カイガラムシを顕微鏡で拡大

月桂樹にびっしりとカイガラムシが付いておりました、調べましたらルビーロウカイガラムシという種類らしいです。まったく動きませんので生きてるのか死んでるのかよくわかりませんが冬眠してる模様です。 というかカイガラムシは成虫になると足が退化しますので活動期でも一度居場所を決めたら生涯そこから動かないようです。

一匹、引き剥がして(意外としっかりくっ付いてる)裏返してみましたがなんだかよくわかりませんね・・・ この状態で越冬して春に卵を産んで死ぬそうです。駆除タイミングとしては幼虫が卵からかえった直後(5~7月?)がベストのようです。

カイガラムシは梅の木にもよく付きますが落葉後1月2月の寒い時期にマシン油乳剤をかけてますがこれが一番よく効くような気がします。一度、梅に石灰硫黄合剤をかけたことがあるのですが、当年カイガラムシが発生しましたのでカイガラにはマシン油にしてます。石灰硫黄合剤は病気にはよく効くと思いますがカイガラに関しては??マークです。 それに10ℓ以上のデカイ物しか売ってないし強アルカリ性なので扱いに注意がいるしで素人には扱いずらいですね(硫黄臭いのも)

さて、落葉樹ならよっぽど大丈夫だと思いますが月桂樹は常緑樹なのでマシン油を使うかで悩むところです。自分の樹なら50倍ぐらいに薄めてかけてしまいますが、お客様の大事な樹ということになると100%保証出来ないかぎり使いづらいとこがあります。また春にオルトラン液剤をかけるのがベストかな~?

ついでに月桂樹のつぼみ、葉っぱ、茎の断面もアップにしてみました^^

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