アスパラガスの植え付け

前から気になっていたアスパラの苗を買ってきました^^(カーマで500円) こないだテレビでアスパラの育て方をやってたので植えてみようと思ったのです。

アスパラは植えてすぐには収穫出来ないと言われてたので躊躇してましたが、アスパラは野菜?ではめずらしい多年草なので一度植えると10年くらいは収穫出来るようでかなり楽でお得です。ようは多年草の新芽を食用とするので、まだ株がちっちゃいうちに新芽を摘みまくると当然株が弱り枯れてしまうおそれがあるので、一年間は新芽を摘まずに葉っぱを繁らせ光合成をさせ根っこを太く育てるということのようです。

適当に地面を掘り、堆肥と苦土石灰を投入

混ぜます。

苗(というか根っこ)はこんな感じ。よくこんな状態で死なないですよね? 

こんな感じで広げて植えるようです(結構場所取りますね?)なんかエイリアンの触手みたいな感じ・・・

生長点はこんな感じ。いかにも、もうすぐ新芽が出てきそうな感じです^^

土かぶせて水やって終了です^^(マルチングをした方が良いようです)

しかし、鍬でちょっと耕すだけでも疲れますね?昔の人はほんとすごいと思いました・・・

沈丁花が咲きました^^ よい香りです。数ある植物の中でも一番良い匂いではないですかね?(僕の中では)

春の訪れです、というかちょっと暖かすぎますね?

梅 開花

梅が良いのは花も香りもいいのですが、メジロちゃんたちが密を吸いにくるのも楽しいです^^ 

紅梅、植えて7年ぐらい?だと思うのですが結構大きくなりました(3mぐらいかな?)

剪定してないので若干ボサボサですが、今年は結構落ち着いてます。

今年は白と赤がまあまあ揃って咲いてくれたのでいい感じです。しかしこの品種(紅千鳥?)は花がちっちゃいのでちょっと寂しいですね・・・

八重より一重が欲しかったのでそれは良いのですが、花がちっちゃいので満開でもスカスカ感があります(十分綺麗ですけど・・・)

ちなみに梅は枝が堅いので、藪状態になった梅の剪定は結構難儀です(笑)

自作した固まる土(砂)乾燥後

先日、固まる土を安く済まそうといろいろ配合して自作したのですが、それがほとんど無駄な努力と化する出来事がありました。この「まさ王15㎏」がコメリでなんと一袋598円という激安で売っておりました。成分が書いてなかったので(企業秘密ですかね?)なんとも言えないのですが、カーマの奴は「セメントと珪砂」と書いてありました。配合割合はわかりません・・・

こいつはまさ王ってぐらいですからまさ土が主成分でしょうね・・・ 色がオレンジで明るくて良いです^^

まあでも、せっかくなので先日の結果発表していきたいと思います。

まずセメント:赤土(1:5)固まらないうちから木枠を外したのでボロボロですが(笑)ちゃんと固まってます。ためしに乗っかってみましたがへこないぐらいの強度はあるようです。まだ三日ぐらいなのでもっと日数が経てばカチカチになるんですかね?

地面を整地せず敷いたので「しっかり貼りついてるかな?」って思い剥がしてみると、あっさりペロンと剥がれ、しかも簡単に割れてしまいました(笑) 右の方はわりとしっかりしてますので、やはり施工時にしっかり叩いたほうが強度と接着率は増すということですかね?あと右のが若干セメント量が多いと思います。

モルタル等を打つ前の整地作業はめんどくさいですがやはり重要でしょうね・・・

断面。ほぼ土です。しかし踏圧には結構耐えれる感じでしたので意外でした。まだ半生っぽいから完全に乾けばここまで割れないかも?

指で潰すと簡単に粉々になりました。強度はないですけど、土に還りますので環境には良さそうです(エコ好きです^^)しかし、ここまでくるとほぼ土なので固まる土以前に固まってない土です(笑)

強度を考えるとセメント:赤土(1:4)ぐらいが限界かも しかし色合いがどうなるか?

