大株のツツジ(オオムラサキ、樹齢50年)の移植

去年9月のオオムラサキツツジの生垣の幅を詰めるで書きましたが、移植適期になりましたのでかなり気は向きません(重労働なので)が移植したいと思います。今日は気温も暖かく、北風もないので最高だと思います。

上の株ですが、9月に伐採して丸坊主にしたのですが秋にこれだけ芽が出てボサボサに復活しました。あらためてツツジの復活力の強さには驚きます。父が言うには、「多分50年ぐらい植わってる」とのこと。たしかに直径5cmほどの太枝が結構ありますので古木っぽいですね。

これはそうとう苦労すると思います・・・

古い株は根っ子も太いのでスコップでは歯が立ちません。鍬で回りを掘っていきます。

で、こういう太い根っ子が出てきたらノコギリで切っていきます。

樹木の上(枝葉)と下(根)は比例してると言われてるので、太い根っ子だらけです。こりゃ大変だ~。手掘りの抜根作業はかなり体力を消耗しますので、スポーツゼリーとかでエネルギー補給をしたほうがいいですね。バテバテで水飲んでも仕事が捗りませんがゼリーを飲んだらこれが持久力アップするんです。

やってる最中は「もうやめようかな?」ってぐらい手こずりましたが2時間ほどの格闘でようやく株が動きました。しかし、めちゃくちゃ重い・・・

根鉢はこんな感じ。

重すぎて穴から引っ張り出せません(どうしよ)。根が浅いと言われるツツジでもさすがに50年も植わってる奴はかなりのもんです。根鉢をちっちゃくしようにも太根だらけでどうにもなりません。とりあえずデカイ斧で赤線のとこを打ち込みなんとか半分にしました。

1人じゃとても持ち上がりませんが、なんとか引きずって穴から出ました。幸運なことに移植場所までひきずって移動出来ました(しかし腰に来ます)

この人が住んでた場所です。 サイズ感がわかりにくいですがそうとうでかいです(笑)

ここは生ゴミを埋めて堆肥を作る場所にします(エコです)

移植場所は茶色の葉っぱが敷いてある辺り(アジサイの奥)に植えようと思います。

穴を掘りましたがここは人が通らないのでふかふかで掘りやすくて助かりました。大切な樹木なら腐葉土や堆肥をまぜますが、そうではないのでこのまま植えます。

サイズを測って一回り大きい穴(100㎝×80cm)深さ30cmを掘りましたが、一度穴に落としたら、また引っ張り上げるのがそうとう大変なのでわりと正確にやりました。

もう体力的にも一発勝負でいきたいです。多少ずれても妥協するということで穴に落としましたら。綺麗にはまりました^^

隙間に土を入れて完成です。昼ごはん抜きで4時間ほどかかりました(ヘトヘトです)

写真でわかると思いますが、ツツジとは思えないほどの太い枝の切り口ですね・・・

オオムラサキツツジは強いのでああいうぶつ切りした枝からワサワサと新芽が胴吹きしてきます。

とりあえず家の春仕事で一番嫌だったのを片付けましたのでかなり気が楽になりました^^

こういう重量ものの移動に重宝する三又(三脚)ぐらいそろそろ買ったほうがいいかな~と思いました・・・

椿(ツバキ)の蕾いろいろ

春めいて来まして、ツバキがぼちぼち咲いてきました。うちのツバキは八重が多くてあまり綺麗ではありません。私はどっちかいうと和風が好きなのでほんとは一重の赤が欲しいです。

ツバキは花もいいですが、蕾も品種により色々な表情があっておもしろいです。

つぼみに穴ぽこが開いてますね。虫に食われることがよくあります。

これも八重ですぐ茶色の染みが出来てあまり綺麗ではありません・・・

こいつは黒椿系ですが遅咲きで開花は4月半ば頃ですかね?

