹木はすごいですね)しかし、樹形が今一なのと無駄に場所を取ってますので伐採してスペースを空けたかったわけです。

取り合えず枝葉を伐採します。今日は抜根もしますので幹はあとでグラグラ揺するために残します。

場所が狭いのでやりにくいですが、いつものように鍬でガスガスと掘っていきます。ヒコバエがすごいですね。主幹が半分枯れてるので新しい枝と更新したくてこんなに芽を出してるのだとおもいます。

ちょっとグラグラしたので強引に幹を揺すって見たのですが根元で折れてしまいました(笑)

根っ子は太い根でまだまだがっしり大地を掴んでますが、主幹は半分枯れてましたので根元の方までダメージが続いてて強度が弱くなっていたと思われます。

ちなみに下写真の右、赤矢印の穴ぽこのとこにクマバチが眠ってましたが起こしてしまい、申し訳ないことをしました。しかし、もう春なので大丈夫でしょう(多分)クマバチはでかくてブーンと羽音がすごいので一見怖そうですが温厚なのであまり攻撃してくることはないです。オスには針がなくてメスのみに針があるそうです。

ひたすら掘っていきます。毎度のことながら抜根作業は疲れます。

まるでさつまいものようなド太い根っ子です。こんな立派な根をしてたら切っても切っても生えてくるわけです。しかしさつまいものようにやわらかくはないのでまったく抜けません。

金テコでもビクともしませんのでノコで切ります・・・

「やっと抜けました~」というか切り取ったと言う方が正しいかも?

↓ before after

サザンカには申し訳ないですが、やはりなくした方が良くなった気がします。

ということでサザンカさん今までお疲れさまでした~。

早咲きの桜

今日は暖かかったというか暑かったですね?半袖でも問題ないくらいでした。自転車でブラブラしながら「今年は写真を撮ろう」と狙ってたカンヒザクラ(寒緋桜)が満開でした^^

場所は青年の家?だと思うのですが、建物には「働く婦人の家」と書いてありますね? 西尾幼稚園の隣です。西尾歴史公園の細い道すがらのテニスコートや機関車のオブジェがあるあの辺です。

アップで見ると、「まだ花が全開に開いてないな~」なんて思って家で調べたらどうもこいつは、この半開きの状態までしか開かないそうです(変った奴ですね)それでもかなり綺麗です(全開に開いたらもっと綺麗のような気もしますが・・・)

所変わって西尾市役所にも綺麗な花木が満開で咲いておりました。早咲き桜の代表選手、河津桜のようです。こいつは桜餅の葉っぱに使われる大島桜と上で紹介した寒緋桜の自然交配種らしいですが、まだ発見されてから50年ほどの比較的新しい品種のようです。発見場所の静岡県河津町から名が付けられたようです。ソメイヨシノよりかなり濃いピンクですね・・・

やはり桜は梅より花数がすごいですね・・・

キリシマツツジ(盆栽) 植え替え

植え替えシーズンですが、こいつでほぼ終わりそうです。毎年1日2日で一気にやってたのですが、すんごい疲れるので今年はちょっとずつ日に2、3鉢ずつとかやってましたが楽でした。しかし忙しい方はやはり休みの日に一気にって感じでやるしかないですよね?

植え替えは楽しいのとめんどくさいのが織り交ざった作業ですね・・・

根張り。

育てて4年?ぐらいですが今年は初めて満開になりそうなぐらい蕾が付いてます^^

しかしこのキリシマツツジ(ミヤマキリシマ?)は葉っぱが小さいのでほとんどサツキと区別がつきませんね?咲く時期はたしかツツジと同じ時期だったような気がするのでツツジだと思います。サツキもツツジも、ようは一緒の部類(ツツジ属)のようですが咲く時期で呼び分けてるようですね?

ツツジ類は酸性を好むので鹿沼土を大量に入れます。

表土がカチカチだったので水通りがかなり悪かったと思います。綺麗に耕しました^^

ツツジの根っ子はとても細いです。一般的に太い根より細根のが水を吸いやすいのでツツジ類は移植が容易なんでしょうね?

切った根っ子

綿(コットン)までふわふわとはいきませんが近いものがあります。

ツツジ類は乾燥を嫌いますので一回り大きな鉢に植え替えました^^ 

植え替えたばかりの新品の鹿沼土は輝いて綺麗です^^

大株のツツジ(オオムラサキ、樹齢50年)の移植

去年9月のオオムラサキツツジの生垣の幅を詰めるで書きましたが、移植適期になりましたのでかなり気は向きません(重労働なので)が移植したいと思います。今日は気温も暖かく、北風もないので最高だと思います。

上の株ですが、9月に伐採して丸坊主にしたのですが秋にこれだけ芽が出てボサボサに復活しました。あらためてツツジの復活力の強さには驚きます。父が言うには、「多分50年ぐらい植わってる」とのこと。たしかに直径5cmほどの太枝が結構ありますので古木っぽいですね。

これはそうとう苦労すると思います・・・

古い株は根っ子も太いのでスコップでは歯が立ちません。鍬で回りを掘っていきます。

で、こういう太い根っ子が出てきたらノコギリで切っていきます。

樹木の上(枝葉)と下(根)は比例してると言われてるので、太い根っ子だらけです。こりゃ大変だ~。手掘りの抜根作業はかなり体力を消耗しますので、スポーツゼリーとかでエネルギー補給をしたほうがいいですね。バテバテで水飲んでも仕事が捗りませんがゼリーを飲んだらこれが持久力アップするんです。

やってる最中は「もうやめようかな?」ってぐらい手こずりましたが2時間ほどの格闘でようやく株が動きました。しかし、めちゃくちゃ重い・・・

根鉢はこんな感じ。

重すぎて穴から引っ張り出せません(どうしよ)。根が浅いと言われるツツジでもさすがに50年も植わってる奴はかなりのもんです。根鉢をちっちゃくしようにも太根だらけでどうにもなりません。とりあえずデカイ斧で赤線のとこを打ち込みなんとか半分にしました。

1人じゃとても持ち上がりませんが、なんとか引きずって穴から出ました。幸運なことに移植場所までひきずって移動出来ました(しかし腰に来ます)

この人が住んでた場所です。 サイズ感がわかりにくいですがそうとうでかいです(笑)

ここは生ゴミを埋めて堆肥を作る場所にします(エコです)

移植場所は茶色の葉っぱが敷いてある辺り(アジサイの奥)に植えようと思います。

穴を掘りましたがここは人が通らないのでふかふかで掘りやすくて助かりました。大切な樹木なら腐葉土や堆肥をまぜますが、そうではないのでこのまま植えます。

サイズを測って一回り大きい穴(100㎝×80cm)深さ30cmを掘りましたが、一度穴に落としたら、また引っ張り上げるのがそうとう大変なのでわりと正確にやりました。

もう体力的にも一発勝負でいきたいです。多少ずれても妥協するということで穴に落としましたら。綺麗にはまりました^^

隙間に土を入れて完成です。昼ごはん抜きで4時間ほどかかりました(ヘトヘトです)

写真でわかると思いますが、ツツジとは思えないほどの太い枝の切り口ですね・・・

オオムラサキツツジは強いのでああいうぶつ切りした枝からワサワサと新芽が胴吹きしてきます。

とりあえず家の春仕事で一番嫌だったのを片付けましたのでかなり気が楽になりました^^

こういう重量ものの移動に重宝する三又(三脚)ぐらいそろそろ買ったほうがいいかな~と思いました・・・