セメント:赤玉土(1:4)だったかな? これもカチカチになってますが見た目が悪すぎて使えませんね・・・

これもセメント:赤土(1:5)なのですが場所が違うからか?同じものなのに色がぜんぜん違いますね? 北風が当たる場所なのでこっちのがカラカラに乾燥してるからだと思いますが・・・

質感としてはこのザラザラ加減が逆に好きですね私は。頻繁に歩くとすぐボロボロになりそうですが、コンクリの上を歩くよりクッション性?があって歩き心地が良いような気がします。

現代はなにかと土の地面が嫌われる傾向ですが(雑草や砂ぼこり等々)土の地面の良さもあると思うんですよね?(コンクリの太陽の照り返しがない、なにより自然です^^) 

この風合いこそ固まる土と言えるのではないでしょうか?あまりにガチガチだと色が違うだけでモルタルとあんま変わらない気がする・・・

最後はふつうのモルタル。 セメント:砂(1:3)練ってから打つより若干ザラザラ感がありますね。滑りにくそうなので強度を気にしなければ良いかもしれません。

おまけで実験しました。いろいろ調べると昔の土間(三和土)「たたき」と読むのですが、それは土:消石灰(3:1)+にがり で作ってたそうです。セメントが普及する前の工法ですね。強度的にはセメントのが圧倒的だろうし、雨ざらしの屋外向けではないと思いますが石灰は真っ白なのでよい感じの色が出来るのでは?と思い実験してみました^^

上は赤土:苦土石灰(3:1) ほんとは消石灰らしいのですがなかったので、家に10年ぐらい前から使いきれずに残ってる苦土石灰でためしてみました(大丈夫かな・・・)

石灰だけだと強度がないと思うので「+セメントバージョン」もついでに・・・

ちなみに苦土石灰と消石灰、同じ20kgで体積がこんなに違います。苦土石灰のが詰まってて消石灰のがふわふわした感じですかね? 値段は苦土石灰のが安いです(カーマで298円、消石灰498円) 石灰は日本でもたくさん取れるらしく、資源の乏しい日本で数少ない自己で賄える資源らしいです。なのでこんな安いんですね^^

セメントの主原料も石灰石なので日本の近代化に貢献したんでしょうね。

石灰のみのブツ 見た目は一番上品で良いですがやはり固まり方が甘い(にがり入れてないし、苦土石灰だし?)。こいつだけまだやわいです。もっと日数経てば固まるかもしれませんが・・・ またこんど消石灰で作ってみようかと思います。にがりは接着剤的に入れるようですが、ネットで検索すると高すぎて話にならないので入れずに作ってみます。

※1週間後、指で押してみましたが簡単に潰れました。この配合はまったく使えません。そもそも石灰配合の土間は三和土(たたき)ってぐらいですからね これ叩いてないし・・・

石灰+セメントバージョン あまり色合いが良くないです(カチカチですが)

ほんとはこいつらの水はけ(透水性)実験もしたほうが良いのですが、それはまた今度。

長くなりましたが、実験の結果は「コメリでまさ王を買うのがコスパよく一番手っ取り早い」という結果になりました(笑) 注:コメリの回し者ではありません^^

既製品の固まる土の成分がはっきりわかりませんのであれですが、ネット調べではセメント:砂(珪砂?真砂土?)=(1:2)+顔料プラスα(独自成分)を基準にして「水はけ重視や強度重視、土の質感を出したい」などなどで自作するのもありだと思います。石灰とかも激安なので自分だけの配合を実験するのもおもしろいと思います(コーヒーのブレンドみたいな感じですね)

ただ繰り返しますが、セメント、石灰類は強アルカリ性なので扱いには十分にお気を付けくださいませ、またいろいろ配合して化学反応を起こす場合もあるかもしれませんので不安な材料は事前に下調べするなどして安全を確保するようにしてください。

あと気付いた点はこの手の土類はkg単位やリットル単位で販売しておりますが、ものによって重量、大きさが様々で同じような商品(体積)なのに女性用に軽くなってるものとかありますので、㎏単価で計算するより施工面積的には重量より体積を目安にしたほうがよいと思います。重い製品のが強度はあるとは思いますが・・・

ということでなんか虚しかったですけどいろいろ勉強出来てためになりました~。

固まる土(砂)を自作する

今度、お客様宅で敷石(飛び石)をやらせていただけることになりました^^ 予定としてはホムセンでよく売ってる30㎝×30㎝の正方形平板で歩道を作るのですが、びっちし敷き詰めないで飛び石で施工しようと思ってます。