枝垂れるツバキ(孔雀椿) 蕾が長細いですね。

白花八重

盆栽で育ててる西洋椿(チューリップタイム) こいつはつぼみもかなり綺麗です^^

イチゴみたいでおいしそうです。

こいつはサザンカか寒椿(どっちか不明)まだ咲いてます。3ヵ月くらい咲いてくれました。

冬の貴重な花なのかやたら鳥が蜜を吸いに来て楽しいです^^

ボサボサなので剪定したいのですがハトが巣を作ってるようなので、ちょっと様子見です。

梅が咲きました^^ 去年より遅いです。去年はほとんどの花が例年よりやたら早かったので通常に戻った感じです。

寒さ?で弱ったセンリョウの苗

タイトル通りです。昨年末に買った苗ですがご覧の通りヘロヘロになってます。根付いてる千両は丈夫ですが、まだちっちゃい子苗だと結構厳しいようです。センリョウは直射日光も苦手なようですが、さすがに冬の直射は大丈夫だと思いますので寒さと乾燥した風でやられたんだと思います。

これでも霜の当たらない軒下に置いてたのですが・・・

見るからに枯れそうですが、根本を見るとひこばえがたくさん出ています^^ 株立ち状に育つ種類はこれがあるから安心です。もうちょっと暖かくなったら地植えしたいと思います。

なんかごちゃごちゃしてますが左が赤実のセンリョウで右隣が白実マンリョウです。同時期に買ったのですが、センリョウの方はポット苗の時に水切れさせてしまって気付いたときにはほぼ枯れてましたがなんとか復活した奴です。今年で3年目?ぐらいですが、そろそろ実を付けてくれそうです。

見た感じマンリョウのが丈夫い感じですね、樹勢もすごくて最近混んでるとこをかなり間引きました。

元気ですが、よく見ると葉っぱに少し斑点がありますね。

さて、黄実センリョウを赤実センリョウの隣に植えたいのですが場所が狭いので他に植えたほうがよいかもしれないです。

センリョウは成長すると結構大きな株になるので将来混みすぎて良くないかと思いまして・・・

枯れてしまったサザンカ

前回記事 ダメな剪定 | 中村園芸 西尾市の小さな植木屋さん (nakamura-engei.com)から二ヶ月ほど経ちご覧のように枯れて(枯死)しまいました。前回はまだ下の段の枝葉は元気に青々してたのですが幹の焼けがひどかったのでダメだったようです。

しかし、サザンカには悪いですが私的には枯れてくれてありがたいのです。ちょっと邪魔だったからです(ごめん)こんなボロクソ言った後になんですが、今までお疲れ様でした~。

適切な剪定位置で切ることはとても重要ですね・・・

オキザリスが真冬に咲いてます。なんでこんな寒い時期に咲くんですかね?こいつは見かけは華奢ですがすごい丈夫ですね(どんどん広がってくし)。さすがカタバミ科です。

去年植えた斑入りのジンチョウゲ、蕾をたくさん付けてくれました^^ 葉っぱの斑も綺麗に入ってるし、よい買い物しました^^

去年、掘り起こしてそこら中に植えまくったナツズイセンが早くも芽を出してます。去年よりやたら早いですね。今年は咲いてくれることを期待します^^

毎年切っても生えてくる雑草木

この特徴的な対生についたでかいハートの葉と切っても切っても生えて来る恐ろしい生命力&成長力からずっとキリ(桐ダンスのキリ)だと思ってたのですが・・・

この実がまた特徴的でなんか図鑑で見たことあるな~ キリの実ではないっぽいし・・・と思い調べてみると意外とわからない。でかいハートの葉の樹木って意外と多いので・・・

で、この樹木、なんか匂いが臭いのです。「たしかクサギって樹木があったよな~」っと見てみるとあっさり正解でした^^ 「臭いからクサギ」なんてかわいそうな名前ですけど実は綺麗ですね?

このお宅様とお隣さんとの境界の狭いとこから生えてます。ちなみに赤い実はセンリョウです。センリョウ、マンリョウ、ナンテン辺りはやたら勝手に生えてきますね^^

クサギの方を見てみると黒い所が去年の切り口ですね、そっからド太い枝が今年2本生えたようです。

1年でこんな感じでビョーンと伸びました。2m以上はありそうです、すごいですね。庭の他の場所にも5、6本ぐらいちっこいのが生えてました。

この調子だと毎年切るだけじゃラチが開かないということで切り口にグリホサート除草剤を原液で塗らせていただきました。さすがに枯れると思いますが・・・ 

「ついでに隙間のセンリョウも切ってください」ということでなんかもったいないですがぶった切りました。こいつらは除草剤かけませんでしたので来年どうなるか?ちょっと楽しみです^^ センリョウ、マンリョウは日陰に強いですね。こんな隙間じゃほとんど日があたらないと思うのですが・・・