で、飛び石ですと石と石の間がむき出しの土ということになります。そのままでも、まあいいのですが、当然雑草が生えてきますので、固まる土でならしてこうかな?と構想中ということで実験をしてみたいと思います。

砂利でもいいのですが、防草シートも張らないといけないし、手間も費用もかかります。また、将来的に飽きてリニューアルしたいときに砂利は撤去がしちめんどくさいので今流行の雑草も簡単に防げて施工の楽な固まる土を思い出したわけです。

で、いろいろ調べるとどうも固まる土と言いながら、成分的にはモルタルとほとんど変らないどころかモルタルよりセメントの比率が多いらしいのです(びっくり)それに土っぽい色の塗料?顔料?で色づけしてあるわけです。

固まる土とモルタル施工の大きな違いは粉のまま敷くのか、水で練ってから敷く(打つ)かの違いのようです(間違ってたらすみません)水で練ったほうが中の空気が無くなりますので強度が増すということのようです。

「なんだ~、じゃあ割高な固まる土を買わなくても色や強度にこだわりがなければ、適当にモルタル作って敷いて水撒くだけでええやん」っていう結論に至りました(笑) しかしさすがにセメント色丸出しの灰色だと味気ない。ということで上にある材料で配合実験してこうと思います。

まず、私が一番期待してる赤土。カーマで498円。セメントが25kgで450円なので㎏単位だとセメントのが安いのがちょっとあれですけど(笑)それでも固まる土と比べると半額以下です。セメントの配合量にもよりますが固まる土をうまく自作出来れば既存の物より三分の一ぐらいの費用で出来ますので大きいです。ただ作る手間と、やはり一番は色合いですね。綺麗な土色が希望なら素直に買ったほうが良いでしょう。

塗料で染めるのも考えたのですが、この手の専用塗料は高すぎて却下しました。なのでこの赤くて良さげな土を発見したときはうれしかったです^^ 配合は一般的なモルタル配合のセメント:土(1:3)でとりあえず作ってみました・・・

ちなみに一般的な固まる土はセメント:土(1:2)ぐらいでかなりセメント量が多いらしいです。なんでこんなに多いのかは、やはり施工方法的に水かけるだけだと強度が弱いのでセメントが多いのだと思います。しかし、セメント単体で練ってもこれまた強度がないようでセメントが多ければよいと言うわけでもなく砂との絶妙な配分があるようです。

混ぜ混ぜしてくと、なんかがっかりしました~ 綺麗な土色が見事にセメント色に(笑)

土のが圧倒的に多いのに色でセメントに瞬殺されてしまいました。これは色彩で色の強さとかいろいろあるんでしょうか?よくよく考えると同じぐらいの袋の大きさ(体積)でもセメントは25㌔もありますから砂より粒子が細かく空気が少ないんでしょうね? だもんで、砂の大きな粒子にそれより小さい粒子のセメントがまとわりついてこんな感じに灰色が強くなってしまうんでしょうか?にしてもここまで灰色が強いとは想定外でした(がっかり)

しょうがないのでさらに2ぐらい足して1:5ぐらいの配合ですが、ほとんど変らない・・・

セメント、なんて恐ろしい子・・・

もうキリがなさそうなのと赤土がもったいなのでここでやめました(実験なのに必要以上にモルタルがあっても困るので)

※ 後で調べて知ったのですが、そもそもカラーモルタルにするには白セメントに顔料を混ぜるようで、写真の普通セメントは灰色なので染めるのは無理があるようです。そして白セメントは値段がかなり高くてネットで検索すると20kg2500円ぐらいなので普通セメントの5倍もします。ということで本物に近い奇麗な色のブツを自作しようと思ったら既存の固まる土より高くついてしまうという本末転倒状態になります(笑)

例えるなら、「牛丼は家で作るより吉野家(特に280円時代)で買った方が安くおいしい」と同列ですかね?

なので素直に固まる土を買った方が早いし綺麗だと思います。固まる土がモルタルや園芸土より割高と言ってもカーマで10㎏698円でしたのでドライモルタルや赤玉土の倍くらいですかね?。施工の簡単さ、便利さ手軽さを考えると高くないと思います。

大量に必要で、ある程度妥協してくすんだ色でもよいなら普通セメントでの自作で費用を節約するのもありだとは思いますが・・・

比率がわけわからんくなったので1:5で作り直します。強度的にやわだと思うのですが、そんなに強度が必要な場所でもないので(雑草防止のが主ですから)

続いて本日の目玉! 園芸でよく使う赤玉土とセメントを配合してみます。比率は1:4ぐらいかな? なんでこんなことをするのかと言いますと、固まる土の売りに透水性があるのですが、調べて見るとジャージャー水を通すとかそこまで透水性はないようです。大雨とか施工の関係でくぼんでたりすると結構水がハケずに残ることもあるようです。

それでもモルタルやコンクリだと水が浸透して抜けてくことはほぼないので固まる土のが浸透性は良いことは間違いないのですが、「樹木回りに雑草防止で固まる土をガチガチに敷いてしまうのは樹木に結構厳しいんじゃないのか?」と思い、水はけ重視の赤玉ブレンド固まる土を作ってみようと思ったのです。

それと既存の固まる土よりセメント量が少ないので弱酸性を好むほとんどの植物にも良いかと(セメントは強アルカリなのでコンクリブロック等は植物に悪影響があるとか言われてます)が実際はそこまで気にするほどじゃないと思います

それこそ酸性が好きなツツジ系の周りを出来立てほやほやのコンクリで固めないかぎり・・・

これまたセメント色強すぎて残念な結果に(笑) これは使えないな~

最後は山砂。ほんとはふつうのモルタル作ろうと思ったのですがモルタル用の砂がなかったのでこれで代用。

それでは混ぜた固まる土もどきたちを庭に敷いてきます。ほんとはちゃんと雑草取って整地したとこに敷くのがセオリーですが、実験なので雑草生えたままの汚い地面にそのまま敷きました。こんなんでもちゃんとくっ付くのですかね?強度を増したいときはコテでパンパンと叩いて固めると良いようです。

木枠が1個しかないので固まってないうちから抜いたらこげん状態に

やっぱめんどくさがらずに木枠ぐらい作ればよかった・・・

赤玉ブレンドは最後に作ったので木枠のまま固めます。これは木枠取ったらさすがにボロボロに崩れると思うので(笑)

固まる土は二回に分けて散水するようですが、一回目は軽く、二回目はたっぷりという感じでやるようです。ようは粉に水かけるのでいきなりバシャっとかけると形が崩れるのでまずやさしくかけて表面を固めた後にしっかり水かけ中まで浸透させ固めるという方法なんだと思います。ですので形を崩したくないなら、1回目はこのような霧吹きでかけるのが良いのではないでしょうか?

霧吹きで水かけた後です。

1回目で作りすぎた奴 適当すぎますが(笑)

最後のほぼモルタル(セメント+山砂)はこないだ敷石したラストの傾斜部分の土留めで敷きました(これまた超適当) 色は完全灰色ですが自然石とはまったく調和しませんね~

まあ実験なので(言い訳ばかりしてます)

二時間後、たっぷり水かけようと見てみると、これが結構土色に変ってるじゃありませんか?これはうれしい誤算、これなら使えそうです。あとは強度ですね(なにせ(1:5)なので)

今日は曇りだし冬だしで指で突くと凹んでまったく固まってませんでした(なんか不安)、というか雨降ってきました。固まった後(ほんとに固まるのか?)の様子は後日UPしたいと思います^^

最後にセメント、モルタル等は強アルカリ性なので目や手は必ず保護してください。かぶれや目に入ったら最悪失明の恐れがあります。

余談ですが昔、レモンをパック代わりに顔に貼る美容法が流行ったことあると思うのですが、あれは逆効果で顔にシミが出来たりしてよくないようです。なぜならレモンはpH2ぐらいで強酸性だからなようです(人間のお肌は弱酸性pH4.5~6.0)

樹木を適当にぶつ切りするとどうなるか?

私の散歩コースの歴史公園内にある前から気になってた樹なのですが、いつだったか記憶が曖昧ですが、多分半年前くらいに「えっ?」って思うくらい見た目とかまったく気にしてなくただの物体扱いで(笑)ぶっつぶつに切られてて「なんでこういう切り方するかな~」なんて疑問だったのですが・・・

多分、「西尾城の景観のためにこの樹木が邪魔だったから」もしくは「池の水全部抜くがロケに来たので、それの加減か?」 どっちもあくまで私の予想ですが・・・

前置き長くなりました。このような切り方を「寸胴切り」とか呼ばれてます。丸太のような切り口になって見た目は悪くなるし、切り口からこのように爆発したかのように枝が無数に生えて来ます。

お客様宅でもこの手の切り方はとてもよくあるのですが、植木屋泣かせです(笑)大概、「みっともないので全部切っちゃって」とか言われますが、そうすると毎年同じことの繰り返しになり、年々切り口がコブ状態になり(サルスベリでありがちな形です)生えてくる枝も太くなり切るのも大変だし、とてもかっこ悪くなり、本来鑑賞するべくしてある樹木が邪魔者扱いになってることが多々ありますね~。

西尾城がバックにあります。

どこも予算が限られてますので街の樹木たちは結構ぶつ切りされてます。特に西尾市は道路が狭いので街路樹たちは道路にはみ出た部分は毎年容赦なく切られてますね(笑)しょうがない面もありますが・・・

多分、街の樹木の切り方とか見た目とか気にしてる人はほとんど居ないので致し方ないですね・・・

このブツ切りされた樹木もよくよく見てみると電信棒みたいで樹幹から横枝がほとんど生えてないですね?だから切り戻せないというか、かっこよく小さくしようがない状況だったのかもしれません。

ちょっと光の加減で見にくいですが、これが樹のもつ本来の美しい樹形です。

クスノキもよく寸胴切りされますね。クスノキは樹勢がすごいのでほんとは街路樹向きではないと思いますが、植えてしまったものはしょうがないので切るしかないって感じでしょうか?

あらゆるところからワサワサ生えてきて容易に復活します。クスノキは日本の巨木ランキングで一番だったと思います。樹齢も千年クラスとかめずらしくなく長寿命なので生命力はすごいんでしょうね・・・

ついでに近くに居た桜(ソメイヨシノ)太枝の中が空洞になってモルタルが詰まってます。

これはよくある樹木治療の一種なのですが、最近は賛否両論ありまして、逆に腐食が進むので何もしないほうが良いとかいう樹木医さんもいらっしゃいます。

こいつは元気なのですが、腐食を止めるには湿気がこもらなければ良いと思います。モルタルが雨をうまく流してる状態なら良いと思いますが、一般的に木材とモルタルの相性はよくないようです。例を言いますと、フェンス等で丸太杭を地面に打って回りをモルタルで固める施工をしたとします。施工後ちょっとの間は土に直打ちより強度はあると思うのですが。年月が経つと金属と違って木材は経年劣化で痩せていきます。そうなるとモルタルと杭に隙間で出来て、そこに雨水が溜まって腐食が加速するそうです。

これ読んだとき「なるほどな~」って思いました。

で、問題はこのサクラの場合は死んだ木材と違って生きてる樹木ですので年々痩せるのとは逆に生長して太っていきます。写真でもわかると思うのですが、モルタルを樹皮が巻き込む感じで成長して結構隙間なくがっちりはまってるように見えますよね?

しかしすべてがこのようにうまく行くとはかぎりませんので賛否が分かれるとこだと思います。 樹木が太るといっても周りの生きてる部分だけで中身は死んだ部分なのでここがまた再生することはありません。その辺を考えて樹木治療をするということでしょうか?

私は前、樹木に洞が出きて湿気がたまって「これはまずいな~」なんて思ったことがありますが、そこをドリルで水抜き穴を開けたことがあります。その後の調子は良かったです。問題は樹木は生きてますので、年月が経てばそのうちドリル穴はふさがってしまうということです(笑)

枝が下向きってのも良いんだと思います(水が抜けやすいですからね)

お隣もモルタル入ってましたが、こっちのが状態は良くないように見えました。太枝が寸胴切りされてますし、直に腐って朽ちそうな感じです、この枝は元から切ってしまったほうが良い気がします。

ソメイヨシノは日本人から一番愛されてる樹木だと思うのですが、その切り方に愛情はありません(笑) どこも大概こんな感じでぶつ切りされてます。そら早々に腐って寿命が短くなるわけです。(ソメイヨシノの寿命は60年とか人間と同じくらいとか言われてて短命のようです)

↓ こちらにその辺くわしく説明されてるサイトをリンクさせて頂きました。

桜を未来に ~ソメイヨシノの寿命60年説は本当か?~

桜の寿命ってどれくらい?ソメイヨシノ以外の種類もまとめて公開